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ほんのひととき編集部が気になった記事

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ここでは、旅と本のウェブマガジン「ほんのひととき」の編集部が気になったnoteをまとめています。おもに、旅や文化歴史にまつわるもの、本や書店を紹介したもの、ほんのひとときの記事を…
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#みんなでつくる秋アルバム

長野紅葉旅

どうも木佐貫です。 10月で仕事もひと段落し、11月は本業と写真業だけなので、だいぶ時間ができ、休暇がてら長野県へ。向かった先は霧ヶ峰高原。 山梨県に住んでいたときは、よく行っていたお気に入りの場所。 思えば泊まるのは今回が初めてで3連休初日の1日目は渋滞に見事にはまり移動だけで終わったので、霧ヶ峰に到着したのは日が暮れた夜でした。 久しぶりに見る霧ヶ峰の星空はやっぱり綺麗で、山の上、高原であるため36度見渡せば星が輝いて、本物のプラネタリウムでした。 泊ったお宿は霧

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錦秋のころ 軽井沢

秋の尾道旅。忘れたくない景色に何度も会いにゆく

2泊3日の尾道旅。秋の心地よく揺らめく海風に吹かれながら、晴れた日々を慈しむように歩いた3日間。秋も深まっているというのに、つい目を細めてしまうような強い日差しの中で、海と空と風と路地と街の空気とをしみじみと味わった3日間の記録です。 街と海ホテルと夕日しまなみ海道

たびごころ。/<石川>金沢を巡る 兼六園編

早いもので、12月に突入してしまった。 そんなに早く1年が過ぎ去らなくていいのに。 さて、先月の旅のお話。 どこかに旅行に行きたい欲が発動され、初上陸となる石川県へ行ってきました。今回は一人旅ではなく、友達と二人旅。 二人とも初の石川県観光なので、行先はベタに。 そんなわけで旅のスタートは兼六園から。 兼六園は日本三名園のひとつとされる庭園です。一度は行ってみたいと思っていた場所。 わたしにしては珍しいことに、雲ひとつない晴天に恵まれた。 この前日まで金沢の天気は不安定

京都の穴場紅葉スポットに行ってきた

こんにちは!先週末に夫婦で京都の紅葉を楽しんできたゆあさです。 実は年間を通じて京都が最も混むのは11月中旬から12月初旬の紅葉シーズンらしく、春の桜のシーズンを上回る混雑らしいです。最近はインバウンドも増え、紅葉の名所はどこに行っても身動きがとれないほど混雑しているんです。 そんなことで、今回はちょっと穴場的な場所で紅葉を楽しんできました。 もし京都に行く機会があればぜひ参考にしてみてください。 京都御苑京都市のほぼ真ん中に位置しており駅からのアクセスも良い場所なの

紅葉狩り2023 書写山圓教寺

紅葉狩り3日目は再び姫路で。 同行者さんのリクエストにより書写山圓教寺へ行きました。書写山は姫路市内から神姫バスで30分程度のところにあります。バスで行けるのは山麓まで。圓教寺は書写山の山頂にありロープウェイで登ります。 書写山圓教寺は西国三十三ヶ所札所の第二十七番目。10世紀後半に創建された天台宗のお寺です。兵庫県内、いや姫路エリアでは屈指の紅葉の名所です。 ロープウェイで山頂まで登ると徒歩移動とバス移動に分かれます。ロープウェイ駅から圓教寺の中心施設である摩尼殿まで結

345 紅だけじゃない秋の色を楽しむ~東京・立川市 昭和記念公園 

秋は駆け足のように過ぎてゆき、雪国では初雪の便りも届くようになってきました。心地よい季節が年々短くなってしまっていることを憂いてしまう今日この頃ですが、少しでも多くの外出してを感じようと東京都立川市の昭和記念公園にやってきました。最寄りの駅は青梅線の西立川駅。あいにくの曇り空ですが空はなんとか持ちこたえてくれました。 昭和天皇御即位50周年を記念して建設され、昭和58年に開園したこの公園ですが、多摩地区の中心都市にありながら、とにかく広い。東京ドーム40個分もあるそうでとて

紅葉狩り2023 教林坊

先週末の紅葉狩りの第二弾は滋賀県の教林坊。 姫路から教林坊。我ながら無茶苦茶な場所のチョイスです。京都あたりで一泊して行きたかったのですが、この時期の京都やその周辺のホテルを予約することなんて到底不可能。姫路から仕方なく帰阪して、翌日滋賀県に移動しました。 ここは滋賀県内屈指の紅葉の名所です。公共交通機関を利用する場合、残念ながらアクセスが非常に困難。JR能登川駅から八日市行きバス(近江湖国バス)に乗って川並或いは石塚停留所から徒歩20分程かかります(逆ルート、近江鉄道八日

紅葉狩り2023 姫路・好古園

2023年度、本格的な紅葉狩りのスタート! 去年は京都を中心に撮影したので、今年は兵庫県と滋賀県で撮影してみることにしました。兵庫県の紅葉の名所と言えば姫路城のお膝元である好古園。去年もライトアップ撮影で訪れましたが日中の訪問は今回が初めてです。 紅葉の時期の好古園、土曜日だったしさぞかし混み合うだろうなあと覚悟していました。しかし、お昼ご飯を食べて午後1時頃に到着しましたが、大行列に並ぶことなく中に入ることができました。先ず最初に向かったのが潮音斎。「好古園と言えばここ!

京都旅 紅葉狩りに行ってきました✨🍁

11月の中頃、友人と京都に紅葉狩りへ行ってきました🍁(~ ˙ª˙ )~ 朝イチからまずはずっと行きたいと思っていた、瑠璃光院へ⬇️ 今回はバスで向かいました。 紅葉のシーズンは予約必須のようなので、行かれる際は気をつけてください😊 時刻は9時。朝早くにも関わらず、瑠璃光院は人で溢れていました。 中へと進み2階へと上がると、お目当ての鏡写しになった紅葉が現れました.*・゚ .゚・*. 今年はまだ紅葉の時期が遅れているらしく、色づき初めでした。 しかし緑とのグラデーション

京都・等持院の空気が好き ~ちょっと穴場な京都旅行

 先日、初めて京都の等持院に足を運びました。足利尊氏に由来する場所で、大きな達磨のような絵画『天龍寺派 元管長 関牧翁老師筆・祖師像』や霊光殿に安置されている足利歴代の将軍像(5代・14代を除く)を見られる……と聞けば、歴史に明るい方はピンと来るかもしれません。  私が足を運んだのは飛び石連休の最終日、日曜の朝でお天気もいいという絶好の行楽日和。ですが、私と友人以外の見物客は2組ほどというのんびりとした澄んだ空気の中、庭や建物を堪能できました。こんなに素敵な場所があるなんて

町興しと錦帯橋

みなさん、いつもよへいのno+eを読んでくださりありがとうございます。 山口は岩国市に錦帯橋という橋があります。日本3大奇橋の一つ。 山梨県大月市の猿橋、山口県岩国市の錦帯橋、富山県黒部市の愛本橋(現存しない)は、構造が珍しく奇橋と呼ばれているのですね。 錦川にかかる全長約200mの錦帯橋。 1674年に再建された橋は、1950年9月の台風29号による洪水で流失するまで276年間威容を保ちました。 現在の錦帯橋は1953年に再建されたもの。 今日は、先日訪れた錦帯橋の

広島1泊2日(江田島・宮島・下瀬美術館をぶらり)

広島を旅しました。前回写真を中心にエッセイを書いたら、旅程が知りたいとの声をいただいたので、今日は広島での動きを書いてみます。 前回のエッセイはこちら▽ 品川駅の通勤時間の人混みをぬけ、広島駅行きの新幹線に乗る。すでに席に乗り込んでいた友人と合流し、途中うたた寝をしながら目的地へ。 12:50ごろ広島着。中学生ぶりの広島は全部が新鮮で、まるで初めて来たかのようだった。 島への移動は夕方の予定だったので、お昼を食べようということに。広島といえばお好み焼きだと、満場一致で

同じ景色を、季節を変えて眺め続ける、定点観測のススメ。

身の回りの景色が赤や黄色に染まる、今日この頃。絵具のようなくっきりとした空の青色を背景に、高く高くそびえるイチョウの木が美しい。真っ赤のモミジだけでなく、色づき始めのオレンジの葉やまだ色づいていない緑の葉のグラデーションが美しい。足元に広がる落ち葉の彩り豊かな模様に、より一層秋の気配を感じさせてくれる。 ただいつもと同じ景色を歩いているだけなのに、秋の街を歩くのはなんて楽しいことだろうか。そんなことを考えながら、大好きな京都の街を歩く。 いつも散歩がてら見ていた何気ない木