取り返しのつかない怒りで後悔する前に
どうも!「ラクに楽しく」がモットーのらくたのです!
最近、怒ったことってありますか?
机の角にぶつけて「いて~!クッソ!!」とか(笑)
会計時に小銭を投げられて「もっと丁寧にやれや!!」とか(笑)
(笑)が二回続いて「調子のんなよ!」とか(笑)三回目…
生きていればイライラすることはたくさんあります。
そのなかでも「ブチ切れる」怒りは相当なもの、沸騰したようにバッ!!っと出て、気付いたら取り返しのつかない状態にあった…なんてことも…
ありますか?僕は「今のところ」はないです。
ということで今回はその「取り返しのつかないブチ切れ」状態についての原因と対処法を書いていきます。
ブチ切れてしまいそうになった時
つい数日前、外出をして帰って来たときです。
荷物(おもに本)を机の上に置いて「さぁ~片付けるぞ~」って思ったときに、
母から「荷物をリビングの机の上に置かないで…」っと言われた。
少し疲れていたので、「それ以上言わんといて…」っと、素っ気ない態度で言い、そそくさと自分の部屋に荷物を置きにいきました。
部屋から戻ってくると、母が兄に対して「僕の態度が悪かった」っと言っていていたので、僕が「ちょっと疲れていて当たってしまった」っと反射的に言った。
そこからは一気に母の言葉が強くなり…その後、僕はただただうなだれて聞いていました。
100%僕が悪い
まず僕がリビングの上に荷物(本)を置いていたのが悪いです。
食卓の準備もあるので、これは100%僕が悪い
そして注意に対して、悪態をとったのも100%悪い
だから怒られるのは当然です。
でも…
怒られてきた場面を想像すると、自分が100%悪くても、納得できないことってないですか???
こうして書いて、客観的に見ると…ほんっっとにクッソカッコ悪いこと言ってます。それくらい飲み込めよ!って思いますが、今回は違います。
積み重なった感情の炭は燻り始める
グダグダ言っても良くないので、もう一言!
「僕は母に対してイライラが重なっている」
だから注意されたとき、事実は母が正しくても
感情は納得できていないのです。
原因は小さな火と過去にある
小さいころから、怒られることが多かったです。
でも母が言ってることは正しく、そして自分が怒っても事態が変わらないことを理解していました。
「自分が我慢すれば、この場も母も収まってくれる」
そして小中高、就職して今の今まで、反抗期という時期は、僕には存在していません。
でもこれは客観的に見たときだけです。
自分のなかでは全く終わっていないんです。
「あの子は良い子」=怒らない=優しい
こんな評価を、僕も次男も言われ続けてきました。
それに、ねだらない、文句も言わない、だからはた目から見たら物凄い「良い子」だったと思います。
だれしも我慢してることあると思います。
べつに我慢自体は悪いとは思っていないですよ。
精神的に我慢できれば、厄介な敵も状況も作りにくいです。
物理的に我慢できれば、散財や暴食も抑えれます。
でも我慢なんです。
抑えて抑えた反動は、圧力鍋を爆弾にすら変えます。
なかにはたくさんの釘が生成されていて、いざ爆発すれば自分も相手も傷つけてしまいます。
火種を作らない&小まめに消化
そもそも最初に僕が謝れば良かったんです。
これで火種は生まれなかったわけです、
この記事も生まれなかったわけですが!!!
そしてこうやって書くことで、自分の心にけじめをつける。
あとは母の良い所に目を向けたり、「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に、思ったその時に言う。
そうやって小まめに消化していけば、大体の怒りは起こらず、そして治まります。
そうじゃない!!!!!
これで問題が解決するなら!家出する少年少女はいなくなるわけですよ!!!
火種を作らない、そして小まめに消化する。
これはみんな当たり前にやってます。てかやってないとやってらんない。
もう一つ重要なのが「掃除をする」
火が燃えたらそこには燃えカスが残ります。
この燃えカスが貯まりに溜まると大火災になって、そこからお互いに「火に油を注ぐ」ことをして爆発する。
結果として、消えない傷跡が残る。
こうなればもう取り返しはつきにくいです。
今回でいうと、母が怒っているのに対して、僕が感情的になり、爆発し、殴ったりしたら…最悪ですよね。
芯の芯
燃えカスをそもそも発生させないためには、燃えきることがまず1つ。
これが殴り合いのケンカって感じでしょうか。
拳で語り合うのは、この燃えカスを完全燃焼させること。
爆発まではいかず、燃えている段階でお互いに言いたいことを言いきる。
大抵はその場は険悪だけど、落ち着いたら悪かった…ってなるわけです。
僕は親友と呼べる友達とは必ずケンカしたことがあります。
ムカついたところがあれば言って、言い返してきて、そのときになって初めて本音がでる。
このときに我慢していると燃えきらずに、不完全燃焼となってじりじりと燃え続けてしまいます。
理想の最善策
そもそも燃える物体を発生させない=「根本の原因」を無くす。
これが一番ですよね。
でも人間関係があれば必ず火種は発生します。
それなら人間関係が無くなれば、火種は9割消えます。でもそんなことは絶対につまらないし、死ぬときに必ず後悔します。
怒る自分をまず許す
怒っていると自覚して、まずは自分を責めないようにする。
母に怒られていたとき、僕は自分が100%悪いと自覚しています。
でも本音は訳わからんくらいイライラしています。
そんなときに深呼吸をして、落ち着きます。
それから「過去のことを掘り返すな」「納得できていないならそれで良い」「とりあえず頭下げとこ」
っとその場を凌ぐことだけを考えます。
ここで爆発したら、ダメなんです。
そして冷静な話し合いもすることはできません。
火に油を注ぐことになるからです。
言いたいことはある
「その怒り方がずっと気に食わない」
「その言い方がずっと嫌いだ」
「正論パンチばっかりはやめてくれ」
「少し不機嫌なことくらい分かってくれたっていいじゃないか」
「なんで次男にも問題を話した」
これを言ってはいけないんです。
ぐっと我慢して、それからこうやって落ち着いて整理していく。
整理して整理して、根本の原因を探っていく。
それが僕にできるアンガーマネジメントだからです。
話し合いとは???
根本の原因を探っていくと、結論としては
「母と話し合いをする」っていう行動に行き着きます。
でも今は無理だと思っています…
今回だと、事実は僕が100%悪い。
でもお互いに感情的にはすごく怒っている。
なぜか?
昔っから怒り方がとてもきつく、正論パンチばかりで負かしてやろう!!っという勢いがビシビシあるから
そうなると僕の防御反応が強くでる。そんな態度に母はさらに攻撃をしてくる。
だから対等で冷静な話し合いが出来ない。
だから根本の原因は解消されないです。
数日後に落ち着いて話し合いをするにせよ、母は烈火の如く怒ってきます。
話し合いはまず、相手を理解することから
なんで母がこうなったのか??
そこを理解するのが話し合いのまず一歩
祖母はよく母に対して、なんでも「お前が悪い」っと言っていました。
仕事が上手くいかない、人間関係が上手くいかない…
なんでも自己責任で、責められることが多かったそうです。
だから問題が発生すると、防御するような形で生きるようになったんだと思います。
さらに防御のあとに、反撃できる相手だと完膚なきまでに攻撃するようにもなりました。
攻撃は最大の防御ってやつです。
なので母は人から「優しい人だけど、怒るとめちゃくちゃ怖い」っとよく言われていました。
家族に対しても優しい人です。
自立を信念として、女手一つで男兄弟三人を育て上げた鉄人です。
でも攻撃だと感じると、その攻防性は一瞬で僕らに向きます。
正義と立場
母という上の立場、大人で経験があるから、意見のほとんどが正論であり正義。
親子なので自然と上下関係はできます。親が言うことはほとんどが正しいです。
だから僕らが少しでも悪ければ、正論、過去のこと、性格、家事をやっている、ありとあらゆる優位性を駆使し、圧倒的な防御と攻撃でつぶしてくる。
だから僕も過去の母と同じく、防御(我慢)に徹することになる。
これが今回の問題の根本であり、これからの問題の根本になってくると思います。
そして「落ち着いて話し合いをするにせよ、母は烈火の如く怒ってきます」っと書いたのは、上記のような問題があるからです。
少しでも攻撃と捉えたなら、もう話し合いは成立しないんです。
これは母の性格であり、感情、行動を変えるのは難しいです。
「怒る」は支配したいと宣言すること
母は難しいこと、自分にとって耳に痛いことは必ず避けます。
だから僕らが冷静に、かな~り下から言っても…
察知した時点で必ず逃げるか、防御からの攻撃になります。
これは長男、次男を見ていても明らかでした。
そして僕ら兄弟は母に対して、何も言わず、重要なことは頼らず、とにかく意識をそらすことに徹するようになりました。
だから一度は派手に怒ってみたいと思いました。
「母が良いなら、僕だっていいじゃないか!」
でもダメなんです。
怒ることは、相手の言動をコントロールしたい!っと思うから発生するんです。
でも相手の言動をコントロールすることなんて出来ないんです。
ぱっと見ではコントロールできても、必ずくすぶっています。
例え正論であっても、過剰防衛も過剰攻撃もダメなんです。
母の言っていることは正しい。でも負かそうとする感じがイライラする。
この時点で過剰防衛なんです。過去のことを引っ張ってきて殴り倒すのもいけないです。
なにがあっても失ってはいけないもの
最善は「話し合いをする」こと。
でも…
優位性がある限り対等な話し合いはできない。
こちらが心を開いて、冷静になっても問題に向き合うことを拒否する性格がある限り冷静な話し合いはできない。
話し合いはお互いに充分な信頼値、心の余裕、体の余裕がないと成立しないです。
もう僕は「重要な問題解決に関しては、母を信頼できていない」のだと思います。
そして僕は、母の長年の心の問題を受け止め、話し合いにもっていけるだけの心も体も時間の余裕も。今はないです。
そして、それは母も同じです。
ハッキリとしているのは僕は母が大好きです。母も僕を兄弟を大切に思ってくれています。
だからもう怒っている所も、苦しんでいるところも見たくはないです。
それが例え僕や兄弟の問題だったとしても。
怒りで我を忘れて、この関係を失いたくないです。
今の僕にできること
①火種を作らない。
②怒りが出たときは深呼吸
③素直に、すぐに謝って鎮火する。
④過去のことを引っぱらない(繰り返さない)
⑤イライラしている自分を許す
⑥書いて客観的に問題を視る
⑦良い所を素直に、すぐに言う
⑧物理的に距離をとる(引っ越す)
⑨感じてきた愛を再確認する
⑩自分に余裕をもち、相手を理解し、受け入れる。
十番目はもっとも難しいけど、もっとも効果がある、自分にできることです。
こうやって相手を理解しようとして、冷静にかけれているのも全部は心の余裕があるからです。
余裕は、自信で増やすことができます。
自信は、自己理解をして自分が上手く使えてきたときに出てきます。
こうやって書いて、自己理解をしていくと相手も理解できていきます。
自分だから、家族だから、長年いる友達だからと相手の理解を怠ってしまうと思わぬ火種を作ります。
これからも自分を見つめ直してみて、「取り返しのつかないブチ切れ」にならないようにしていきたいですね。
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