生まれて初めて海で泳ぐ 夏休みに家庭教師と塾講師から外房の海の民宿バイトに一歩踏み出して その1 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
大学1年生の夏休みのことです。
大学は7月に前期の試験は終わっていました。のんびりとした充実の日々でした。趣くままに音楽を楽しんだり、読書をしたり。
金銭的な独立を保つ目的で、以下のアルバイトを少しだけしていました。
·家庭教師
先輩がやっていた先輩の母校の女子校の生徒さんの家庭教師の仕事でした。
·塾講師
大学の学生課で紹介された塾の講師をしていました。自宅から車で3分の所に有りました。中学生を中心に小学生から高校生までを対象にした補習と進学の両方を扱う塾でした。
【不得意な肉体労働にデビュー】
学習系の知的アルバイトのみに絞って居たのに、何と肉体労働系の仕事にデビューすることに。
·下宿生には有り難い食事付
夏期講習の仕事が終わった直後、サークルの先輩から食事付の海の家のアルバイトに行けなくなってしまって、悪いけど代わりに入ってくれないかと。親戚なのでドタキャンは申し訳なく、一肌脱いで欲しいとのことでした。
先輩からの懇願なので、
「それも一興」
とのノリで快諾しました。
楽しい夏の物語の始まり
鉄道を乗り継いて鄙(ひな)びた駅に降り立ち、蝉の鳴き声と真夏の日差しを浴びながら海の家に到着。ご挨拶し使用人部屋に通されました。と言っても普通の客室と同等。眺めが悪いというだけでした。先に来ていた他の先輩達に合流しての相部屋。ちと不都合でしたが、諸般の事情で下着を多めに持参したので対策も充分。甘受。
その辺りは、以下を読んで楽しんで頂ければ幸いです。
朝の部屋·風呂掃除まで終わって居るので、夕方の配膳からのお仕事。それまではゆっくり海で遊んで来てはとのことでした。先輩の親戚なので気を遣って頂きました。
【海で泳いだのは何と生まれて初めて】
水着で海に入るのは小学校低学年の頃、湘南材木座海岸の父の会社の海の家に行って以来のことでした。先輩と先輩の妹さんとで、焼けた砂の上を歩きいきなり海へ。先輩の妹さんは海岸に残し海水浴場を仕切るの沖のブイまで一気に泳ぎました。
小学校に臨海学校という行事が有ったのですが、その学年になる前の年に臨海学校中に30cmの浅瀬で先輩児童が溺死するという事故が有りました。以降、臨海学校は廃止。小学生5年生から大学合格までは受験勉強の為に海にプライベートで行く機会が有りませんでした。
爽快
その後に海で泳いだのは、
今の吾妹と九十九里で
そして、
新婚旅行でニューカレドニアでと
海で泳ぐことが殆どない人生です~