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仕事のコツ その8.3 V字回復 会食時の粗相 当たり前過ぎて意識しなくなっていること 

 “V字回復”は仕事だけでは無く私の人生の生き方のコツでもあります。それを人生の多くの時間を使ったサラリーマン時代の”仕事“に適用していました。

 その8.1では、かなり思い切った施策をしてどん底を固定化させないV字回復という大きな話でした。

 その2は身近な(なので当たり前のトラブル発生時の話を。

 今回は、会食時に服を汚してしまった時のお話です。
特に海外では手持ちの服も最低限なので服は貴重です。勿論クレジットカード1枚あれば、それでクリーニングや新しい服を買うというのもV字回復というソリューションになります。
 ですが、その前にやるV字回復…

 出先で服を汚したら…

 一言ことわってから直ぐに席を立って、レストルームに行きます。作業性優先で必要があれば汚れた服を脱ぎます。作業場所を確保し、丁寧に汚れを紙で広がらないように摘(つま)む感じで除去します。拡散係数とか反応時間との戦いなのでなる早が肝。

学校で学んだ知識を総動員して対処します。液体も同じ様に吸い取ります。あわせ技で…

 そして手洗い用の石鹸(水)を汚れた部分のみに塗布します。基本的には薄い中性洗剤の水溶液だと思うので、

そのまま丁寧に汚れた部分に絞って塗布して馴染ませます。界面活性剤が効いているので少し滲みますますのでそれを見ながら少しずつ汚れが周りに拡散しないように丁寧に作業します。そして馴染んだら間髪入れずに紙で吸い取ります。拡散係数や反応時間に加えて毛細管現象なんかもイメージして…

 これを何度も繰り返します。仕上げは水道水で同様に丁寧に吸い取ります。
 まぁどんなに時間が掛かっても3分程度かと思います。

 水分なら時間の関数で何れ乾きますので、多少ビチャビチャでも豪雨にやられたと思えば耐えられます。

 どうしても落ちない場合は、やりきった最後に再度石鹸水を丁寧に馴染ませて水で洗い流さずそのまま乾かします。今度は反応時間の問題で、反応時間を洗剤に充分与える感じ、漬け置きみたいなもんかな。
 
 これで平然と席に戻ります。
まぁ濡れていても気にせず何事も無かったかのように会話をV字回復し会食を再開します。

 汚れが残った場合は、宿泊場所に戻ってシャワー等も駆使して再挑戦します。だめなら洗濯機のお世話になるか素直にクリーニングに出す…

 といった感じでしょうか。還暦を越えて、人生で何と数回はこれをやりました。(笑)

蛇足
 仕事とは直接的には関係ありませんがこの応用として

 自身や身内が交通事故に遭った時、

 兎も角可及的速やかに交通事故前の状況に戻すことを意識的にします。人身傷害な病院に行って治療開始します。
物損なら直ぐに原状復帰の手配をします。車はできればそのまま修理工場に入れてなるべく壊れた車を見ることを避けます。記憶に残るとメンタルに悪いので直ぐに直して何事も無かったかの様に、普通の生活に戻します。
 これも数回やったかな。特に2回目と最後の2回は壊れた車を見ると無く過ごしました。そして大切なのは、心が疲れちゃうから事故のことはなるべく思い出さずに忘れる感じですかね。

 V字回復どころかその3回はそのままほぼフラットってところでしょうか(笑)

 3回目の米国駐在時にゴミ回収車に追突された時は流石にむち打ちになり、3ヶ月通院しました。この時ばかりは大きなVの字だったかなwww、ていうかU字回復…

 まぁこんな感じて、まぁ宇宙人としては…今回の地球人という肉体での生は60年以上やっているので、今となってはアクシデントの対処慣れして心の平安を保てています。


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