【読書】何を持っているかで人は選ばれる!?『「存在感」はつくれる』を聴いて
こんにちは。ベンチャー企業で広報のプロジェクトリーダーをしています、なかやま かえでです。
今回も引き続き、Audibleで大塚 ちづるさんの『「存在感」はつくれる』を聴いて印象に残っていることを書いていきます。
社会に出ると、「何を持っているか」が自分の評価を左右することが増えます。持ち物はただの道具ではなく、あなたのスタイルや考え方を反映するものだからです。
「何を持っているかで人は選ばれる」
では、どんなことを意識したらいいのか、持ち物がどう人の選択を左右するのか、具体的な視点から考えていきたいと思います。
人前に出たり、営業などで人と関わる方の参考になれたら幸いです。
① 筆記用具だけでも決まってしまう
タイトルにもあるように、大塚 ちづるさんは「何を持っているかで人は選ばれる」とおっしゃっていました。
本の中でこのような話がありました。
この時点で、「キラキラのチャームが付いたシャーペン」を持っていた人が落とされるだろう。なぜなら、キラキラチャームが付いたシャーペンを持っている人は「なんだか幼稚で未熟そう」といった印象付けをさせてしまうからという話でした。
実際、私も本を聴きながら「落とされるとしたらキラキラチャームの人かな…?」と全く同じことを考えてしまっていたので、それほど何を持っているかが大事ということを実感しました。
②ちょっと大人びているものを持つ
何を持っているのかが大事ということが分かり、ではどのようなものを選べばいいのでしょうか。
ポイントは、「ちょっと大人びているものを持つ」ということです。
そうすると自分もそれに見合うよう意識をして変わっていき、そして周りも「あれ?なんだか今の仕事レベルが見合ってないのでは?」と仕事の立ち回りも変わってくるというのです。
確かに、学生時代に使っていたナイロン素材のリュックや、カラフルすぎるペンケースをそのまま使っていたところから、少し大人びたレザー素材の手帳や、シンプルで落ち着いたデザインの名刺入れを取り入れたら、見た目の印象はガラッと変わりますよね。
これだけで、ビジネスシーンで「この人はきちんとしているな」「仕事に対して真摯な姿勢を持っている」と思ってもらいやすくなるのです。
そうした小物を使いこなすだけで、ビジネスの場で選ばれる存在になることができます。
③身に付けるものも入学と卒業がある
新入社員のときに着ていたリクルートスーツは、最初のビジネスシーンにはピッタリです。しかし、いつまでもそれに頼っていると「未熟そう」「自信がなさそう」と思われてしまうこともあります。
身に付けるものも、入学と卒業があるのです。
時期や年代、そしてなりたい自分に合わせて、身に付けるものを変えてみましょう。さらには、そこに「自分なりのスタイル」を取り入れている人は、自然と他者からの評価も高くなる傾向があります。例えば、ビジネスの場で選ぶシャツやネクタイの色味を少し変えたり、アクセサリーをさりげなく取り入れるだけで、「この人は自分を持っている」と思わせることができます。
④ ジャケットを常備しておく
仕事の場で「何を持っているか」を考える際に、ぜひ取り入れてほしいのが「ジャケット」です。特に、ジャケットはどんなシチュエーションでも対応できる万能アイテム。急なミーティングや出張、カジュアルな職場であっても、ジャケットを一枚羽織るだけで、一気に見た目の印象が引き締まります。
また、ジャケットを常備しておくことで、急な場面での「対応力」も備わります。上司から急に呼び出されて重要な商談に同席することになったり、想定外のビジネスパーティに参加することになったときも、さっと羽織れるジャケットがあれば、一目置かれる存在になることができるでしょう。
選ぶ際は、ブラックやネイビーといった定番色が無難ですが、自分の肌の色や雰囲気に合った少し個性的な色味を取り入れるのもおすすめです。仕事用とプライベート用、オンとオフのスタイルに合わせた一着を持っておくと、いろいろな場面で役立つはずです。
結論:持ち物が「選ばれる人」を作る
持ち物や服装は、単なる道具ではなく、あなたの価値を伝えるメッセージツールです。ちょっとした選び方や工夫で、周囲からの見られ方がガラッと変わることもあります。少し大人びた小物を取り入れたり、リクルートスーツを脱却して自分らしいスタイルを取り入れること、そしてジャケットを常備しておくなど、持ち物を工夫するだけで「この人はできる」「信頼できる」と思われる機会が増えていくのです。
「何を持っているか」が、あなた自身の評価を左右することを意識し、選ばれる存在になるための持ち物選びを心がけてみましょう。普段の何気ないアイテム選びが、ビジネスシーンでの評価を変える大きな一歩となるかもしれません。
いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。