マガジンのカバー画像

役に立たない読書生活。

407
面白かった本の感想や、欲しい本のことなどを書いています。 女性向け作品が多め。 楽天ROOMにて 書店(役に立たない読書生活) をやっています。 https://room.r…
運営しているクリエイター

#小説

正面切って排除できないのであれば、『本物』をぶつけてしまえばいい|ライトノベル『この世界の顔面偏差値が高すぎて目が痛い』第7巻

正面切って排除できないのであれば、『本物』をぶつけてしまえばいい|ライトノベル『この世界の顔面偏差値が高すぎて目が痛い』第7巻

これまでの感想はこちら。

聖女修行としてクライヴ兄と共にバッシュ公爵領へやってきたエレノア。

しかし、公爵不在の間、本邸にはエルモア・ゾラ男爵の妻娘が居座り、娘・フローレンスは公爵家の権利を強請るなど、野心を露わにしていた。

家令イーサンは警戒し、王都のアイザックへ報告。

彼は正面から排除できぬなら「本物(エレノア)」をぶつけるべきと判断し、エレノアを領地視察へ向かわせる。

視察当日、フ

もっとみる
──この国で、一番の才女をご覧にいれましょう|ライトノベル『無能才女は悪女になりたい ~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~ 』第4巻

──この国で、一番の才女をご覧にいれましょう|ライトノベル『無能才女は悪女になりたい ~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~ 』第4巻

これまでの感想はこちら。

エイヴリルとディランは、新婚早々王太子ローレンスからの依頼を受け、隣国クラウトン王国へ向かうことになった。

地下資源を狙うローレンスは、鎖国状態のこの国との交渉に苦戦しており、「稀代の悪女」として知られるエイヴリルの影響力に期待を寄せていた。

王都リスソンに到着したエイヴリルは、美しい街並みに感嘆しつつも、今回の交渉の困難さを実感する。

謁見の場では格式張った儀礼

もっとみる
2024年秋アニメ感想

2024年秋アニメ感想

2025年になったけど。

最終回が配信されてなかったアニメがあって。年末のあれこれやって。

今です。(どーん)

とりあえず、視聴予定だったアニメは完走したわ。

ひとまず、2クール連続の『チ。 ―地球の運動について―』の感想は置いておいて。

見終わった、3作品の感想です。

『歴史に残る悪女になるぞ』

これはね。原作大好きなんですけど。

原作小説も、コミカライズ版も読んでるんだけど。

もっとみる
BEST OF 2024 今年読んで面白かった本

BEST OF 2024 今年読んで面白かった本

1年もそろそろ終わりだし、今年のまとめを書きたいなぁ… でももう少し

今年はね。
結構、前年よりも重めの積読も読んだから、結構時間もかかったし、冊数は減ったはず…

って、584冊!!

去年は543冊だから

増 え と る や ん け !

なるべく重い本をたくさん読んで、節約しようと思っていたんだけど…まあ、いいか。来年はもっと読もう。

そんな2024年、特に面白かった本はこの3作品です

もっとみる
えっと……。わたくしたちが親善大使として、外交に?|ライトノベル『わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!? 』第4巻

えっと……。わたくしたちが親善大使として、外交に?|ライトノベル『わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!? 』第4巻

これまでの感想はこちら。

紆余曲折を経て婚約者同士になった公爵令嬢のウィレミナと、義弟のナイジェル。

ウィレミナの父・ガザード公爵がぎっくり腰になった為、代わりにウィレミナとナイジェルがフリーズ王国へ行って欲しいという手紙が届いた。

すぐに見舞いと、親善大使の仕事内容の確認の為にガザード公爵に会いに行く2人。

フリーズ王国は、第一王子派と第二王子派の対立がようやく収束し、平和を取り戻しつつ

もっとみる
俺はレーネのことが好きな俺が好きなんだろうな|ライトノベル『バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?』第7巻

俺はレーネのことが好きな俺が好きなんだろうな|ライトノベル『バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?』第7巻

これまでの感想はこちら。

レーネは、パーフェクト学園との交流会に参加することになった。

様々な競技があり、水が怖いレーネは湖での水竜討伐に不安を感じ、魔蝶捕獲グループに加わることに。

そしてやってきた交流会当日。

続編のヒロイン・アンナやセシル、ディランといった面々と再会を果たすレーネ。

そして、再会したアンナから、メレディスの呪いを解くための指輪の秘密を聞く。
アンナはレーネの身につけ

もっとみる
私は強い悪女になるのよ。ヒロインになんか負けないくらいの悪女に。|ライトノベル『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』

私は強い悪女になるのよ。ヒロインになんか負けないくらいの悪女に。|ライトノベル『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』

ある日、目覚めたら前世で最もハマった乙女ゲームの悪役令嬢に転生していた!

生まれ変わったら乙女ゲームの悪役令嬢になりたいと思っていた。悪役令嬢は、きっと芯を持つ強い女性だと思っていたから。

そして、その夢が叶ったのだ!

ならば、歴史に残るくらいの悪女を目指すしかない。

アリシアは、怠惰で我儘な生活を改め、世界一の悪女になるために剣術、学問、魔法、と努力を始める。

恋愛はヒロインに譲るわ。

もっとみる
一生懸命なのが可愛い! ヒロインが積極的なラブストーリー3選

一生懸命なのが可愛い! ヒロインが積極的なラブストーリー3選

白馬の王子様が迎えに来るのもいいんだけれども。

良くないですか?
ヒロインの女の子が頑張っちゃう系のラブストーリー。

なかなか振り向いてもらえないのを、一生懸命何とかしようとしているのがたまらなく可愛い!

しかも、大体において、このタイプのラブストーリーはラブコメが多く、ラブコメ好きの私にはたまらない設定なんです。

今回は、そんな私の好きなヒロインが積極的なラブストーリー3作品のご紹介です

もっとみる
2024年10月面白かった本|ライトノベル『契約婚した相手が鬼宰相でしたが、この度宰相室専任補佐官に任命された地味文官(変装中)は私です。』第2巻|漫画『二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします』|漫画『きのう何食べた?』第23巻

2024年10月面白かった本|ライトノベル『契約婚した相手が鬼宰相でしたが、この度宰相室専任補佐官に任命された地味文官(変装中)は私です。』第2巻|漫画『二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします』|漫画『きのう何食べた?』第23巻

なんだか感想をまとめている間に11月もそろそろ 半ばじゃない?

面白い本が多いと感想が多くなってなかなかまとめ までたどり着かない!

嬉しいけれど悩ましいー💦

そんな面白い本が沢山あった11月の特に面白かった 3冊はこちらです!

『契約婚した相手が鬼宰相でしたが、この度宰相室専任補佐官に任命された地味文官(変装中)は私です。』第2巻

感想はこちら。

この作品は本当に続編が上手だったの

もっとみる
やるだけやってみるわね。諦めて帰るのはそれからにするわ|ライトノベル『小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する』

やるだけやってみるわね。諦めて帰るのはそれからにするわ|ライトノベル『小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する』

結婚式を2週間後に控えた、サンルアン王国のジュアン侯爵家の令嬢ベルティーヌは、宰相をしている父の執務室に呼ばれ、そう告げられた。

サンルアン王国は、小さな島国で数十年前までは貧しい国だったが、観光に特化することで経済的に大きく発展した。

そんなサンルアン王国の主な取引相手である、北のセントール帝国は、南の連合国と国境付近で戦争をしていた。その帝国が戦争に負けた、というのだ。

軍資金の援助をし

もっとみる
後悔を一生背負うことに比べれば、なんでもできるはずだ|ライトノベル『とりかえ花嫁の冥婚 偽りの公主/身代わりの伴侶』

後悔を一生背負うことに比べれば、なんでもできるはずだ|ライトノベル『とりかえ花嫁の冥婚 偽りの公主/身代わりの伴侶』

8歳の時に両親を亡くした黎禾は、弟と共に叔父の元に10年以上身を寄せ、3年前に自立しようと庶民向けに高級品であった茶葉を扱う会社・明茶商会を興し、やっと軌道に乗ってきたところ…

弟・黎安が博打で2千両の借金を作った。

自力で返すアテはない。
叔父は、そんな黎禾に2千両の結納金を用立ててくれる、という裏切り者と名高い成州王の亡くなった息子との“冥婚”を持ちかけてきた。

黎禾はその“冥婚”を受け

もっとみる
賢くなれば幸せになれると信じて努力してきた。でも──|ライトノベル『冴えない王女の格差婚事情』

賢くなれば幸せになれると信じて努力してきた。でも──|ライトノベル『冴えない王女の格差婚事情』

幼い頃に見た、結婚式。
新郎新婦も、周りの人たちも幸せそうに笑っていて。
自分も、あんなふうに信頼し合って、穏やかに生きていける相手を見つけたい、と思っていた。

貧しい小国であるハイドランドの第二王女であるソフィーナは、この国を王の代わりに立て直した正后メリーベルの一人娘だ。

妾妃の華やかな容姿を受け継いだ、王太子である兄セルシウスと第一王女である姉とは違い、王女とは思えない地味な容姿。

もっとみる
今日から、新しい人生の始まりよ|ライトノベル『バッドエンド目前の悪役令嬢でしたが、気づけば冷徹騎士のお気に入りになっていました』

今日から、新しい人生の始まりよ|ライトノベル『バッドエンド目前の悪役令嬢でしたが、気づけば冷徹騎士のお気に入りになっていました』

ビクトリアは、婚約者である第二王子・オスカーに婚約破棄を言い渡された。

彼と“いい仲”である、宮廷侍女のエリザを虐めたという理由で。

世間体を気にする父親は、ビクトリアを罵り、無い罪を認めさせようとし、あろうことか侍女にその無い罪を擦り付けようとすらしたが。

ビクトリアは、この政略結婚に何の未練もなかった。

寧ろ。

“替わりはいくらでもいる”
その言葉は、前世で女優として生きてきたビクト

もっとみる
姉様にふさわしい存在になって……ずっと一緒にいたいんだ|ライトノベル『わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!?』

姉様にふさわしい存在になって……ずっと一緒にいたいんだ|ライトノベル『わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!?』

公爵令嬢のウェレミナが父に“弟”のナイジェルと引き合わされたのは、彼女が8歳の時。

ウェレミナは、その“事情”をすぐに察した。
お茶会で聞いたことがある、“浮気”とか“愛人の間の隠し子”とか、――つまるところ、そういうことなのだ。

この子は、父の不義の子なのだ。

見た目が地味だと、他の令嬢たちから陰口を叩かれる自分とは真逆の存在。
きっと、彼の母親は美しい女性だったのだろう。――1年前に病で

もっとみる