ジャンキーガール🎶

暇なときに好き勝手書くnote。 全てフィクションです。多分。

ジャンキーガール🎶

暇なときに好き勝手書くnote。 全てフィクションです。多分。

最近の記事

  • 固定された記事

覚書

これは寛解の途上にいる私への覚書だ。 これを読んでいるということは、何かしらの回路が作動して自己嫌悪、もしくは希死念慮に苛まれているのであろう。 仕方ない。ここはそういう雰囲気がまとわりついてる場所だ。 現に私もここで立ち往生している。お揃いだな。 そんなお前への救済の道標となるような文章をここに書き記しておく。よく読むように。 まず、お前には2つの不要な機能が植え付けられている。それは「自己嫌悪」と「希死念慮」だ。なぜ、そんな不必要な機能が植え付けられているのかって?それ

    • 整理

      フォロワーがまた一人いなくなった。 彼女について、多くを語るつもりはない。彼女との関係はそこまで深いものでもない。ただ、お互いに辛いことを吐き出して、傷をなめ合う関係だった。本当にそれだけ。 彼女は、美しい人間だった。たくさん傷ついて辛い思いをしてそれでもなんとか生き抜いていた。そんな人間は美しい。人間は削られて美しくなる鉱物質の塊なのだ。ダイヤモンド的生物。 そんな彼女がいなくなってしまった。もしかしたら自殺をしてしまったのかもしれないし、傷を舐め合う必要がなくなっただ

      • 生物の始まりと終わり

        人間は愚かであると再確認した。またしてもだ。何回も見ているのに無駄に希望を抱き、そのたびに愚かであると認識し絶望する。また、技術の進歩のたびに、大多数の人間の醜さを見せつけられ、自らにもその愚行を引き起こすための回路とスイッチがあることも認識させられる。 さて、一体いつになったらこのループを断ち切れるのだろうか。 死を望む人間に対して、ぶっきらぼうな言葉で「死にたきゃ死ね、生きたきゃ生きろ。」という言葉をかける人間はどれほど頭が回っていないのだろうか。 確かに、結論だけで

        • サイレース

          サイレースを飲みながら書いています。 私の四肢の感覚は鈍くなっております。サイレースを飲むと、四肢の先端が自分のものではなくなり、自己の肉体のバランスを取ることも難しくなり、全てが漠然として自己の存在が空虚に感じ、存在が希薄になる。しかし、思考ははっきりとしております。寝ることは難しい。こんなに強い薬なのに、私には、耐久性があります。私の肉体は、欺瞞と悪意に晒されて、そこか逃れるために、ありとあらゆる薬を飲み干した結果がこれなのだろう。 暴虐的な行為を何度もぶつけられ、全てを

          タンパク質の声を聞け。Volume.e

          喉を潤すケミカルリキッド。キミより美しく修飾する液体。暑い日差しの中、歩き続けた人間を祝福する超然たる流動体。さあ、飲み干せ。自己を生かすために。 4、8、12と繰り返す男。何度も何度も繰り返す。まるですべてを捨てて繰り返すことに集中しているようだ。それは輪廻の中に囚われた苦しみから逸脱するために、別の輪廻へと飛翔するかのよう。世間一般からは、悪いモノとして忌み嫌われている4を筆頭に、繰り返し続ける。 4、8、12、4、8、12・・・・・・。一体、彼はいつまで唱え続けるのだ

          タンパク質の声を聞け。Volume.e

          処理男

          「またかよ。」 双眼鏡を覗きながら男はそう呟いた。彼が見ているのは廃墟と化したビルから飛び降りる人間だ。飛び降りた人間は当然、地面に叩きつけられる。その様子の確認した男は、双眼鏡を机に置いて、部屋を出ていった。 この世界はいつからか「自殺」がトレンドになっていた。人間として生まれたことを否定し、懺悔する人々が大多数を占め、自ら死を選ぶようになった。インフルエンサー達も、自殺がトレンドになった途端、YouTubeに自分が死ぬ動画を載せて、この世を去っていった。一体、どうやって

          「植物電子の本」 感想

          今回は趣向を変えて、9月16日に発売された平沢進の2作目のギターアルバム「植物電子の本」についての感想文を認めようと思う。ただ、普通にやってもつまらないので、今回はいくつかのルールを設けて行うこととする。 【ルール】 1.曲の感想は曲が再生されている間と再生終了後の数分しか書けない。 2.曲は基本完全初見で聴くものとする。(試聴配信された一曲目は事前に聴いたものである。) 3.全ての曲を聴き終えたあとに、文章の修正を行う。ただし、変えてもいいのは文章として意味が理解できない

          「植物電子の本」 感想

          数的質量に囚われる若者。

          何気ない数字は無視して歩くことができるのに、SNSの数的質量には惑わされる若者たちよ。ああ、どうしてそんな事になっているんだ? 私はSNSのフォロワー数やいいねの数より、ビルに書いてある謎の数字だったり、何かしら特殊な法則を持つ数字の方に面白みを感じる。少し外を眺めてみてご覧なさい。ほら、少しはマシな世界が見えるでしょう? たかがボタン一つで変わる数字に惑わされることになんの意味があるんだ?SNSのフォロワー数なんか、botやスパムで変わるじゃないか。Twitterはいい

          数的質量に囚われる若者。

          合言葉は「理解不能」。

          あの日、私はスマートフォンにかかってきた非通知の電話に出た。その瞬間、私は本来いた世界から消失した。 私は今、テレビだけが置かれている空間に一人きりだ。なぜこの空間にいるのかはわからない。テレビには、定期的に謎の人間の視点映像が映る。その映像の内容は、高層ビルを見上げるだけのものや、山を登っている映像。時には、言葉にすることすら悍ましい惨状が広がっている。しかし、基本的にはある人間の日常風景を映している映像が流れている。 なぜ、私がこの空間に飛ばされたのだろうか。わからな

          合言葉は「理解不能」。

          快楽の代償とは。

          快楽には代償が伴う。ギャンブルでは、勝ったときの快楽の代償として、多くの金銭が伴う。ODもそう。一時的な多幸感と引き換えに健康を失う。いろんなパターンを考えるが、どんな快楽でも代償が伴うことがほとんどだ。 その中でも、性行為は大きな代償を負う場合がある。それは子供だ。子供を孕んでしまったとき、我々は数十年をかけてその子供に人生を捧げるか、その子の命を奪う罪悪感と母体の健康を危険に晒すかの二択を選ばされる。 この代償を払わないとどうなるか、気になる人も多いだろう。私の親は、

          無題

          私は一度自殺をしようとしたことがある。あの時は、家族以外の人間に泣かれた。家族は一切涙を流さず、金のことばかり請求された。しかし、他人の涙というものは恐ろしいものだ。私はそれから、死ぬことに対してほんの少しだけ抵抗が出来てしまった。馬鹿な話だ。 死にたくて死にたくてしょうがないのに、死ぬことに対して抵抗がある。おかしいだろう?でも、本当にそんな状態なんだ。 相手を泣かすことも嫌だ。私が死んで悲しむ人間が一人でもいる限り、私は足掻き苦しみながら生き続けるだろう。私のせいで誰

          黒い樹液を飲む女。

          「寒いねえ…。」 ハーッと、手に白い息を吐きながら彼女はそう言った。それに対して私は何となく返事をする。こんなクソ寒い中私たちは外を散歩している。今日はクリスマス。それに、雪が降っている。ホワイトクリスマスだ。こんな事は滅多にない。だから、私たちはこの珍しい景色を一目見ようと外に出ている。問題点を挙げるとすれば、相手が恋人ではなく腐れ縁の友人であるという点か。残念だ。 「私と2人でクリスマスを過ごしていいの?もっと他にいい相手がいるんじゃないの?」 彼女はそんな事を私に聞い

          黒い樹液を飲む女。

          電波の受信をやめましょう。

          インターネットは精神衛生上「悪」と見做されるべきだ。こんな物があるから、人間はおかしくなってしまった。わたしもインターネットという存在を知らなかった頃に戻りたい。技術によって、24時間人間関係に悩まされる日々が苦痛で仕方ない。 特に夜は苦痛だ。もともと、私はメンタルがそこまで強くない人間だ。夜になると少しメンタルが落ち込んで、希死念慮が発現するレベルだ。恥ずかしい。こんなに弱いのだ。そんな状態で、今のインターネットに接続したらどうなるか、毎回私の馬鹿げた文章を読んでいる君た

          電波の受信をやめましょう。

          20240904は記念日です。

          2024年9月4日はジャンキーガール🎶記念日だ。 そう。私が今まで何年も主張してきたことがやっと、第三者に認められた。これは、何年も狂人扱いされ相手にされてこなかった私にとって、最高の結果である。だから記念日なのだ。今日はそこまでに至る経緯を少しだけ、書き綴ってみようと思う。気分がいいからね。 私は中学時代から少しずつおかしくなっていった。いや、もっと前から、おかしかったのかもしれない。少なくとも小学校低学年のうちに、縄跳びで首を吊ろうとした記憶がある。縄を結ぶのが下手で失

          20240904は記念日です。

          彼女は活性死者、私は不活性生者。

          私の知り合いにゾンビがいる。私は純粋に彼女の人格が友人として好きで、面白い人間だと思っている。もちろん、精神疾患を持っている者同士なのでトラブルもあったが、いい距離感で付き合えている。 そんな彼女はもともとゾンビではなかった。いや、今もある側面から見たらゾンビではない。生き生きと自分のやりたいことをやり続ける素晴らしい「人間」だ。まあ、スピリチュアル系の物事に傾倒しやすい人間なので、やってることはお世辞にも素晴らしいとは言えないなと、私は思っていた。 半年くらい前に、そん

          彼女は活性死者、私は不活性生者。

          タンパク質の声を聞け。Volume.w

          キミのニューロンがスパークする時、視界には輝かしい景色が映るだろう。夜空に咲くニューロンの火花。地面に散っている人間だったモノ。キミ一人が発火するのに一体何人のニューロンを犠牲にした? 思考停止することが日常的になった人間に降り注ぐ悪意の電磁波。電磁波を放射するアンテナを止めるために大衆に叫び続けるアイツ。思考停止した人間には届かないのに叫び続ける。そんな馬鹿げた状況を文章に綴るワタシ。誰が一番「まとも」ですか? 周期的に起こる二項対立に惑わされるヒト科。デジタルによって

          タンパク質の声を聞け。Volume.w