かがやくサイエンス🧪
東邦大学内の研究者へのインタビュー集。普段なかなか触れることがない、大学で行われている研究について、カジュアルに知れるマガジンです。
中高生が理系分野に関心をもてるよう、イベントや発信活動をしている私たち・かがやくサイエンスの裏側、お見せします…!
「未来の選択肢を広げたい」 これは、東邦大学内のプロジェクト・かがやくサイエンスが中高生や保護者の皆さまに向けて講座を提供する理由です。私たちは、理系分野の楽しさや奥深さを伝えることで、次世代を担う子どもたちに新しい視点を提供し、進路選択の支えになりたいと考えています。 プロジェクト開始から1年半以上が経過。これまでに普段の学校ではなかなか経験できない実験やプログラミング、専門家との対話を通して、子どもたちが「好き」や「楽しい」を見つけるきっかけを作ってきました。そして、
冬休みの思い出は、大学で。 プログラミングとオーロラ 中学生向け講座の予約がスタートしました! 各日30名限定、参加は無料。1日のみ、両日参加、いずれもOK。お気軽にご参加ください。 ご応募お待ちしています! ▼お申込みフォーム https://lit.link/kagayaku2023
キャリアが多様化する中で、お子さんが後悔しない進路を進むために、 保護者としてできることは何か。 進学・就職など、キャリアの「常識」を更新する、人気のワークショップを 再び開催することになりました! 今年度は今回が最後。ぜひご参加くださいね^^ 進学する高校・大学をどうやって選べばいいのか。進路選択は、お子さんの今後の人生に大きく関わる選択だけに、本人はもちろんのこと、家族全員が考えて支援していく大事なステップです。情報は多いものの、どの情報が正しいのか。変化が速い世の
今回は「女子が理数系を選ばないわけ」について、少し考察をしてみようと思います。 ある疑問 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」をやっているので、理系好きの女子だけでなく、理系を選ばない女子のことも、気になります。 ※ 私自身は文系の人間なので(東邦大学理学部の英語担当)、これまでの長い人生、理系の進路選択にはまったく興味がなかったのですが(苦笑)、いろんな経緯からこのプロジェクトの担当者になり、「女子の文理選択」という課題があることに、つい最近気づいたのでした。
理科の授業で「酸化還元」って習ったじゃないですか。薬品を水に溶かしたり、火をつけたりしたアレです。化学式とか覚えなきゃいけなくて、大変でしたよね。実験は好きだけど、薬品の名前とか化学反応式とかよく覚えられなくて挫折するひとも多いところ。 東邦大学で「生化学で学ぶ酸化還元反応」という講座を受けたんです。そしたら、実験でやった酸化還元反応が、わたし達のの身体の中でも起きてるっていうんです。そんなことある⁉って思ったけれど、そんなことがあるんだって。 「健康とか美容のために、ビ
先日、キャンパスの地元である習志野市や船橋市の中学校向けにこんなフライヤーを作りました。 東邦大学・かがやくサイエンスでは、中高生に向けてさまざまなイベントや発信活動を行っています。こちらはその活動のひとつとして、希望する中学校へ出向いて出前講座を行います!というお知らせです。 私たちの出前講座は 中学校の中で大学の講義を受けられる! 実施時期を相談できる! オーダーメイドで内容を決定! と、ぜひ多くの中学校からご応募いただきたい講座なんです。 とはいえ、公立中
「日本一のセクハラは、家庭に存在すると思うんです。それは、親御さんたちの、娘さんに対する“女の子扱い”です」と話し始めたのは千葉商科大学 准教授の常見陽平先生。 「あるいは、今までの常識で、進学先や進路について口を出すことが、日本の将来を暗くしているんじゃないかと思うんです。今日はそんな話をしていきます」と、私達の<生き方アップデート>と銘打ったキーノートスピーチを行いました。 去る9月7日(土)、中学生・高校生のお子さんをもつ保護者の方が東邦大学に集まり、ワークショップ
大学で働くようになって、「もったいない」と思うことが増えた。私の目に映る大学には「もったいない」があふれている。 世界の共通語でもある「MOTTAINAI」、辞書には「そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい」と書かれている。食べ残しや資源のむだづかいのイメージもあるが、私の場合はよく人に対してこみ上げる。 大学では、学生が講義を受けている。その裏側で、まだ世界のどこにも答えがない発見をしようとたくさんの研究が進められている。キャンパス内に並ぶ研究室のドアひとつひ
こんにちは、東邦大学内のプロジェクト・かがやくサイエンスです。東邦大学は、女子中高生の理系進路選択を応援しています。 この度、特別講座として、中高生のお子さんをもつ保護者向けのワークショップの開催が決定いたしました!こちらは昨年度、2度開催し、大変ご好評をいただいた講座となっています。 参加対象は、中高生の子をもつ保護者の方。このイベントは JST 女子中高生の理系進路選択プログラムの一部ですが、お子さんの性別に関係なく参加を歓迎しています。ぜひご参加ください! 保護者
夏は、研究。夏休みも中盤ですが、自由研究は順調でしょうか。 夏休み前から決めていたテーマを着々と進めている人、実験はしてみたけれどどうやってまとめたらいいか分からない人、そもそも調べたいテーマが見つからない人、いろいろだと思います。 わたしたち「かがやくサイエンス」は、理系の総合大学・東邦大学内のプロジェクトなのですが、大学には研究者がたくさんいます。自由研究の悩み事は、プロである研究者に聞いてみるのが一番のはず。という訳で今回は、研究者である大学の先生方に「先生の専門分
高校生が、大学レベルの教育研究に触れる機会をつくり、生徒一人一人の能力をのばすために高校と大学が連携して教育することが求められています。 東邦大学理学部も、千葉県立の8高校、私立4高校と高大連携協定を締んで、生徒さんたちに自然科学の講義や実験を提供しているところです。一口に高大連携と言っても、学校ごとに参加人数や講座の位置づけ、使える時間など、1校1校希望が異なるのが難しいところ。事前の打ち合わせの中でできること・できないことなどを互いにすり合わせる中で、できるベストな講座
「飼育し始めてすぐは結構警戒心が強くて、人の気配があるとすっと隠れたのですけど、慣れてくると構わずに出てきます。乾燥ワカメ、あげてみますか?」と見せてくださったのは、研究対象にしている生物・イワムシでした。 今回のかがやくサイエンスは、東邦大学理学部 生命圏環境科学科 環境分析化学研究室の齋藤 敦子先生をゲストにお迎えしました。齋藤先生は、干潟に住む細長い生物・イワムシを調べています。イワムシは、干潟の底に含まれる高濃度の環境汚染物質を取り込み、常識をくつがえす速さで分解も
イベント告知用のフライヤーを作るのは、服のコーディネートをするような作業かもしれません。そのイベントがより魅力的に見えるような方法を考えて、形にしていきます。 かがやくサイエンスの活動でも、これまでに学内外で行ってきたイベントごとにフライヤーをつくり、参加する方を募るなどしてきました。これまでに「作ってみてください」と任せていただいて作成したイベントフライヤーは、うれしいことにお褒めの言葉をいただくことが多いです。 今回は、デザインする際に何を考えてフライヤーに落とし込ん
突然ですが、陸上の植物は、菌と一緒に生きているって、知っていますか?筆者は、今回のゲストである下野先生に教えていただくまで全く知らずに生きてきたので、すっごく驚いたんですよね。 今回のかがやくサイエンスは、東邦大学理学部生物学科 植物生態学研究室の下野綾子先生をゲストにお迎えしました。下野先生は、高山帯の植生変化を捉えたり、全国的に減少している里山の草原で、植物の繁殖や発芽の特性を調べたり、植物と密接な関係のある菌類などを調べたりしています。 「生物学の中でも、やっぱり動
ワークショップの「告知」とは? わたしたちは、ワークショップの開催のたび、参加者募集の告知をしています。 代表的なツールは「チラシ」です。 PDFファイルにして、市内中学校などにお送りして、生徒さんや保護者の方々に配布してもらうのに適しています。 また、ポスターに拡大して、市内の図書館など、公共の場所に掲示します。 効果的なチラシ・ポスターをどう作るか? これには、ちょっと頭を悩ませました。 わたしたちのような「学校関係者」がチラシを作ると、どうしても「真面目」なも