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日本に自殺者が多い理由について考えてみる。
日本は、世界的に見ても自殺者が多い国であります。
そこには、我慢の精神や他人に尽くす精神があるのだと思います。
自己啓発本が立ち並び、それを絶賛する人が多く居ます。
ですが、その一方で、苦しんでいる人たちも少なくはありません。
私自身、感覚から考えまで少数派になってしまうことが多いです。その為、多数派に合わせストレスを抱えてしまいがちになってしまっています。
日本は、同調圧力と精神論が強いです。
『みんな頑張ってるから、私も頑張る』『出来ないのは、お前に責任がある』『努力すれば、皆できるようになる』『出来ないのは、努力が足りないからだ。』
一人一人の苦しみに寄り添えてない風潮があるように感じます。
無理矢理頑張ったり、身体を酷使し働き、終いには精神に異常を来たしたり、自己主張が出来ず我慢をしてしまい自殺に繋がってしまいます。
また、目に見えない障害を抱えた人には理解がありません。
本人がどんなに苦しみを訴えても、理解はして貰えない事が少なくありません。
発達障害や精神障害、緘黙やHSP傾向などを抱えた人達は、中々理解されず、時に差別や偏見の目を向けられます。
中々、理解されず、厳しい目を向けられる事が少なくは無いかと思います。
仕事も上手くいかなかったり、肉体的にキツい仕事をしたり、責任の軽い仕事などでモチベーションが下がる人や、少なくはないでしょう。
自己主張も出来なくなってしまい、健常な人達に合わせ、無理して症状が悪化してしまいます。イジメのトラウマにより、脳が萎縮したり精神に異常を来たし前に進めない人だっています。
ハラスメントや過労も後を絶えません。ターゲットになる人は、いつも少数派の人か弱い立場の人です。無理して頑張り心身に限界がきたすのです。
日本は、優しいようであり、裏では少数派の者や弱い立場の人が生きづらい、そんな冷たい世の中だと思います。
日本は、まだまだ多様性が認められず表面上でしか物事を捉えられない傾向にあると思います。個性を抑圧する人も、多いです。
一度ドロップアウトしたら、やり直しも効きません。
見えない部分から、必死にSOSを出している人も少なくはありません。
多数派の者や強者、その他恵まれた者が優位に立ち、そうでは無い少数派の者や弱者、恵まれない側の者が損をする、そんな社会を作ってはいけないでしょう。
個人個人の違いを尊重して、見えない部分の生きづらさを想像して思いやってあげることが重要です。
また、どうしても辛くなったら自分軸で考える、自分がどうありたいか考える、逃げる勇気を持つことも重要であります。
何よりひとりで抱え込まないで救いを求める事が、大事であります。
日本人は、どんなに辛くても抱え込んで集団に同調してしまう部分があるかと思います。
それも治していかないと、社会は良くならないでしょう。
これから、皆自分と他者を思いやり尊重し合える社会になると良いと思ってます。