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純子
2024年8月15日 18:43
瞬く間に雨雲に覆われ大粒の雨激しさ増す雨に辺りは白く霞むコンビニやビルの軒下で多くの人たちが雨宿りただただ 雨を見るそのうち待っていられないとばかりに軒先から勢いよく駆け出す男子たち高校生か大きな笑い声を上げながらずぶ濡れになるのを楽しむように跳ねるように駆けて行く無邪気な溢れんばかりのエネルギッシュな その姿が微笑ましい「若いな 青春やな」と呟く
2024年5月25日 21:03
どこまでも雲ひとつない空何気ない風が優しく髪を揺らす梅雨入り前の心地良いひと時
2024年5月6日 00:59
会いたい想いはむくむくと湧き出ては引っ込むそれでいて突然 激しく掻き回し息が詰まるほどはち切れそうに膨れ上がる抑えて抑えて目の前のやるべきことに意識を向けて抑えた想いをごくり 飲み込むどうにか息してごくり また ごくり飲み干すはぁかすかな吐息が愛するということは生きるということはこういうことなのだと諭す
2024年3月21日 09:10
春の嵐のそのあとは冷えた空気めずらしく雪化粧どこからともなく桃の花その儚さに心 惹かれる(神戸市灘区)
2024年4月7日 22:28
はっと耳を傾ける静まりかえったビルの谷間にこだまするどこまでも澄んだ声ホー ホケキョ迷い込んだか声を頼りに姿を探すエントランスの小さな桜からなんども なんども放たれる声その こだまにただただ 聴き浸る通勤途中の束の間空が白む今日が始まる
2023年1月8日 17:27
ボーッと 海を見て頭 空っぽボーッと 汽笛が鳴って沁みた
2024年4月22日 07:03
月曜日の通勤電車斜め前の人に思わず 頬が緩むああ、あの人も私と同じ土産袋満員の車内で重くかさばる土産物エピソードがぎっしり詰まっているような持ち手を替えるその重さが旅へ想いを巡らせる何から話そうか気ごころ知れた同僚談笑シーンまた頬が緩む車内に朝陽が射し込む
2023年1月21日 18:31
慌ただしく流されるように鬱々と歩く都会の喧騒ふと目をやった先にああ心 ほぐれる
2023年4月28日 22:22
まさかこんなにも惹かれるなんて思いもしなかったああ やられた暮れなずむ空 東京
2022年11月18日 12:59
秋晴れが続く抜けるような青空の下色鮮やかな街路樹足元を彩る落ち葉色づき増す六甲の山々その全てが美しくただただ感嘆のため息この感覚は幸せの証
2023年6月18日 15:36
わっ大きいまんまる思わず手で包みたくなる顔がほころぶふっくら ふわふわ意外に ずっしりぼよよん 弾むような想像の戯れ梅雨の散歩道
2023年8月11日 08:55
カラカラカラ コロコロキャリーケースとともに足取り軽く会いたい人交わしたい言葉観たい景色すぐそこの未来にすでに自分をおいて胸が高鳴る もうすぐ 会える生きているからこそ
2023年7月2日 19:18
ジー、ジジジー、ジィィ夕暮れのか弱い蝉の声地上での 短い命の始まり夏だ
2023年2月5日 21:22
青い空 眩しい海どこまでも波音静か穏やかに優しく迎えられ心 解き放たれて 満たされて冬の海好きな場所(今日の神戸・須磨)