山本 梓

編集・執筆(フリーランス)。 サークル的出版活動「麓(ふもと)出版」/ポップアップスナック「地域こわし愚連隊」/母娘のおしゃべり「うんたったラジオ」/庶民派ごはん系podcast「炊き込みご飯わくわく舎」/書籍『プンニャラペン』発売中!

山本 梓

編集・執筆(フリーランス)。 サークル的出版活動「麓(ふもと)出版」/ポップアップスナック「地域こわし愚連隊」/母娘のおしゃべり「うんたったラジオ」/庶民派ごはん系podcast「炊き込みご飯わくわく舎」/書籍『プンニャラペン』発売中!

ストア

  • 商品の画像

    『ペンギンの親戚』

    藤村勇人、初の書籍。フォトエッセイ集。 ――「藤村勇人をみつけた!」 という声がした。 誰かを、何かをみつけようとする歩き方、いいね。 この写真、このことばたち。 おどろこうではありませんか、静かに。(山本ふみこ)―― 藤村勇人/料理人。ゲストハウスやホテルの店舗の立ち上げ、運営に関わる。市井の台所から山小屋までどこへでも足を運び、ジャンルを問わず料理をつくる。「ふじ食堂」という屋号でイベント出店やケータリングも。登山、温泉、冬が好き。 『ペンギンの親戚』 藤村勇人 著 柴田裕介 ブックデザイン 山本梓 山本ふみこ 編集 ※判型18×18cm・背幅4mm
    2,000円
    ふみ虫市場
  • 商品の画像

    『むべなるかな』 山本ふみこ著

    2023年、山本ふみこの日記エッセイをお届けします。 日常の値打ちとは、こんなにもさりげなく、こんなにも独自。 (楽しいおまけ付き、2枚目の写真はカバーです) 『むべなるかな』 山本ふみこ 著 柴田裕介 ブックデザイン 山本梓 編集 ★A5版・背幅8mm(カバー込み) ★著者サインご希望の方は備考欄に「サイン希望」と書いてください
    2,200円
    ふみ虫市場
  • 商品の画像

    “天才のときの”包装紙 6種セット

    「子どもの描く絵って、『天才!』って思わない?」。いつものようにおしゃべりしていたところから生まれた企画。ふみこの娘たちが“天才だったとき”の絵を包装紙にしてみました。これを機に、あなたの、ご家族の……“天才画伯”による作品を包装紙にしませんか? というプロジェクトも準備中。贈り物に、ブックカバーに。けっこういいものですよ、包装紙のある生活。A3サイズで6種類。発送は、二つ折りにしてレターパックライトでお届けします。
    950円
    ふみ虫市場
  • 商品の画像

    『ペンギンの親戚』

    藤村勇人、初の書籍。フォトエッセイ集。 ――「藤村勇人をみつけた!」 という声がした。 誰かを、何かをみつけようとする歩き方、いいね。 この写真、このことばたち。 おどろこうではありませんか、静かに。(山本ふみこ)―― 藤村勇人/料理人。ゲストハウスやホテルの店舗の立ち上げ、運営に関わる。市井の台所から山小屋までどこへでも足を運び、ジャンルを問わず料理をつくる。「ふじ食堂」という屋号でイベント出店やケータリングも。登山、温泉、冬が好き。 『ペンギンの親戚』 藤村勇人 著 柴田裕介 ブックデザイン 山本梓 山本ふみこ 編集 ※判型18×18cm・背幅4mm
    2,000円
    ふみ虫市場
  • 商品の画像

    『むべなるかな』 山本ふみこ著

    2023年、山本ふみこの日記エッセイをお届けします。 日常の値打ちとは、こんなにもさりげなく、こんなにも独自。 (楽しいおまけ付き、2枚目の写真はカバーです) 『むべなるかな』 山本ふみこ 著 柴田裕介 ブックデザイン 山本梓 編集 ★A5版・背幅8mm(カバー込み) ★著者サインご希望の方は備考欄に「サイン希望」と書いてください
    2,200円
    ふみ虫市場
  • 商品の画像

    “天才のときの”包装紙 6種セット

    「子どもの描く絵って、『天才!』って思わない?」。いつものようにおしゃべりしていたところから生まれた企画。ふみこの娘たちが“天才だったとき”の絵を包装紙にしてみました。これを機に、あなたの、ご家族の……“天才画伯”による作品を包装紙にしませんか? というプロジェクトも準備中。贈り物に、ブックカバーに。けっこういいものですよ、包装紙のある生活。A3サイズで6種類。発送は、二つ折りにしてレターパックライトでお届けします。
    950円
    ふみ虫市場
  • もっとみる

最近の記事

HAPPYでBIG LOVE

自宅から、自転車をこいで10分。板橋区の住宅街に突如現れた畑。 待ち合わせ場所となっている畑には、すで人がいる。ここの主だろうか。約束をした友人は、まだやってきていないようだ。 先に挨拶をし、収穫を手伝いに来たことを告げる。 ここは、THE HASUNE FARM。有機野菜がすくすく育っている。 自宅の近くに、こんな素晴らしい有機の畑があるなんて……! 興奮しながら畑の主とおしゃべりしていると、道のほうで大きなエンジン音がした。 約束の人がやってきたのだ。 この人は、大分

    • 困ったアイツの使い道

      ステッカー。 どうしても、その流れに乗れない自分がいて、さみしさを感じていた。 パソコンに貼る人。ノートに貼る人。冷蔵庫に貼る人。 それらの行き場所を決めている人がうらやましいとも思っていた。 同じところにたくさん貼る、ということでいいんだろうか? センスがない私は、自分を満足させられないだろう。 パソコンやノートなど、持ち歩くものに貼ってしまうと重量が出る。格安航空券を利用し飛行機に乗っている私には、手荷物7キロの壁が立ちはだかる。1グラムでも死活問題だ。 ステッカーひ

      • 母娘のpodcast「うんたったラジオ」出張収録〜北軽井沢・きたもっく編〜

        つぐみちゃんが猟師になった経緯などは

        • 心があるかどうか〈100字エッセイ〉

          「心があるかどうか」 仕事をするうえで、どんなことを大事にしたい? という話題での玉井さんのことば※。たとえ自分発祥でなかったとしても。ともに働く人たちに向けて、気持ちを送れるかどうかは自分次第なのだ。(100文字) 玉井さんの釣りについて野反湖へ。やさしい眼差しが変わる。自然の中へ入ることの緊張感をともなう目。湖に膝まで浸かって釣りをしていると、別の釣師がやってきた。距離感をはかっている。いつもよりもっとずっと。(100文字) ひとり野反湖の遊歩道を歩く。熊鈴の音が遠く

          100字日記〈群馬・北軽井沢編〉

          目を覚まして体操。ラジオを聴きながら部屋を整え、朝ごはん。10時、カフェ「アサマヒュッテ」へ。通勤時間は1分。コーヒーを飲みながらパソコンに向かう。途中、ハエが遊ぼうとアピール飛行。おのおのに過ごす。(100文字) さわやかな、雨の中の、寒風吹きすさぶ……。あらゆる紅葉が見られる。けれども、とりこぼしている風景や物語もたくさんある。眼の前のことを「非日常」で済まさずに、日常の延長線上にいることをかみしめたい。(98文字) 薪ストーブのある暮らし。最初は薪のくべ具合や火の様

          100字日記〈群馬・北軽井沢編〉

          テキパキしてる日

          夏にがんばったカラダが、秋になっていく。 今朝は特に、起きるのがつらかった。 過ごしやすい気候になって、カラダがもっと眠りたいと感じているのだろう。 「がんばれ、がんばれ」と言って起きる。 なんとか寝床から抜け出し、仕事にとりかかる。今日はやることが多いのだ。 原稿を書いて提出し(ちょっと遅れてしまっていた)、別のプロジェクトのメールマガジンの素案を提出。週明けにお世話になる方へのメールを送り、しい茸農家さんの新しいパンフレットの素材をデザイナーさんへ。 冬物の衣類ケ

          テキパキしてる日

          100字日記〈韓国編〉

          横断歩道の隅に腰かけ、机や椅子に紙を貼ってなにやら主張しているおじさんがいる。それが何を示すのかがわからない。発信している人がいるのに受け取れない。街や人は馴染みがあるのに、ことばだけ見えない不思議。(100文字) ソウルでは、遊歩道を見つけて散策。昔は鉄道が走っていた道だったみたいだ。ここは自転車もキックボードも禁止。歩く人だけの道。植栽もいい感じ。両サイドには魅力的な飲食店が並ぶ。その一軒に思い切って入る。(99文字) 韓国を共にした友人は、よく一人で海外旅行をする。

          100字日記〈韓国編〉

          ごはん随想(9月)

          ごはんでふりかえる9月。 今年の初物。新鮮なサンマは肝がおいしい。納豆と、友人が贈ってくれたタケノコのアチャールをのせた冷奴とで一杯。 9月前半は、料理の意欲が高かった。 YOUTUBEの料理ドラマ「ひとりごとエプロン」を観て、胸肉の唐揚げが食べたくなって作る。蒸し焼きにしたブロッコリーに粉チーズと胡椒。インゲンにはマヨネーズと大葉胡椒(大葉唐辛子)を和えて。 ビール用のグラス、新しい子を迎え入れました。気に入ってます。 気温が高い高い……。牛乳を注ぎ足して作っているヨ

          ごはん随想(9月)

          販売員になりたい(100字日記)

          ネオな海藻の販売を手伝うため百貨店へ。この香り高い海藻を知ってから、すっかりファンになっていた。はりきって参加。普段、一人黙々と机に向かうことも少なくないわたし。接客という仕事、嫌いじゃないのよね。(99文字) 売り文句を変えながら、目の前のお客さまをこっそりと観察する。赤いワンピースと大きめのお帽子でエリザベス女王のような素敵なマダム。柄物のスーツを着こなす紳士も。目も楽しい。つい口にする「素敵ですね」。(99文字) 多くの店舗が入る百貨店。なんというか、店員さんたちが

          販売員になりたい(100字日記)

          冒険の先駆者

          秋が来た。まだまだ残暑が厳しく、額からつたう汗がそれを認めてくれないが、そう思い込むことにした。 この秋は、自転車に乗るぞ! 15年ほど前に思い切って購入したロードバイク。先日やっと整備したので、なるべくたくさん乗りたい。 長い距離にもチャレンジできるようになりたい。 まずは3キロ、5キロ……と近所の移動距離を伸ばしているところだ。 「今日は思い切って巣鴨まで行ってみよう」 調べると自宅から巣鴨までは、11キロ。 時刻は15時。ここから出かけたら、到着は夕方になる。 い

          冒険の先駆者

          ふた

          何年も前のことになるが、アンティークショップでボトルをもとめた。 大きすぎず小さすぎずで、ボテッとしたフォルムが可愛らしく、気に入った。 ただ、そのボトルにはふたが付いていなかった。 けれども手にしたそのとき、わたしは高らかに宣誓した。 「あなたに合うふたを必ず見つけてあげますからね」 花瓶として使ったり、和紙を丸めて飾ったりもできたろうに。 なぜかわたしは初めから、このボトルにふたを見ていた。 その後、別の店で見つけた小さな木製の栓を購入。いそいそとボトルにあててみ

          カラフルアイスがダントツ!(100字日記)

          カメラのキャップがどこを探してもない。あきらめた数週間後、急遽実家に帰ることになる。迎えに来た父の車の後部座席に乗り込む。「いやあ〜すまんねえ……あれ?」。お尻にあたったこれは、キャップじゃないか!(100文字) 取材の帰り。総武線の車内。向かいには若いお嬢さん。千葉駅から御茶ノ水まで。約1時間。ずうっと。笑っている。スマホに向かって微笑んでいる。推しを愛でているのかしら? なんだかこちらも嬉しい気持ちになる。(100文字) ラジオで耳を持っていかれた話。「今ハマっている

          カラフルアイスがダントツ!(100字日記)

          旅のこころをつかまえに行こう(100字)

          友人へのおつかいがてら、横浜へ。約束の時間まで神奈川県立図書館へ。汗をかきながら坂を登る。上からは日傘をさしたマダムたちが降りてくる。新しい図書館はパソコンを広げる人にもやさしく、仕事もはかがいく。(99文字) 「えいや!」と、15年乗っているロードバイクを坂の上の自転車屋に持って行き、メンテナンスを依頼する。思いのほか早く対応してもらえた。少し早めにピックアップに向かい、最終チェックを受ける愛車を眺める。(99文字) 夕方、公園を散歩。「あ、そういえば」。コンビニでみか

          旅のこころをつかまえに行こう(100字)

          熟睡のわけ

          ぐっっっっっっすり眠った。 いつもより深く眠りすぎたのか、すこし頭痛を感じる。 2日前に受けたセラピーを思い出す。 韓方よもぎ蒸しとタイ式セラピー。 よもぎを煎じた蒸気を下半身を中心に体全体に浴び、発汗してデトックスするよもぎ蒸しと、内臓と子宮のマッサージを体験したのだ。 *** 年下の友人・タカハシちゃんがある日突然、カラダと心のケアをする人になっていた(突然というのは、わたしの見方。もともと彼女は、おいしいごはんをつくる人であった。そこから本質を見つめつづけ、カラダ

          熟睡のわけ

          100字日記(8月)

          母と配信している「うんたったラジオ」。配信プラットフォームの仕様変更により、BGMを自分で編集することに。ぎこちなさはあるものの、なんとか番組にできた。気にしたこともなかったことが気になるようになる。(100文字) 朝の体操に、有酸素運動と筋トレを追加。終わった頃には汗だくになり、起きたばかりなのにくたくたに。続けていると「くた」くらいにはなってきた。筋力アップの実感があるものの、体重計に乗るときは依然憂鬱。(98文字) 実家で早起きして、ブルーベリーを摘む。直売所に出荷

          100字日記(8月)

          話を聞きながら

          今日はすこし、仕事のはなしを。 「あ、わたしはインタビューをなりわいにしてもいいのかもしれない」と思った、出来事がある。 80代のレジェンド・盆栽職人に話を聞きに行ったときのこと。 取材の待ち合わせ場所には、担当の編集者・スドウくんが緊張の面持ちで立っていた。何度も何度もオファーをし、やっと受けてもらえるインタビューなのだと言う。 わたしも彼らとは初めての仕事だった。菓子折りの袋を両手で持つ編集者の顔をちらと見ながら、「あんまり引っぱられないようにしよう」とだけ決めた。

          話を聞きながら