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旅のこと

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ヴェネチア2024 ⑦Homo Faber編⑷ 最終回

ヴェネチア2024 ⑦Homo Faber編⑷ 最終回

父と二人でヴェネチアへ一週間の旅に出た、最終回。

10ある会場も残すところ、3つ。
次はどんな世界を見せてくれるのだろう。

★8の会場【Dreams】

この会場に行く通路は、少しずつ狭くなり、蔓性の植物アーチを潜って会場入口にたどり着くようになっている。そんな演出も素晴らしい。
建物の中は、暗い…
明るい光の中を歩いてから入ると目が慣れず、何があるのかよく見えない。
しばらくすると少しずつ見

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ヴェネチア2024⑥ Homo Faber編⑶

ヴェネチア2024⑥ Homo Faber編⑶

父と二人でヴェネチアへ一週間の旅に出た、続き。

どの会場も作品を輝かせるための演出が素晴らしい。

★5の会場【Love】

愛🩷、ピンクの布で覆われた会場。
天井のライトも煌めいている。

↑これは、時計になっていて時刻を知らせる動きが優雅で美しい。

この展覧会を支える財団のメンバー企業が、会場でデモンストレーションをしていて、時計や宝飾の細かな作業を見せてくれる。どの技術者も誇りを持って

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ヴェネチア2024 ⑤Homo Faber編⑵

ヴェネチア2024 ⑤Homo Faber編⑵

父と二人でヴェネチア1週間の旅に出た、続き。

今回のヴェネチア旅の目的はHomo Faber 2024

前回、会場2までしか紹介できてない。
一つ一つが素晴らしくて、時間が足りないが、進もう!

★3の会場【Celebration】

鏡のテーブルの上に、御祝い事や食事会に使われるような陶器・銀製品・オブジェ・器がたくさん並ぶ。
そして、ここも会場作りに感動!
ピンクの布にドレープをつけて会場

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ヴェネチア2024 ④Homo Faber編⑴

ヴェネチア2024 ④Homo Faber編⑴

父と二人でヴェネチア1週間の旅に出た、続き。

今回のヴェネチア旅の目的はHomo Faber 2024

ヴェネチアの対岸にあるサン・ジョルジュ・マッジョーレ島を丸ごと会場にしたビェンナーレ。(トップの写真がその島です)
島へのアクセスは、サン・ザッカリアの船乗り場からHomo Faber専用の船が30分毎に往復している。

今回のテーマは “The Journey of Life ”
400名

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ヴェネチア2024③

ヴェネチア2024③

父と二人で、ヴェネチア1週間の旅に出た、続き。

ホテルで軽い朝食をとり、午前中はヴェネチアの街を見る、という日程で動いた。

「街の歴史を知るには教会を見るといい」と、聞いたことがあったので、海外に行くと必ず教会に入る。
ホテルの近くで歩いて行ける教会を探す。

…☆…

【サン・サルヴァドール教会】
にぎやかなお土産屋さんが並ぶメルチェリエ通りに面した入り口から入ると、厳かな空気が流れていた。

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ヴェネチア2024番外編

ヴェネチア2024番外編

父と二人で、ヴェネチアへ一週間の旅に出た、番外編。

今回の旅の目的は、Homo Faber2024。
その記事の前に、ヴェネチアでの素晴らしい出逢いがあったので、紹介したい。

…☆…

noteで楽しく記事を読ませていただいていた【ようこさん】↓

フィレンツェ在住・公認ガイドのようこさんの記事はとても面白い。私は毎回、コメント欄に感想を書いていた。
2年前、Homo Faber2022の記事

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ヴェネチア2024②

ヴェネチア2024②

父と二人でイタリア・ヴェネチアへ1週間の旅に出た、続き。

サン・マルコ広場近くのホテルに滞在しているので、サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿を観たいが、朝から長蛇の列…2~3時間待ちらしい。しかも、気温は34℃。
その時間が勿体無いので、列が少ないコッレール博物館へ行くことにした。それでも、あのサン・マルコ広場の中に入ることが出来るなんて、夢のようだ!

…☆…

コッレール博物館は、サン・マルコ

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ヴェネチア2024①

ヴェネチア2024①

父・79歳と二人でヴェネチアへ1週間の旅にでた。

マルコ・ポーロ空港から船で1時間半、サン・マルコに到着。
【水の都】と呼ばれる通り、海の上の古い街、移動手段は「歩く」「船」の2つしかない。

「ここが、ミケランジェロも立った地か…」

観光客が溢れるサンマルコ広場。
500年以上前の石畳の上を、大きなスーツケースを引きづり、狭い路地にあるホテルへ向かう。

…★☆★…

翌朝、さっそく散歩に出

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九州・初上陸

九州・初上陸

先週、仕事で大分県に行ってきたー!
九州は初上陸。
仕事がどんなに忙しくても、一日は温泉浸かってぼぉーとしたいので、由布院行きも予定に入れ、2ヶ月前からわくわくしていた。

ところが、GWに急な仕事が入り、朝から晩まで汗をかきかき頑張った結果、風邪を引いてしまった…
「大分行きまでになんとか治す!」
気合を入れて2日間寝込み、鼻水ダラダラの状態で飛行機に乗った。

大分空港からバスに1時間乗り、別

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伊勢神宮へ

伊勢神宮へ

父の仕事で伊勢市にご縁があったので、二人でお伊勢参りをして来ました!

幼い頃「お伊勢参り」と聞くと、
・おばあちゃんたちの町内会のバスツアー
・お土産に赤福とお守り
↑このような印象が強かった。
しかし、2013年の式年遷宮に行ったとき、若い人たちが多かったことに驚いた。
そして、参拝のためにたくさん歩く!しかも参道は砂利!足腰丈夫なうちにお伊勢参りはするものだと気付いた。
次回の式年遷宮の時、

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東京国立博物館へ

東京国立博物館へ

トーハクへ【特別展・中尊寺金色堂】を見に行って来ました!

先月は、平成館にて開催していた【本阿弥光悦】を見に行き、時間があったら【中尊寺〜】も見ようと思っていたが、入口の長い行列で諦めた。
今日こそは!と覚悟を決めてトーハクに入ったものの、『60分待ち』の看板が… 行列に並ぶのがとても苦手な私は「本館の展示を見るだけでも良いや」と諦めモードで入館した。

本館に入るのは久しぶりだ。
海外からの観

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六義園へ

六義園へ

『殿様の休憩処は遠すぎる!5桁の数字並ぶ万歩計』

先日、やっと行けた東洋文庫ミュージアム↓

つづきです…

気が付けば1時を過ぎており、お腹が空いている。
ミュージアムショップに小岩井農場のジャムやクッキーが売っていたので「?」と思っていたら、小岩井農場って岩崎弥太郎の弟が出資していたんだって⁉︎ ここもあそこも三菱財閥…商売上手。

中庭を通って素敵なミュージアム・カフェへ向かったが、満席!

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東洋文庫ミュージアムへ

東洋文庫ミュージアムへ

『扉開け 100年前の本の香を深く吸い込みアジアの旅へ』

東京・駒込にある東洋文庫ミュージアムに行って来た! やっと行けたぁ!

昨年秋に友人からもらった入場券、期限は1/14まで…
本好きの私は直ぐに行く予定だったのに、なかなか行けず年が明けてしまった。
前日に、父のご飯を作り、用事を済ませ、朝早く新幹線に乗った。
出掛ける前からクタクタになったが、久しぶりの一人でお出かけに気分はるんるん🎵

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