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俺はレーネのことが好きな俺が好きなんだろうな|ライトノベル『バッドエンド目前のヒロインに転生した私、今世では恋愛するつもりがチートな兄が離してくれません!?』第7巻
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(※2024-12-08現在)
これまでの感想はこちら。
レーネは、パーフェクト学園との交流会に参加することになった。
「今回の種目は大きく分けて四つじゃ。魔の森での魔蝶の捕獲、コーバス湖での水竜討伐、ドラゴンでの競争、そして魔法で戦う個人戦。複数競技への参加も可能である」
様々な競技があり、水が怖いレーネは湖での水竜討伐に不安を感じ、魔蝶捕獲グループに加わることに。
「レーネちゃん、久しぶり! デビュタント舞踏会以来だね!」
ぐいとセシルを押しのけて現れたのは、続編のヒロインであるアンナさんだった。嬉しそうに私の手を取ってはしゃぐ姿は愛らしく、ハートフル学園の生徒達からの視線を集めている。
「アンナさん、それにディランも! 久しぶりだね」
そしてやってきた交流会当日。
続編のヒロイン・アンナやセシル、ディランといった面々と再会を果たすレーネ。
そして、再会したアンナから、メレディスの呪いを解くための指輪の秘密を聞く。
アンナはレーネの身につけている指輪を指差して
「実はそれ、古代魔道具なんだ。その指輪を四つ集めると、どんな願いでもひとつだけ叶うの。トゥルーエンドのヒロインはその力で、メレディスの呪いを解くんだよ」
指輪を集めることでどんな願いでも叶うというが、レーネは特に欲しいものもなく、メレディスの呪いを解くことに集中することに。
「次の青の指輪は、今回の交流会で手に入れなきゃだから頑張ってね」
しかし、そのために水竜を倒さなければならないという新たな試練が待ち受けていた。
ユリウス の変化が激しい
両想いになった2人なんですけれど。
今回、やっぱりユリウスの変化にはびっくりしました。
え、隠す気ある?
兄妹だから、隠すって方向だったよね?
ドキドキするというよりは混乱したって方が正しいかも。
なんか2人がくっついて良かったね、っていうよりは、序盤のレーネの腕の欠損の話も相まってユリウスが何かを必死で隠してるような気がするような……
まあ、“何かを隠そうとしてる”っていうのは、ストーリーのかなり序盤から既に伏線があるので、今回初めて知ったってわけじゃないんだけれども。
意外とその伏線を引っ張ってるので、そんな大ごとなのかなって、心配にはなる。
今回のユリウスは、大暴走したまま突き抜けた感があるので次巻以降どうなるんだろう(笑)。
ただ、ユリウスが今回、結構レーネとの仲を前面に出してきたので、心のオアシス・吉田がかなり脇役に徹していたのは寂しかった。
今までは何で吉田とくっつかないんだろう、って思ってたけど、完全オカンにジョブチェンジしてたね。
でも好きだよ、吉田。
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