90冊目『わたしの美しい庭』
マンションの屋上にある小さな神社。悪縁を断ち切ってくれる「縁切り神社」である。さまざまな気持ちをもった人たちが、この「縁切り神社」へと訪れる。そんな話。
凪良ゆうさんの小説は初めて読んだ。『流浪の月』も読みたいなーと思いながら、手を出せていない。瀬尾まいこさんの『そしてバントは渡された』も結局買ったのに読んでないんだよなー。いい作品だと注目されるほど、なんだか身構えてしまう自分がいるのかな。
今回の『わたしの美しい庭』で、凪良ゆうさんは人の感情をとても丁寧に描写する人なん