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随筆

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考えていること、空想、勘違い、たまに書いていくかもしれません。22/02/01
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記事一覧

禅と競技かるた、雑観

禅と競技かるた、雑観

その空白の一瞬に
自分の無意識を見た気がした

高校で「競技かるた」を始めて1年くらい経ったころ、ある日の放課後の試合で感じた“楽しさ”が今でも忘れられない。

試合も終盤に差し掛かり、決まり字が「o音」となった「小倉山」の札が敵陣の左上段に並ぶ。「お」の文字が詠まれる刹那、気づいたときにはもう右手は札を払っていた。自分ではないような速さで、自然で綺麗なストロークで。純粋な喜びと爽快感が全身を駆け

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青に別れて、夏に発つ

青に別れて、夏に発つ

Aug.’24
これまでの記憶を真の意味において忘れることができたら、時の流れはどれほどゆっくりとしたものになるだろう。毎日はどれほど刺激的で鮮烈なものになるだろう。
しかし私はそれを望まない。今も絶えず一歩一歩、未知で開かれた“世界”へと歩いて行っているという認識と、全感覚をまとって毎日を新しく創作していく智慧によって、刺激的で鮮烈でかつ懐かしさを愛する毎日を、歩いて行きたいと切望する。

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憧れで雑記

憧れで雑記

「憧れ」について書きたくなったので筆をとる。

あなたは何かに憧れていますか?

小さい頃の「将来の夢」なんかは自分の未来像に憧れたもので、初恋は、自分とは違う美しさをもった誰かへの強い憧れで、いまだに僕は、そういった感情に導かれて生きている。私は憧れへの流れである。どれだけ絶望的な世界に見えても、絶えず美しい方へ向かっていこうとする流れとしての今が自分であると思っている。

“アイデンティティ”

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俳曲 / I overlay U - 新しい(?)音楽の概念をつくってみた

俳曲 / I overlay U - 新しい(?)音楽の概念をつくってみた


Overlayヨルシカの春泥棒(https://www.youtube.com/watch?v=Sw1Flgub9s8)という曲に別のメロディーを重ねて遊んでみた。春の歌に夏の言葉を重ねる。
初の歌作り、メモ書き程度に
↓適当に録音したのを合わせたので閲覧注意です。春泥棒大好きです。夏泥棒しました。

歌詞
夏が来れば
ぱっぱっぱっ
花火が散りました
ああ僕ら、子どものままがいいや
はっはっはっ

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草流し

草流し

子どもの頃、家の前の小川でよく遊んでいた。コンクリで舗装された浅い水路だけれど、川を上に辿っていけばすぐに山の中に入る。そこから上流は昔のままの細い川が残っている。水はよく澄んでいて、苔の生えた木の板が橋になっているような小川。そこから転がってくる石や砂が、家の前の小川に堆積していて、石の下にサワガニが隠れていたりする。

神社の近くまで持って上がった葉っぱを幼馴染とせーので川に流す。水路のあちこ

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感情で雑記

感情で雑記

ONEPIECE 巻106 を読んだ日に書いたもの。
尾田っちの心に憧れた。
居ても立っても居られなくなって

蝉が鳴き始めた。
初夏は音も匂いもカラフルで歩くだけで楽しい。

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もちろんです!以下に夏らしい詩的な英語表現の例文を示します。

* Swaying hammocks(揺れるハンモック)
   * In the shade of the swaying hammocks,

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重心と余白、輪郭のぼやけ

重心と余白、輪郭のぼやけ

“夕焼けにつっかけのまま走り出る”

夕陽のあの美しさは何だろうか。

西の空が赤らんで
建物は赤銅色の反射をする
海は凪いでいて
窓に切り取られた風景と
ぼんやり淡く映る飛行機雲

この美しさは何だろう。
夕陽に見惚れて、ふと考えてしまう。

カフェのバイトを辞めた日、
ベランダから星がよく見えた。
“秋星の隙間をみている、別れかな”
と言葉が浮かぶ。
あのとき自分は何を見ていたんだろうか。

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言葉の向こうを想像してもいいですか

言葉の向こうを想像してもいいですか

窓を開けると
仄かに草の香りを纏った風が
カーテンを涼やかに靡かせる
僕は音楽を流して部屋を出る
誰もいない部屋に
ただ風と音が鳴っている

どれほど美しい響きだろうかと

想像して歩く

効率や生産性と引き換えに失うものがある。
忘れた記憶みたいなものかもしれない
自然は合理的で、淘汰というギミックがある。
追い立てられるように歩く人たち
他の動物に比べて生きるのに余裕をもてる人間は
ましてや現

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料理と音楽、雑観

料理と音楽、雑観

柚子を口に入れると高い「音」がした。

貰った食事券で親とちょっと贅沢なランチをした。アンチパスタには、鱈と春菊と柚子の明太パスタ。

口に入れると、柚子が口の奥の方で香りを広げて、それぞれの具材が独立して感じられた。美味しかった。ふと立体的な空間イメージがよぎる。

音楽を集中して聴くとき、低音から高音まで、さまざまな楽器の音を同時に、しかも別々に聴くため、広がりをもった空間イメージを自然とする

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物を置いておく価値

物を置いておく価値

本とかCDの話。

液晶に点滅する文字が当然になり、CDショップでは頻繁にセールが開かれる。音楽作品にはライブのチケット、握手券、限定品、追加の価値を付けて売上を伸ばそうと試みがなされている。
CDジャケット自体に価値は見出せるわけだが、音源と円盤が切り離されて希少性が平された分、価値が下がったと感じるのは当然だと思う。

しかし、そういった作品にはそもそも「形ある物」として充分価値があると思う。

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「言葉は感覚のグルーピングだと思う」

「言葉は感覚のグルーピングだと思う」

一人が持つ概念は、その人の辿ってきた道にどうしても依存してしまう。

ジャズと呼ばれる曲を聴いて、また別のジャズの曲を聴いて、さらに他の曲も聴いていって、それぞれに感情が動いたとする。

一曲聴いて受け取った夥しい数の感覚は、忘却曲線に乗ってぼやけていくんだろうけど、他の曲でも同様に感じた感覚は、その分よく記憶に残る。何回も繰り返し触れるものは忘却の波に耐える。その感覚たちはジャズっていう言葉と一

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多分、風。

多分、風。

ベランダに陽が差す。葉が明るく透ける。庭の植物は住み始めた頃よりずっと大きくなって、物干し竿の手前まで腕を伸ばしている。

ただ、”手前まで”で止まる。

道路に突き出す木の枝も、車に当たりそうなのに、ある程度の交通量があれば当たらないように生えている。意思があるように絶妙な距離感を保っている。「人が通れば道になる」ように、獣道の輪郭だって簡単に消えてしまわないのが不思議だ。

触れていなくてもは

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ものを見る瞳

ものを見る瞳

携帯のメモに一気に書いた文章を載せます。思いつきのままに書きなぐったような文体ですが、最初だけこのまま載せさせてください。

2021/10/19、神戸大学俳諧文庫にて

山口誓子、俳句鑑賞入門
鑑賞の「鑑」は鏡、自分の鏡、経験に照らして読み味わうこと、読み方は徹底して正しく
俳句は作者が過去の歴史的な時間と空間に経験したことを言葉にしたもの
その言葉のカーテンの向こうに全く同じ景色は見えない、赤

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