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足りないのはヘモグロビン

足りないのはヘモグロビン

酸素を運ぶ球体状の細胞が

あぁなんて事だ、我が体には

不足しているのだと言われた

小さな針が指先に当てられた瞬間痛みが走った

じわりと膨らみ現れた血の滴

検査をするために少量を染み込ませた

小さなプラスチックの破片を

機械に置いて読み込ませたら

判明した我が体の内面事情

ヘモグロビン量が10.2g/dLほどしかなくて

それは見事なまでの貧血、、と言う現実

女性が献血する際に必要な最低基準の

ヘモグロビン量を0.8g/dLも下回った値を

目の当たりにして僕は頭の中は???は?

どう言う事だろうと軽いパニック状態になった

たかが血液だし何かの間違いだろうと

思っていたら看護師はさらに二回ほど

調べてくれたが再び同じ値

今日は献血は残念ながら

できないと言う旨を伝えられた

さらに???訳が分からなくなった

隣にいた保険医の先生からストレスによるものか

過度のスポーツで疲れが溜まっているのかも

はたまた身体のどこかで出血が

おきているのかもと

なんだか思いあたるような

とてつもなく怖い様な事を淡々と教えてくれた

僕ははぁ、、とため息まじりの

信じられないと言う様な

頷き方しかできなかったが

数値は間違いなく異常を示して

僕は貧血なのだと示されており

病院に行かなければいけないのだと促され

目には見えないし自覚症状すらもないのに

急に不安だらけの事柄を頭の中に詰め込まれて

混乱状態に陥っていた

近場の病院、、

内科に行きなさいか、、

そこでもし更なる病気が

判明したらどうしよう、、

今ならまだヘモグロビンとか

言うものが不足してるだけで

貧血だって言うだけで済んでいるのに、、

健康を自負していた体だっただけに

今回の結果はあまりにもショックだった

36年間と言う時間が僕の体の中で何かしらの

歪みを生み出しているのは間違いない、、

怖いけれど安心はしたい

安心はしたいけど知りたくは無い

我儘だけど両立させたい心模様だが

どっちにしろとりあえず

病院にいかなければいけない

血液事情を回復させて

再び健康診断でAの文字が

書き込まれる日を迎える為には

いつまでもウジウジしている暇はない

早くても来週には病院で見てもらわなければ

、、たいしたことありませんように、、

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