科目等履修生を掛け持ちした話
背景
まず、科目等履修生を掛け持ちすることになった経緯を説明したい。
単刀直入に言うと、就職浪人をした。新年度が始まり、同級生は働き始めるが、自分は就職活動を続けることとなった。うまくいけば、夏に入る頃には就活が終わるだろう。だが、それ以降3月までは何をして過ごすのか?もし就職活動が長引く(または埒があかない)場合、どうするのか?
3月までの時間を有効に使える、かつ、もしもの時の保険を作るような時間の使い方として、情報科教員免許の取得を考えた。
とはいえ、なぜわざわざ2つの大学(北海道情報大学とA大学)に所属することを選んだのか?理由は、費用を抑えるため、居場所を確保するため、取得済みの単位を有効活用するため、である。
・費用を抑えるため
初めは、卒業したA大学のみで単位をとろうと考えていた。しかし、正規生ではない科目等履修生の身分で、通学課程で単位ごとの履修料を払うのは高すぎた。A大学では通信課程では所望の科目が設置されていなかったため、通学課程しか選択肢がなかった。そこで、A大学の教職窓口にも相談したところ、「他の大学でとった単位と合わせて免許を申請できる」という話を聞いた(3月上旬)。それから情報の教員免許につながる単位を取得できる通信課程を設置している大学を探した。
・居場所を確保するため
就職浪人は、身分がはっきりしないものである。大学浪人よりも、本人的に「先が見えない感」が強い。と思う。あまり気にならない人もいるかもしれないが、自分は割とそのように考えてしまうタイプであった。そのような不安な気持ちが就活に響いてしまうという二次災害は起こしたくなかった。だから、大学に正規生として所属していた時のように図書館を使ったり、知り合いの後輩と話したりする場所が必要だと考えた。したがって、A大学に在籍することが条件の1つとなった。
・取得済みの単位を有効活用するため
A大学で取得済みの情報科に関する単位があった。それを活かすことは、時間と金銭の両面で負担を減らすことにつながると考えた。系列などの考え方は初めは戸惑ったが、都道府県の教育委員会(免許を申請するところ)にも問い合わせたりしながら、履修する科目を考えた。詳しくはこちら↓の記事に書いている。
メリット
学生証が2枚ゲットできる(が、特に何の役にも立たない)
(全て通学課程にするよりも)費用を抑えられた
通学課程の大学の図書館を利用できる
デメリット
手続きが大変(単純に作業量が2倍)
授業期間中は、2つのマイページを行き来することとなる
複数の大学での単位を合わせるため、免許申請を個人でしなければならない(まだ先の話だが、多分そう)
感想
免許をとれたら、後日追記する。