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読書に関する手記になります
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1年間更新されない漫画

1年間更新されない漫画

一年以上、更新を待ち望んでいるマンガがわたしにはあります

comicoに連載されている「空蝉の愛」という漫画です

愛情鑑定士と呼ばれる主人公が相手に色気を仕掛けることでその男が本当に彼女を愛しているか試します

そんな女性が自分の色気になびかない男性に出会い、そこから物語が始まります

最初の頃は3頭身ぐらいのキャラクターの物語でしたが、途中から8頭身のキャラに変わり、画風もどんどん美しくなり

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年末年始に向けた準備 陰山手帳の購入

年末年始に向けた準備 陰山手帳の購入

年末年始に向けて買う買い物として一年間の手帳を買っています

昔はほぼ日手帳を使っていました
お値段そこそこで糸井さんのポエムと書き心地が気に入ってました

あるとき、本屋でいいものはないかと探したときにほぼ日手帳の見開き…1週間ごと/白紙/ポエムで、含蓄がありかつ安い陰山手帳を見つけてこちらに乗り換えました

こんかいの購入を含めると6年目ぐらいになります

地味にいいなぁと思ってるのは、陰山さ

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聖典 湾岸ミッドナイトの名言まとめ

聖典 湾岸ミッドナイトの名言まとめ

ときどき、湾岸ミッドナイトのいい台詞を引用した記事を書いていました

今の自分の現状と被って重なったのがタイミングとして大きいですね
そういう思いで湾岸ミッドナイトを載せていました

かつひさんから聖書の洗脳のコメントを受けて嬉しくなりました

今回は記事にしていない響いた台詞のスクショのまとめを公開しようと思います

・もったいない

シーンは忘れましたが車を改造してそのままにするのはもったいな

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受身の読書

受身の読書

いま、読んでる本は過去に会社の先輩から譲られた本をせっせかと読んでいます

2年近くかけてかなりの冊数を譲られ、それを4年かけてようやく終わりが見えてきた…という進捗です

言わば、受身の読書を続けているのですがこれはこれでやってよかったなと思いました

まず、自分の関心になかったものを読むので、視野が広がります

今回読んでて刺さってるのは北方謙三の本はやはりいいなと再認識したことですね
もとも

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男の自画像に思い馳せて

男の自画像に思い馳せて

久しぶりに実家へ帰るとあんた太ったわねと批評をされた

自覚症状はある 
相変わらずの飲み会漬けと、家でも飲んでしまうのでアルコールが諸悪の根源であるとわたしは信じている

とはいえ、いつでも常に痩せていたいと思っていて気が向けば運動をしているが、精々現状維持に貢献しているくらいである

酒の量を減らすべきだ
 
そう決断し、飲み会の席以外では飲まないように心がけている 
といっても、まだ一週間ほ

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狩野麻礼 迷走王ボーダーという生き方

狩野麻礼 迷走王ボーダーという生き方

よのなかのマーケティングに背き、貧乏にやつしながら自分の大切な価値観を貫いて生きる生き方がある

「あちら側」と「こちら側」の境界線をふらふらと歩むもの…それがボーダーという生き方である

この話の難しいところは決して、主人公が「こちら側」に染まった生粋の変人ではないことだと筆者は考える

あちら側として成功し、放浪したのち、こちら側に身を置いて疎まれつつもぷかぷかといきている

作中ではブルーハ

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男の教科書 北方謙三 ブラッディドールシリーズから学ぶもの

男の教科書 北方謙三 ブラッディドールシリーズから学ぶもの

2024年中に中断していたブラッディドールシリーズを全て読破した

ブラッディドールはN市あるいはS市を舞台として男たちがよその町から流れてきてそこで事件が起きて解決していくを繰り返した小説だ

登場人物たちがいちいちキャラが立っているのと、ストーリーを引き立てる小道具の演出が多いのもまた魅了の一つであろう

例えば、主人公毎によって好きな酒と乗る車はそれぞれ分かれていたりする
また、ある人物同士

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銀河英雄伝説を読みきりました

銀河英雄伝説を読みきりました

全10巻と5巻の外伝がある銀河英雄伝説の小説を読み終えました
緻密に練り込まれた世界観に様々な対立の構図が展開され面白い
さらに視座を上げるとそれは歴史の1つを紡ぐ物語でしかないと悟らせてくれる非常にいい作品でした

主要人物の退場の仕方にご都合主義を感じざるを得ないが、本筋が面白ければよしだと思う

抽象的な書き方で面白いと感じた概念に触れてゆきたい

戦略と戦術

この作品で欠かせないスパイス

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【読書感想】FIREに疑問を抱く者の解 DIE WITH ZERO

【読書感想】FIREに疑問を抱く者の解 DIE WITH ZERO

Fireがはやる昨今、筆者は疑問に感じていた

ようは若いうちから稼ぐ、貯める、増やすを特化することで引退を早め、悠々自適に暮らすというのが基本的なFIREの考え方として書いて違和感はないと思う
そこに隠されたメッセージとして、今を犠牲にしてという枕詞が隠されていると私は感じている
お金が増えるという観点だけでみたらどれも正しい行為である
稼ぐ力を高めることは技術となり、今後も使える技であるし、増

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2023年に読んでよかった本

2023年に読んでよかった本

昨年は記録によると38冊の本を読破した。
社会人になり、かなり読書冊数は落ちたが、昔に比べると精度を高めて読んでいると感じる。

昔は課題を気にせず、乱読をしていたが、いまはウルトラCを求めて課題に感じたことに絞って読むやり方
そして、自身が好きな著者を拾って読むやり方
この2つを中心に読んでいる
昨年はマーケティングとワインに課題があり、そこを中心に読み解いていた。

今年の方針はまだ定かではな

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