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ストック食品の整理をしたら、我が家にとっていらないものがあったことに気付いた
基本的に食べ物を捨てることがものすごくストレスなので、過剰にストックすることはせず、なるべく期限が切れないように意識しているし、少し過ぎたくらいなら自己責任で食べている。
そのなかで、いままで必要と思ってストックしていたもののなかに、実は我が家にとってはいらないものがあったことに気付いたのでまとめてみた。
あくまで我が家の場合、の話だけどね。
ずっと必要と思い込んで、お店で当たり前のように買っていたのに、ふと「あれ?いらなくね?」と気付いた時、なんだかとても気持ちがスッキリした。
食材の管理が苦手で、なにかしらいつも賞味期限を切らしてうんざりしているなら、もしかしたらいらないものまで買ってしまっているのかもしれない。
ストックがいらないもの
①レトルトのパスタソース
おそらく我が家はパスタの登場頻度が一般家庭より少ない気がする。
1ヶ月以上食卓に出ないことも特に珍しくない。
もともとは、夫が1人の時の自炊用と非常用を兼ねていくつかストックしていたのだけれど、賞味期限をブチ切れらしたことが数回ある。
考えてみると、夫が自炊でパスタを選んだ記憶がここ数年無いし、非常時にインフラが止まった場合、パスタの優先度は低いかもしれない。
そして、いよいよレトルトのパスタソースがあんまり好きじゃないかもということに気付いた。
私にとって、お家で作るパスタって余りものの活用料理でもあって、野菜やお肉を具材にしたりソースにしたりするので、レトルトのパスタソースの出番はいよいよ無い。
1人暮らししていた時はめちゃくちゃお世話になっていたんだけど、いつのまにか使わなくなった。
よし。我が家にはいらないな。必要性を感じるまでは、ストックゼロでいく。
②わさび以外のチューブ薬味
薬味大好き人間なので、お刺身にはわさび多め、揚げ物には醤油とからしの組み合わせが大好き。
だいたいの料理には、ニンニクやショウガが入れば美味しくなる(と思っている)。
いまやチューブ薬味にはいろんな種類があり、使い勝手の良さと保存性の高さから重宝している人も多いよね?
我が家にはずっとわさび、和からし、おろしニンニク、おろしショウガの4種類のチューブが常備されている。
ただ、よく考えてみると、家ではほぼ揚げ物をしないから、お浸しのからし和えみたいなのの時しかからしは使わないし、ニンニクもショウガも、チューブがあってもやはり生のものが手に入ったらそれを使ってしまうので、減りが一定じゃない。
使いたい時もあるだろうから全部冷蔵庫には置いておくけど、ストックはわさびだけでいいや。
ちなみにわさびは「きざみわさび」が食感も良くて好き。でもちょっと甘いんだよな、あれ。
③片栗粉以外の粉系
さっきも書いたけど、我が家、揚げ物をほとんどしないため、小麦粉が無い。小麦粉がないというと結構驚かれる。
全然グルテンフリーとかではないんだけど、揚げ物以外で小麦粉が必要な料理もしないからかもね。
作らないから浮かんでこないんだけど、お好み焼きとか…パン?え?
ちなみに切らしていても問題ないけど、粉系を使う時は米粉を買うことが多い。
つっても、小麦粉がふんわりだとしたら米粉はもっちりという仕上がりになる傾向が強いので代用はできないと個人的には思っているんだけど、もっちり仕上げでテンション下がったこともないので個人的には気にしていない。
小麦粉が嫌とか、絶対米粉がいいとかはないんだけど、なんか米の消費が上がればいいなというお気持ち程度の選択かも。あまり深い意味はない。
それに、揚げ物をするにしても片栗粉を使ったサクサク感が好きなので、まじで片栗粉さえあれば問題ない。
④水煮トマト
トマト大好きなんだけど、基本的にフレッシュは旬の夏場にしか買わない。それ以外だと味薄いし、美味しそうなのは高いし。
季節外れにトマト料理が食べたくなった時用にストックしていた水煮だけど、よくある400g前後の量って大鍋でと作る時じゃないとちょっと多い。
煮込みやスープ、ソースを作ったとしても2人暮らしには結構な量になるのが、大問題ではないけれどちょっと使うのを考えさせられていた。
そして、トマト大好きなゆえに我が家にはトマトジュースもほぼ常備してある。
…いや、トマトジュース使えばいいじゃん。
果肉こそ入っていないものの、必要な量だけ使って残っても問題無いし、常温保存できるし、トマト味も十分するし。
夏場は飽きるくらいトマトを食べるので、それ以外はトマトジュースでトマト感を楽しむくらいでいいかもな。
必要になったらいつでも買えるんだし、これもストックはしないことに。
使用頻度は少ないけど置いておきたいもの
①ソース
ソースを使う料理って何を想像する?というか、みんなソースって結構使うもの?
そもそも私、揚げ物には塩か醤油派で、お好み焼きやたこ焼きは家では作らないし、焼きそばは付属のソースパウダーみたいなヤツ使っちゃうし、あんまりソースを使わなくてね。
ただ、夫はソースを使いたい場面が私より多いので常に置いてはいるんだけど、減りが遅すぎるのもアレだからと、洋風の煮込み料理の味付けやミートソース、カレーのちょい足しに使って消費している感じ。
そんで、気になって調べてみたら、なんとあの有名なブルドックソースのサイトに、ソースを使ったレシピがめちゃめちゃ紹介されている!!
洋食のイメージが強いけど、和食も中華もそれ以外にも結構使えるのね!?これは有益!
私ってば、ソースの何もわかっていなかったんだ。
夫が好きなので今後も常備はするけれど、しっかり消費もできるようにいろいろ試してみよう。
それにしても、今っていろんなメーカーさんがレシピ提供してくれるけど、製造元が紹介するだけあって信頼感絶大だよね。ありがたい。
②トムヤムクンペースト
これはねえ。
自分でもたまにしか使わないとわかっているんだけど、トムヤム欲は突然やってくるからね。こればっかりは。
タイ料理大好きなんだけど、これの登場により、もっとも気軽に簡単に欲求に最短リーチすることができるようになってしまって。
「グリーンカレーなら筍とナスが欲しい」「パッタイはあの平たい麺じゃないと」というこだわりもいらない。
もやしとニラがあったらもうそれで完璧。最悪無くてもいい。
熱湯さえあれば辿りつける、辛味と酸味のコップンカー。
理解されなくても常備したいもの
③辛味調味料
ああ、はい。激辛大好きなんでね。
1人のお家ごはんの時なんかは、とりあえずその料理に合う辛いものをぶちまけて食べている。
タバスコ、激辛唐辛子の粉、七味、花椒(ホール)、中華系辛い調味料、中華系南蛮モリモリ入った調味料、チリペッパーの辛い種みたいなとこ集めたヤツ…
ちなみにハバネロとかジョロキアとか、痛覚のみに焦点を絞ったようなものは使わない。
あくまで辛さを美味しさの延長で楽しむのが私の美学である。(知らん)
④要らない人には一生要らないスパイスやハーブ
私は日本のごはんと同じくらい、海外のごはんを愛しているんだけど、いわゆる「なんかこれ海外の味がする~!!」ってのは、だいたいスパイスやハーブが作り出していると思っている。
(もちろん地域特有の調味料を使っていることもあるけれど)
日本が、出汁や旨味を器用に扱うのに長けているとしたら、諸外国には気候や文化によってそれぞれ扱いに長けているスパイスやハーブがあると思っている。
わかりやすいものでいえば、アジア圏のパクチーとか、中華圏の花椒とか。
インド系や中東系だとクミンやターメリックなどが入ってきたり、欧米系だとシナモンやクローブのイメージかなあ。
そんで我が家にもナツメグ、クミン、クローブ、オールスパイス、さまざまなドライハーブがある。
1番使うのはローズマリー。個人的に汎用性が高すぎる。大好き。
実験的に使うのも大好きなので、たまに「おおっ…!!?!」という仕上がりになることもあるけど(食べれないレベルではない)、それもまた楽しい。
食材選びの基準はあくまで家単位
レトルトのパスタソースやトマト水煮みたいに「大抵あるもの」とか「あったらいいかも」と思って買っていたものって、実際すごく活用できるものもあれば、使う人の料理のレパートリーや自炊頻度、食習慣によっては全然使わないものもある。
たとえば、レトルトのパスタソースの他に、野菜に足すだけで料理が出来る中華系の紙箱に入ったパウチのソースも我が家では使わない。
でも、あの便利さはめちゃくちゃ知っているので、この先、家族構成が変わった時などはものすごくお世話になる可能性は大いにある。
一方で、同じレトルト食品でもカレーは常にあるし、ちょいちょい食べる。カレーが好きなこともあるし、麺を茹でるひと手間が必要なパスタに比べると、残ったご飯にかけるだけというのもあるかも。
あと、1人分のレトルト粥もある。
体調が悪くなった時や胃腸の調子が優れない時、非常時用にもめちゃ便利。
お粥が食べたくても1人分作るのは面倒なので、超助かる。
こんなふうに、同じ家に住む人の(1人暮らしなら自分の)好みやライフスタイルを見直すと、案外ストックするほど必要なものというのは自分が思っているより少ないということがあるかもしれない。
これは、食品に限らず言えることだけどね。
食品って期限があることが多いから、余計買い過ぎたくないのよ。
さて、こうしてまとめてみたら、もう少しスッキリ出来る部分があるんじゃないかなという気がしてきた。
物価がどんどん上がっていくなかで、私にとってはとっても重要な振り返りだったな。
お米1粒の大切にできる心を忘れずにいたい。