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寝たきりってどう動けないのか

よく倦怠感と表現されますが、僕はざっくり3パターンほどの感覚があります。


1.長時間正座した時のような感覚

硬い床で長時間正座をした直後、足が痺れて立てない、歩けないという現象ありますよね。あれが足にも腕にも顔にも起こります。

個人的にはこの痺れが最も頻度が高く、体を徐々に蝕んでいきます。歩いていたら爪先や指先から徐々に痺れていくので、あと五分しか体がもたないとわかったりして便利です。

両足痺れたらアウト、もう動けないという自己判定ですが、当然限界まで動いてしまうとその後何日も寝たきりになってしまうので、痺れはじめたら諦めるという生活を送っています。大抵家の外に一歩出たらもう痺れ始めます。ただ安静にしているのに寝たり座ったりしているだけで痺れることもよくあります。顔が痺れる時は頬が多いです。

今も両足が痺れていて足首から下の感覚がありません。腕は左だけ痺れているので右手でなら記事が書けます。よかった。

2.ずっとインフルエンザで38~40℃みたいな感覚

僕がこの辛さを表すのによく使う表現です。実際に発熱があるということではなく、ここでの体温は感覚的な辛さを表現する指標です。

たまに雲の写真を撮ったり、外へ遊びに行った話をしたりします。すると「動けてるじゃん」と思われることが多いです。

果たしてその実態はというと、外出をしている時は辛さレベルで例えるならインフルエンザの38℃です。40℃の時に比べたらまだマシだから今のうちに食べ物を手に入れよう、みたいな行動です。

「治ってから行けばいいじゃん」と思われがちですが、ずっと、何ヵ月も何年も、もし治療法が発明されなかったらこの先一生、インフルエンザ38℃~40℃の世界線です。さすがに慣れはしますが、平気ではありません。体の辛さ、いつぶっ倒れるともわからない不安、この先どうなるんだろうという恐怖はついて回ります。ですから、こうやって読んで理解してもらえるだけでもかなり救いになります。ありがとうございます。

3.ディズニーで丸一日遊んで帰ったあと、疲れて泥のように眠る時の感覚

遊園地でも登山でも、一番疲れる遊びを想像してみてください。帰ったら泥のように眠りますよね。僕は寝たきりで毎日さんざん寝ているのに、どれだけ寝ようが昼寝をしようが、ずっと泥のようです。ズッ泥

眠っている時も普通にすやすやと寝ているわけではなく、何者かに強制的に沈められているような感覚があります。睡眠薬を飲んだ時に近いかもしれません。寝ても起きてもズッ泥。そりゃあトイレ行くだけでもゾンビみたいな歩き方になる。

歩けていたらまだいい方で、もっと調子が悪かったら這わないとトイレ行けないです。それでも行けるならまだ体調は中程度です。指一本動かせないこともよくあるので、そういう時はトイレどころか水も飲めないし、電気や空調のリモコンボタンひとつ押せません。さすがにこうなるとnote書けません。今は書けているのでご心配なく。読んでいて体調悪くなっていませんか? プロフィールにも書いていますが、あまり深刻にならず、軽い気持ちで読んでください。太字や目次まで使えているので大丈夫、今の辛さはインフルエンザに例えると39℃ぐらいです

まとめるとこうです。

  1. 正座

  2. 38度

  3. ディズニー

YouTubeの地獄の企画か。

以上、僕のフィジカルの話でした。

シビアな内容を中和するための青空。
雲も下の方にうっっっすらあります。

ではまた明日!


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