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koichi_takizawa
自作の、行替えされた普通の体裁の詩です。癒しが欲しいときなどぜひ。
初めまして。 実を言えば以下の記事でプロフィールに代えようとおもっていたのだけれど、共同運営マガジンに参加する以上はそれでは足りないだろうと考え、改めて(改まってはいない・・・)自己紹介記事を書くことにしました。 (ちなみに以下の記事、3月の「今このnoterが面白い」に追加していただいたようでありがたい限りです) 1.仕事歴 一応、グラフィックデザイナーという名で仕事をしてきました。地方の小さな(といっても、社員数からいえば業界では大手になるそうなのですが)広告代理店に
まるで職人のように男は石を積み上げる 誰に教わった覚えもなく なぜそれをしているのかすらわからない ただ黙々と 何人かの男たちとともに 粛々と 彼らは石を積んでゆく 大きな石を重ねると ちょっと上に積んだ石を押してみて 隙間に小さな石を詰める そんなやり方を なぜだか男は知っている 男たちは おそらく石垣を造っているのだ そこは山のなかでもなく 遠くに海が見えるでもなく あたかもコンピュータのなかの 何もない まっさらながらんとした空間だ そんな 人が暮らした痕跡もない 命
【小さな詩】 ため息のように あるいは小さな墓標のように 言葉が三つ並んでいる 秋が 終わる 小さな詩でした。
朝露がいっぱいに降りている ⎯⎯ 夏の朝露は数学だけど、 冬の朝露は国語なのよ 庭を散策しながら君が言う ⎯⎯ ではガーデニングは哲学かな? 笑いながら僕が言うと ⎯⎯ 哲学なんかじゃないわ 近くの草花に手を延べながら いつになく真顔で君が答える まだ残っている草花も 冬が来て ほとんど茎だけになって揺れている 僕らは見たことがなかったろうか、おざなりに 朝露が枯れた葉の上で揺れている つまらないこんな抽象画を 綺麗に刈り取られたあとに広がる 黒々とした土壌の上で
本日も都合によりつぶやきのみ。このところいろいろあって、なかなか時間が取りにくくなっておりますが・・・急に寒くなったけれど、それとは全く関係ありません。ではまた明日。
毎週水曜日はエッセイもしくは雑文の日。今日は昨日のこちらの詩に引き続いて谷川俊太郎さんの詩についてです。 昨日は雲ひとつない快晴だったけれど、今日は打って変わって一日中曇り空。気温も低く、雪こそ降っていないけれど、いかにも冬の気配、といった感じの日になった。なかなか気分が晴れないのは気候のせいばかりではなく、10月からこちら、著名人の訃報が続くからだろう。もちろん、直接関わりがあったわけではないが、挙げてみただけでも、 そして13日谷川俊太郎さんと、14日は火野正平さんだ
落書きしたいような青空だ 洗濯物を取り込もうとして ふと見ると 昨夜の夢の欠片がシーツの上で 荷待ちをする船のように揺らいでいる 亡くなった詩人におもいを馳せつつ まだ冬になりきれない風を 僕はしばし受け止める 日が昇り 珈琲を飲み 大学に近い公園で 哲学に近い言葉を拾う たった一行 それで一日が終わってゆく そんな仕事を卑下しながら それでも詩人は詩人になった 僕たちの 思想はまだ全く生まれてなくて 何かを掴むには幼過ぎた 人はいつ詩人になるのだろう 当たり前の ごく普
私に石蕗が似合いますか? 潮風の強い こんな岩場で何かに耐えるように咲いている 私にこの黄色い花が似合いますか? 私はそんな強い人間ではありません まだそんな歳ではないと誰かが言った けれどもう私の人生の大半を 私は生きた 今はすっかりそんな気分になっているのです 石蕗の花って強いですね 潮風を こんな岩場で受けながら右へ左へ 首を揺らして耐えている そんな花に この私が似ているなどと いったい誰が 初めに言い出したのだったでしょうか? こうやって 黄色い石蕗の花の隣へ 腰
軒下に 真っ赤に柿の実が熟している 沈んでしまった夕日の代わりに 僕たちは それを道標に旅に出る 小さな軽便鉄道で 昨日ふたりで引いた山の上の 神社の神籤に書かれていたのだ 揃って旅に出るが吉と 別にそれを 鵜呑みにしたわけではないけれど 僕らはこうして旅に出てきた 軒下で 柿が甘く熟していたので きっかけなんてそんなものよ、と 君はにこやかに微笑んで 膝の上にタブレットを開く まるで 買い忘れてきた駅弁のように 君は駅弁を覗き込んで タッチペンで一点に触れる 一滴の それ
本日は都合によりつぶやきのみ。これも連続投稿のうち? 皆さん、良い日曜を。
鉛筆を尖らせる チョンチョンにあるいはトキントキンに 文字を書くわけではない 黄河のような 手帳を開くとそこに大河が流れているので 尖った鉛筆の先でそれをなぞる あるいは 昔覚えた懐かしい歌が 流れ出すのでそれを捕まえる 空中に トキントキンの鉛筆の先っぽを泳がせて 手帳に芯の先を押し付けると ポキッと折れて飛んでゆく 捕まえた 歌と楽譜はまるで違うもののようで 悔恨が 小さな疵となってページに残る 二本目の鉛筆を手に取って空へ向けると 黒い 小さな穴がそこに開く おぞま
また一つ 氷が溶けて夜が更ける 私は口をつけずにずっと見ている ウィスキーは嫌いだけれど 人生が 誰のとも知れない人生が 氷の上に 乗っているような気がするから 私はそれを頼んでしまう グラスのなかで また一つ人生が過ぎてゆく こんなバーのカウンターで 私は神だ ただじっと 幾つもの人生を見つめている 琥珀色の グラスのなかの人生を 誰が死ぬとか 生きるとか 成功するとか しないとか 私に何の関係もない 琥珀色の こんなにも美しい世界のなかで 氷が勝手に溶けてゆく 誰かの
陽の光を切り分くるごと山寺の銀杏紅葉は荘厳の色 こんな歌を、以前詠んだことがある。山寺の、と言っても山形県立石寺のことではなく、どことも知れない山の小さな寺のことだ。心象風景、と言ってもいいかもしれない。 やっと近くの名所でも紅葉が見頃になってきたとおもったら、まだしばらくは暖かい日が続くらしい。ここからここまで夏、ここから秋で、徐々に気温が下がってやがて冬、といった、季節感の情緒などというものは、もう望むべくもないのかもしれない。 それにしても、報道番組のナレーションな
ギターを弾いてたんだ ずっと昔から ガキの頃から 親父は怒りっぽくてね 飲んだくれならまだしも話になったろうが 単に気が弱いだけの小心者だった ギターを弾いてたんだよ 俺じゃない、親父がさ なに、プロなんかじゃない、知る限りは 俺が物心つく頃には、でも すっかりやめちまってたんだ だから 親父がギターを弾いてるところを 俺は一度も見たことがない 教えてくれたのは一度だけ あの都会の 小さなライブハウスでセッションした あんたも知ってるあの爺さんさ たった一度しか 一緒にや
昨夜来の雨が上がって 軒先から パラパラと雫が滴り落ちる 外に開いた窓の木枠に 両肘をついて ぼんやりと 少女は滴り落ちる雫を見ている 隣に置かれたシクラメンが 気持ちを代弁するかのよう 自分の不甲斐なさのせいで 彼は去っていってしまった そうして愛だとか恋だとか それが痛みと同義だと 少女は初めて知ることになった これからどうすればよいのだろう? 雨粒がリズムを奏でるなんて そんなことはあり得ない 雫はだんだんと減っていって ほら あともう一滴 あれが落ちたら 気持ちに
無性に詩が書きたい夜があったね ノンレムと レムとのあいだに落としてきた 言葉をたくさん拾い集めて そこで (それは昨夜の夢の出来事) 蒼い眸のユニコーンに 銀色の 水の鞍を君は乗っけて 長い魚網を右脇に抱え 不安げに オレンジに光る手綱を取って あとは今すぐ飛び降りるばかり 谷底の 黒々とうねる大蛇のような あの恐ろしげな流れ目掛けて けれど谷底は深くて暗い 君はしばらく躊躇ったのち 意を決して オレンジの手綱に力を込める ユニコーンは利口なので それだけで 前足を高