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21時の独書会

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最近の記事

「猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き」

作品を送信するまでのジタバタ感 準備はできた…さぁ今か?いや、まだか…?って 待ったところで何も変わらないんだけど 押すまでにもじもじしちゃう感じ 共感しかなかった そしてその後に鳴るメールの着信に 心臓がバクバクする感じ 共感しかなかった 私より10歳若い主人公 叶った夢を手放そうとするけど 諦めたいけど諦められない感じ チャンスが巡ってきたのに 何とはわからない何かに引っ掛かって うん、と言えない気持ち 共感しかなかった そして いつも自分が考えていること

    • 「ミニシアターの六人」

      「まち」「ひと」「ライフ」と読んで 気付けば小野寺さんの本が増えていた 「まち」の前に読んでいた「みつばの郵便屋さん」シリーズも 小野寺さんの作品だと知ったのは「ひと」を読んだ後だったかな そんなわけで、 映画の話かなと手に取って 作者さんを確認して即決めた一冊だった 六人それぞれの章に分かれていて 間にもう一人の物語も書かれている 話の中心になる映画と監督について それぞれの視点で書かれていて 映画は6つの章に六人の物語と交差しながら進んでいく 一冊の中に映画の全

      • 「食堂つばめ」

        2013年に買ったもの? 長く積読になっていたけど なぜ積読にしていたのか分からないくらいとても読みやすかった 生と死の間にある街 そこにいる人はみんな先に行くことに焦ってて その街に留まる人はなく閑散としている その街にいるノエとりょう 街に来たけど生きる方に戻った秀晴 この3人が街を訪れた人と関わっていく 街は街としてあるのだけど ノエが開く料理店の姿形は毎日違っていて 料理のイメージに合わせて変わる 味も食べる人によって違うのか 秀晴が感じる味とは違うみたい

        • 「N」

          小説家になろうラジオで紹介されてて買ってみた なぜNなのか 話のごく一部にしかNは出てこなくて それがタイトルの意味かも分からなかった 上下を逆さまにしてもNはN ってことなのかな 6つの話が入っていて 上下入れ替えで3話ずつ入っている 読む順番は自分で決められる どんな順番で読んでもいいけど 読後感が変わっていく 上下を変えなくても…というレビューも見かけたけど やっぱりそうして物理的に話を切ることができるのは必要だったなぁと私は思った 私は自分の読んだ準備で良

        「猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き」

          本を積むこと@10月連休

          最近購入して順番を待っている本たち 避けては通れないシリーズもの ・金曜日の本屋さん 夏とサイダー ・シャルロットのアルバイト ・活版印刷三日月堂 星たちの栞 (既読だった。シリーズなのを知って読み返そうとしていたもの) ・タルト・タタンの夢 ・ソロキャン!2 ・愛しさに気づかぬうちに ・猫目荘のまかないご飯 10月に買った本ですでに紹介した本もまだ順番待ち 既読の「活版印刷三日月堂」と「しかもフタが無い」も混ざってる 読み返すために再び順番待ち 作者買い(間違いない

          本を積むこと@10月連休

          「名探偵のままでいて」

          久しぶりのミステリー おじいちゃんが紐解いていく謎に 毎回「おお…」となりながら読んだ 楓が事件の説明をしながら無意識に含めているヒントを おじいちゃんがしっかりと伏線として拾っていく ミステリーとしては しっかり怖がりな私にはギリギリラインだったけど 登場人物が濃くもなく薄くもなく とても絶妙なキャラクターで読みやすかった 最初はおじいちゃんの家を訪ねるのは 楓と介護をしてくれているスタッフさん達だけだったけど 話が進むにつれてお客さんも増えていくのが なんだか嬉しか

          「名探偵のままでいて」

          本を買うこと@10月初旬

          10月に入って買った本たち シリーズもの ・愛しさに気づかぬうちに ・猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き ・銀座「四宝堂」文房具店Ⅳ 紹介を見て買ってみた ・名探偵のままでいて (こちらもシリーズのようです) ラジオで聞いて買ってみた ・N 気付かないうちに結構買ってた作者さん ・ミニシアターの六人 インスタやXを見て読みたいなと思った本も できるだけ本屋さんに行って手に取って パラパラとめくってみてから買いたい 衝動的にネットで買ってしまう本もあるけど

          本を買うこと@10月初旬

          「天国はまだ遠く」

          久しぶりの瀬尾さん 何年か前の読書熱を呼び起こしたのは 間違いなく瀬尾さんで そして、バトンは渡されたを読んでから しばらく瀬尾さんばかり読んでいたのを思い出す 重い話かなと思ったけど 全然そんなことはなかった 私も生活がうまくいかないこと、 もういなくなってしまいたいと思うこと、 何度も何度もあるけど 結局こうして生きている 辞表も書いて 家も片付けて 一泊1000円の民宿で 死んだら迷惑をかけるからと10万円置いておこうとする 準備は整ってるけど 衝動的ではなく

          「天国はまだ遠く」

          「家族ゲーム」

          長く積読だった家族ゲーム ドラマ化、という帯に惹かれて買ったのだろうなと当時を思い出す 2013年13刷と書かれているのでその頃に買ったのかな 10年以上も前だ 何度か挑戦してはなかなか進められなかったけど 今回、読めるような気がして挑んだ でもやっぱりまだ少し早かったのかもしれない 本の厚みに反して 自分には重かった 出来のいい兄と悪い弟 終始その関係性で進んでいく いじめのシーンは痛々しくて読んでいて顔が歪んだ 家族の前でも職員室でも構わず殴る蹴るの家庭教師

          「家族ゲーム」

          本を読むこと@9月

          9月に読んだ本 珍しくたくさん読めたひと月だった 何かに追われているようにとにかく読んだ そして積読がやたらと目について 積読を消化することに集中していたひと月だった なんで、というわけではないのだけど 読めずにいた本が今なら読めると思った 新しく買った本ももちろんあるし 以前娘に買った本もある 積読だったリスト ・トウキョウソナタ ・きみはいい子 ・樽とタタン ・博士の愛した数式 ・店長がいっぱい うっかり買っちゃうシリーズもの ・シャルロットの憂鬱 大好きな

          本を読むこと@9月