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文庫本なのに単行本10冊の知恵が凝縮!『世界を変えた10冊の本』池上彰(文春文庫)
今回は、池上彰さんの『世界を変えた10冊の本』(文春文庫)を読みました!
この『世界を変えた10冊の本』は、3回読み返してます。それほど勉強になる本です。毎回新しい発見があり、わかりやすい解説でお馴染みの池上彰さんだからこそ、わかりやすくてスラスラ読み進められます。それだけでなくジャーナリストとして世界各国で取材された経験などを含めた解説があり、臨場感もあり読み応えがありました。
10冊とは、
『おいしいごはんが食べられますように』高瀬集子(講談社)
第167回芥川賞受賞作品である『おいしいごはんが食べられますように』高瀬集子(講談社)を読みました。
表紙に書いてある通り「仕事」と「食べ物」と「恋愛」の話でした。
芥川賞は純文学という文章の美しさや表現方法が求められるといいますが、正直、専門家ではないので美しい文章とか表現や構造がどうとかはわかりません。しかし、『おいしいごはんが食べられますように』は、スーーッと頭に入ってきましたし、ご飯の
何があっても生きて前に進む!原田マハ『まぐだら屋のマリア』
原田マハさんの『まぐだら屋のマリア』(幻冬舎文庫)を読みました。
全体的に決して明るい話ではないですが、ところどころ希望がある内容でした。ちょっと不快に思う内容(どろどろな恋愛等)だな〜と思う人も多いと思います。作者の意図とは違うと思いますが、ある意味ミステリー感覚で読み、この後どうなるんだろう〜っと、どんどん読み進めることができました。
あらすじとしては、生きることを諦め東京から逃げてきた紫
アートパワーを感じられる短編小説!原田マハ「あのえのまえで」
こんなにも文字だけで、アートのパワーを感じられて、楽しめる小説はないと思います!
原田マハさんの『<あの絵>の前で』(幻冬舎文庫)を読みました。
アートのパワーを感じられる短編小説で、日常にある悩みなどを題材にして1枚の絵を通して物語が動いていく話です。ストーリーごとに教訓などがありましたので、その教訓や学んだこと、考えたことを記載しようと思います。
●ハッピー・バースデー『ドービニーの庭』