100字日記〈群馬・北軽井沢編〉
目を覚まして体操。ラジオを聴きながら部屋を整え、朝ごはん。10時、カフェ「アサマヒュッテ」へ。通勤時間は1分。コーヒーを飲みながらパソコンに向かう。途中、ハエが遊ぼうとアピール飛行。おのおのに過ごす。(100文字)
さわやかな、雨の中の、寒風吹きすさぶ……。あらゆる紅葉が見られる。けれども、とりこぼしている風景や物語もたくさんある。眼の前のことを「非日常」で済まさずに、日常の延長線上にいることをかみしめたい。(98文字)
薪ストーブのある暮らし。最初は薪のくべ具合や火の様子が気になり、かまいすぎたようだ。ストーブから離れて、忘れかけたときほど調子よく燃える。夜は、薪ストーブの前で眠る。ゆらゆら。わたしだけのシアター。(99文字)
仕かけ人・玉井さんと温泉「つつじの湯」へ。併設の食堂で、山盛りキャベツときゅうりの一本漬けをオーダー。口の中をキャベツでいっぱいにする。甘い。玉井さんは、きゅうりの小さなヘタをきれいに残せる人だった。(100文字)
収穫されたばかりの姫リンゴの皮むきに加勢する。「疲れ過ぎたとき」の話になり、玉井さんの「パンツを脱ぎ忘れて浴室に入ってた話」が優勝。コンテナ3杯分の姫リンゴはコンポートとビネガーシロップになりました。(100文字)
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