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ほんのひととき編集部が気になった記事

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ここでは、旅と本のウェブマガジン「ほんのひととき」の編集部が気になったnoteをまとめています。おもに、旅や文化歴史にまつわるもの、本や書店を紹介したもの、ほんのひとときの記事を…
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2024年3月の記事一覧

京都の桜のおはなし 【前編】南北朝の桜

結論足利尊氏と後醍醐天皇の対立から朝廷が京都と吉野に分裂した。 北朝は京都御所として500年以上利用され、南朝はお花見の宴会会場になった。 歴代の偉人も感動するほどの桜の美しさが令和時代でも観られる。 2024年は京都のお花見スポットについて話します。京都の桜の開花予想は3月24日です。2022年、名古屋の桜スポット、2023年、東京の桜スポットについてお話ししました。詳しくは、下の記事をお読みください。 2024年は、前編、後編に分けて京都の桜についてお話しします。

奈良井宿さんぽ

岐阜から電車で約2時間30分、長野県にある奈良井宿へ小旅行に行ってきました! 古い街並みやたくさんの写真スポット、美味しいものに出会えたよい旅でした◎

【香川】小豆島の瀬戸芸作品たち|わたしが旅するかわいい世界#2

「世界の宝石」とも言われる瀬戸内海。 そこに浮かぶ小さな島「小豆島」は、かつて行われたアート展「瀬戸内国際芸術祭」により、島中にアートが点在しています。 島をぐるっと1周するとなると、車でだいたい3時間ぐらいなんだそう。日帰り旅行にぴったり。 今回は2度目の訪問。 瀬戸内国際芸術祭は3年に1度開催されるらしく、2022年の開催で島内のアートがまた増えたとの情報が。 増えたアートのひとつに心ときめいてしまい、足を運んだわけです。 わたしたちが訪れたのは、2023年5

吉祥寺ZINEフェスとおばあちゃん家みたいな珈琲屋

吉祥寺PARCOの屋上で開催された「吉祥寺ZINEフェスティバル」に足を運んだ。個人やサークルが発行した小冊子を販売するイベント。内容はエッセイや小説、イラストに写真集とさまざま。 文学フリマ出店まで2か月を切り、「創作エネルギーを存分に浴びてくるぞい!」という気持ちで参加した。 文学フリマと比べると、規模は小さくて「フリーマーケット感」が強い。ジャンルで店の順番が決まっているわけでもないので、自由にお店をぐるぐる回った。 というわけで、購入した作品のご紹介! 買った

ポルトで「世界一うつくしい書店」を訪れて

ポルトガルを訪れて3日目、ポルトという街にやってきました。どこに行こうか調べているとき、真っ先に目に入った言葉がありました。「世界一美しいと言われる書店」。 リスボンからポルトに向かう特急に揺られながら、急いでチケットを予約しました。 その美しさに魅了され、ハリーポッターの作者もその執筆中に通い詰めたそうです。だからハリポタファンからの人気も高く、並ぶ覚悟でチケットを買う必要があると言います。 公式サイトから、日付と時間を選びます。30分ずつ区切られた時間から、12時を

ぽん太の東海道五十三次歩き旅(29)池鯉鮒宿→熱田宮宿

こんにちは。ぽん太です。3連休最終日は、暑さに参りながらも、なんとか熱田神宮のある宮宿にたどり着くことができました。 旅日記 2023年9月18日。今日は昨年11月に先回りして訪れた七里の渡し跡を目指して、7:30ホテルを出発。昨日の温泉の効能のおかげか、足取りは軽い。知立は鯉や鮒が多かったためか、江戸時代は「池鯉鮒」と書いた。途中知立神社に立ち寄り、その名の由来の御手洗池を見物。  昨日の暑さで、足が真っ赤に焼けているのにビックリ。  その後1号線や旧道を行ったり来たり

「クラゲ水族館」へ行ってきた 日帰り弾丸山形横断旅

 先日,あまり利用する機会のない山形県内の2つの空港と,過去にニュースやSNSなどで取り上げられて「クラゲ水族館」として話題となった加茂水族館に行きたいと思い,日帰りで弾丸山形横断旅に行ってきましたので,今回はその旅の記録をお届けします. おいしい庄内空港 山形県には,県の北西の酒田市にある庄内空港と,県の東の東根市にある山形空港の,2つの空港があり,どちらも空港名に「おいしい」を冠した愛称で親しまれている.  今回は,ANAだけが就航する庄内空港行きの便に乗り,山形県の西

【本好きの憧れ】大人のためのお籠もり宿「蓼科親湯温泉」に泊まってみた。

蔵書数3万冊。整然と本棚が並んだレトロモダンな、秘境のお籠もり宿「蓼科親湯温泉」 Instagramで写真を見かけてから、ずっと行きたいと思っていたお宿へ、結婚記念日に思い切って泊まってきました。 お昼頃に蓼科に到着、バラクライングリッシュガーデンでアフタヌーンティーを頂き、そこから車で10分ほどで、蓼科温泉郷に到着。 諏訪ICからですと、40分くらいでしょうか。 ビーナスラインを一本脇に逸れ、狭い谷筋の道を進んだ先に本日のお宿はありました。 (見通しが悪くすれ違いがで

泊まれる本屋?体験型ホテル「TUNE STAY KYOTO」

最近、「泊まれるホニャララ」を楽しんでます。 以前、ホテルにおいて、とにかく広さに興奮してた頃は、京都や日光のリッツカールトンスイート(277㎡)や、ハレクラニ沖縄のペントハウス「オーキッドスイート」(294㎡)に宿泊したり、古さと歴史に魅了されてクラシックホテルを巡ったりしていましたが、今は、ユニークなコンセプトに萌えるんだな~♪ 先週は、泊まれる京町家「NAZUNA京都 椿通」の宿泊記の記事を書きました。 今回は、「泊まれる本屋」とも言える「TUNE STAY KYO

史上初!姫路城「西小天守特別公開」

 言わずと知れた世界遺産・姫路城。白亜の国宝天守はあまりに有名です。  姫路城の天守は、複数の建物が連なった「連立式天守」という形式です。ひときわ目立つ「大天守」の周りに、三つの小さな天守が付属しています。西小天守、東小天守、乾小天守です。  天守の建物群のうち、大天守はいつでも入場可能、東小天守や乾小天守は定期的に特別公開されていました。しかし、西小天守はこれまで公開されたことがありませんでした。  2024年2月、世界遺産登録30周年を記念し、西小天守が初めて公開さ

【随筆】浅間さんの不思議を考える 富士の麓に住まう人々への思い

伊豆修験道と富士村山修験道  熱海の伊豆山神社に詣でた時のことだ。朱塗りの社殿のある場所から、右手に奥まったところに資料館があった。そちらを訪ねてみると、小さいながらなかなか見ごたえのあるものであった。 伊豆山郷土資料館というのが正式な名前のようだが、そこには伊豆山権現に似た立像などがあった。解説を読んでいくうちに、伊豆一帯が「伊豆辺路」と呼ばれる修験道の聖地であったことを知った。  伊豆一帯の修験道の研究は、國學院の深澤准教授のグループが精力的に行っているようだ。近々國學