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片付け系の本をまとめ読み実践してわかったこと

片付け系の本をまとめ読み実践してわかったこと

ミニマリストの本を読んで片付けをして部屋にものがなく、綺麗な状態が続いていました。しかし、リバウンド?して部屋が汚くなってしまいました。「これは改めて片付けなければいけないな〜」と思いました。それなら、片付け系の本を読んで、モチベーションを上げてから部屋を片付けようと考えました。

ここでは、
「部屋が散らかってどうなったか」
「まとめ読みして気づいたこと」
「実践して」
について、今までの知識も

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憧れの夢のある職業、恐竜探検家!『ぼくは恐竜探検家!』小林快次(講談社)

憧れの夢のある職業、恐竜探検家!『ぼくは恐竜探検家!』小林快次(講談社)

以前、北海道で「むかわ竜」が発見されたことで、NHKで恐竜スペシャル番組がたくさん放映されていました。

モササウルスやデイノケウルスや北海道むかわ町で発見されたむかわ竜などの生態や時代が解説されており、昔こんな大きな生き物が地球に住んでいたと思うとワクワクしました。

カラフルなCGでリアルになった恐竜の弱肉強食の暮らしはハラハラして手に汗握ります。

また、他の動物と変わらない家族愛などが知れ

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文庫本なのに単行本10冊の知恵が凝縮!『世界を変えた10冊の本』池上彰(文春文庫)

文庫本なのに単行本10冊の知恵が凝縮!『世界を変えた10冊の本』池上彰(文春文庫)

今回は、池上彰さんの『世界を変えた10冊の本』(文春文庫)を読みました!

この『世界を変えた10冊の本』は、3回読み返してます。それほど勉強になる本です。毎回新しい発見があり、わかりやすい解説でお馴染みの池上彰さんだからこそ、わかりやすくてスラスラ読み進められます。それだけでなくジャーナリストとして世界各国で取材された経験などを含めた解説があり、臨場感もあり読み応えがありました。

10冊とは、

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就活を通した人間ミステリー!何者になりたいんだろう!『何者』朝井リョウ(新潮文庫)

就活を通した人間ミステリー!何者になりたいんだろう!『何者』朝井リョウ(新潮文庫)

『何者』朝井リョウ(新潮文庫)を読みました。

就職活動とSNSを通して自分が何者なのか、何者になれるのか、僕たちは何者なのか考えさせられる本です。

直木賞を受賞した本作品は、直木賞らしく現代の問題や若者のだけでなく大人も違和感に感じてることや「自分にもこんなことなかったか?」「そんな風に何者かになろうとした時期がなかったか?」「その時の自分はどうだったのか?」と蓋をしていた恥ずかしいところを掘

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読み出したら止まらない!星新一『ボッコちゃん』

読み出したら止まらない!星新一『ボッコちゃん』

星新一さんのショートストーリーが50作も楽しめる『ボッコちゃん』を読みました!

環境問題、社会の不正や人間の成長、企業競争の人の闇など、ブラックジョークで社会問題や人間の心理をユーモアに揶揄するのがなんともくせになります。

星新一さんのブラックジョークの根底に警鐘や心配などの優しさがあるような気がします。だから不快なく楽しく読めました。そして、楽しく考えることができます。全然関係ないですけど、

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『おいしいごはんが食べられますように』高瀬集子(講談社)

『おいしいごはんが食べられますように』高瀬集子(講談社)

第167回芥川賞受賞作品である『おいしいごはんが食べられますように』高瀬集子(講談社)を読みました。

表紙に書いてある通り「仕事」と「食べ物」と「恋愛」の話でした。

芥川賞は純文学という文章の美しさや表現方法が求められるといいますが、正直、専門家ではないので美しい文章とか表現や構造がどうとかはわかりません。しかし、『おいしいごはんが食べられますように』は、スーーッと頭に入ってきましたし、ご飯の

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アウトプットのためのインプットの方を学ぶ!

アウトプットのためのインプットの方を学ぶ!

最近、スマホや読書でインプットしても頭に残らないことが多くなった気がしています。この間『アウトプット大全』を読んでアウトプットの重要性と取り組み方がわかりました。でも、入り口のインプットが疎かではアウトプットが活きません。

久しぶりに良書に出会えたと感動していたのに・・・

しかし、この『アウトプット大全』にまさかの姉妹図書がありました。それが今回読んだ『学び効率が最大化するインプット大全』樺沢

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全てアウトプットのために行動しよう!

全てアウトプットのために行動しよう!

自分の意見をうまく伝えて交渉をしたり、いいアイデアを出す人や勉強ができる人ほどアウトプットを心がけていています。本や書類さまざまなインプットを脳の中で処理して外に発信することを意識してインプットすることができる人が成果を上げています。

そのアウトプットの重要性を説き、どうやってアウトプットするか書いてあるのが、『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑著(サンクチュアリ出版)です。

●話す

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何があっても生きて前に進む!原田マハ『まぐだら屋のマリア』

何があっても生きて前に進む!原田マハ『まぐだら屋のマリア』

原田マハさんの『まぐだら屋のマリア』(幻冬舎文庫)を読みました。

全体的に決して明るい話ではないですが、ところどころ希望がある内容でした。ちょっと不快に思う内容(どろどろな恋愛等)だな〜と思う人も多いと思います。作者の意図とは違うと思いますが、ある意味ミステリー感覚で読み、この後どうなるんだろう〜っと、どんどん読み進めることができました。

あらすじとしては、生きることを諦め東京から逃げてきた紫

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アートパワーを感じられる短編小説!原田マハ「あのえのまえで」

アートパワーを感じられる短編小説!原田マハ「あのえのまえで」

こんなにも文字だけで、アートのパワーを感じられて、楽しめる小説はないと思います!

原田マハさんの『<あの絵>の前で』(幻冬舎文庫)を読みました。

アートのパワーを感じられる短編小説で、日常にある悩みなどを題材にして1枚の絵を通して物語が動いていく話です。ストーリーごとに教訓などがありましたので、その教訓や学んだこと、考えたことを記載しようと思います。

●ハッピー・バースデー『ドービニーの庭』

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運動って素晴らしい!『一流の頭脳 運動脳』

運動って素晴らしい!『一流の頭脳 運動脳』

『一流の頭脳 運動脳』アンデシュ・ハンセン(サンマーク出版)を読みました。

以前、読んで衝撃を受けた『スマホ脳』の著者であるアンデシュ・ハンセンさんの新作で、本国スウェーデンで『スマホ脳』よりも読まれたそうです。

普段運動しているから読まなくてもいいかな〜と思っていました。

しかし、新幹線の待合室で貪るように読んでいるビジネスマンが貪るように見ているのを見て気になり、買ってしまいました。

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猫の日に買ったとんでもない癒し絵本♪

猫の日に買ったとんでもない癒し絵本♪

今年の2月のことになりますが、散歩がてら本屋さんに行きました。

中に入ると…

猫!猫!ねこ〜!!

と本屋さんで猫コーナーができていました!!

大好きな猫がこんなに特集されていて、可愛いし、本をめくるたびに癒されました。

でも、なんでかな〜と思っているとポップに「2月22日ねこの日」と書いてありました。

納得〜!

それにしても、可愛い絵本や可愛い表紙が多いこと!

その中でも、僕が好き

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生きた経営を学ぶ!『稲盛和夫の実学 経営と会計』稲盛和夫(日経ビジネス文庫)

生きた経営を学ぶ!『稲盛和夫の実学 経営と会計』稲盛和夫(日経ビジネス文庫)

私が稲盛和夫を知ったのは、学生時代に読んだ『生き方』という本でした。
ビジネス雑誌かカンブリア宮殿で紹介されていたのがきっかけでした。

『生き方』に続き『働き方』も読みましたが、自分が働く上で、そして、生きる上で指針となる本だと思っています。タイトルは忘れましたが、「いいことを思い、いいことをする」ということを信じて苦しい時に支えになりました。

どちらかというと精神的な話の本を読んできましたが

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強烈なキャラクターに元気をもらえる!

強烈なキャラクターに元気をもらえる!

軽快な主人公の心の声が、リズミカルで楽しく元気をもらえます!

応援したくなるし、凄い好きになるキャラクターです!

読み終わる時に、「まだ終わらないでくれーーーーーー」と思ったのは久しぶりです!

その作品が原田マハさんの『ロマンシエ』です!

可愛い表紙と強烈なキャラクターから元気がもらえる笑える本でした。

「ロマンシエ」はフランス語で「小説家」と言う意味で、小説家が物語の中心でした。でも、

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