#シェイクスピア
シェイクスピアの台詞を原文で読む⑤~完結編~「マクベス」
自劇団「獣の仕業」での「マクベス」上演で使用するためにひとつの台詞を自力翻訳しようという試み。この記事は③~⑤で続きものなので、翻訳過程の葛藤の流れを追いたい人は③から読んでいただくのを推奨する。
※①と②は「オセロ」なのでそちらもぜひ。それぞれ別台詞でひとつの記事で完結しているので、バラバラに読んでいただける。
前回(③と④)までの翻訳作業ダイジェストすごい苦労したけど、とりあえずそれっぽ
シェイクスピアの台詞を原文で読む③「マクベス」
なんとなくシリーズ化してきた翻訳記事。この記事には「オセロ」で翻訳を試みた①②があるので、もしご興味持っていただけた方は先に①を読んでいただけましたら幸い。③だけでも内容としては成立はしているので大丈夫です。
ちなみに先に言っておくと、今回とある事情があって途中で挫折している。最後の翻訳までゴールできていないのだ。
とはいえ翻訳自体は投げ出さず、最後までやりとげるつもりなので④に乞うご期待
シェイクスピアの台詞を原文で読む②「オセロ」(対訳:坪内逍遥)
この記事には別の台詞で翻訳を試みた①があるので、もしご興味持っていただけた方は先に①を読んでいただけましたら幸い。②だけでも内容としては成立はしているので大丈夫です。
というわけで、前書きにあたるものは①の記事にお任せして、早速「オセロ」(Othello)の原文を日本語訳していく。①よりも、ちょっと翻訳しづらい微妙なニュアンスのある台詞に挑戦。
ちなみに①でも書いたのだが、筆者の英語レベル
シェイクスピアの台詞を原文で読む①「オセロ」(対訳:坪内逍遥)
シェイクスピア。名前くらいは聞いたこと皆さんあるんじゃないかと思う。イギリスの有名な劇作家だ。見たことがない人でも、演劇に興味がない人でも、名前だけなら知っている。それってすさまじい知名度だ。
しかしその知名度ゆえに、演劇を作っている人・観劇が趣味の方でも「まだ見たことない」というかたが結構多いのである。これもまた、知名度ゆえである。
そして、日本で「原文でシェイクスピアを通読したことがある
キャスティングはたのしくて、むずかしくて、たのしい。
先日、十月に自劇団「獣の仕業」で上演する芝居のキャスティングを決定した。
昔からキャスティングがとても苦手だ。
あれもいいこれもいい、あっちもいいしこっちも捨てがたいと考えている内に考えが何周もしてしまって訳が分からなくなってしまう。どれもこれもいい感じでひとつを選ぶことができない。つまり、分からなくなるのは大抵座組の俳優さんの芝居がいいとき、特に、どんなタッチのお芝居も一通りできるような方