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魚のレシピ

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#昆布

肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

といいながら、鍋なのか具沢山スープなのかって料理です。

アルゼンチンエビ(刺身用)をスーパーでよく見かけます。
きょうは大き目のを使います。
というのは、殻とミソを焼いて出汁にするので、大きいほうが、ミソの状態がいいようなんです(私調べ)。プルンとしていたら最高です。

エビは頭をとって殻をむきます。
背に切れめを入れて(わたしはハサミで切開します)背ワタをとります。
頭と殻と油をフライパンに入

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カスベ(えい)のコンフィですよー。泡(酒)が飲みたくなりますよー。

カスベ(えい)のコンフィですよー。泡(酒)が飲みたくなりますよー。

海に行きたーい!!!
海を見ながら、お魚食べて、そうして、イタリア好きなわたしはスプマンテをくいっと飲む。
西の水平線に、太陽が沈んでいくマジックアワー。
あぁ~。。。。。

そんなときにも、こんなときにも、アテはおいしく簡単で、こじゃれたのがいいですね。

使うのはかすべ。エイです。
ほかいどーにお住まいでなければ、遠い魚ですね、ごめんなさい。と
前にかすべ記事をアップしたときに書いたら、
思い

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ナポリのマンマの「イカのシーフード詰め」の作り方を思いっきり日本バージョンにしてみた話

ナポリのマンマの「イカのシーフード詰め」の作り方を思いっきり日本バージョンにしてみた話

そのひとは青い縁のメガネをかけていて、赤い口紅が似合ってよく笑う、チャーミングなマンマでした。
得意料理だと言って、トマトソースで煮るイカの詰め物を教えてくれたの。
赤いソースの中で細い円錐形に伸びたイカの姿はなんとなくユーモラスで、食べたら美味しくて笑顔になる料理で、その人の歌うような声を思い出すのでした。
中に詰めるアサリやエビは、えいやっ!と生で用意して、殻を外して作るごちそう。以前はよく作

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ソウルフードはホッケのつみれ汁

ソウルフードはホッケのつみれ汁

ホッケのつみれ汁といえば、道民には近しいけれど、そうでなければ食べたことがない味ではないでしょうか。
鮮度や価格のことから、生では本州まで行かないようです。
ホッケといえば、開きで焼いたの、ですよね。

さて、わたしにとっては、ホッケのつみれ汁は懐かしく何度食べたかわからない、いつも好きだった味です。

フープロのない昭和の頃、ハハはすり鉢すり棒で作ってくれました。
今考えると、ちょっとしたご馳走

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ホッケで粗汁。

ホッケで粗汁。

こんばんは。
昨日、ほかいどーローカルな魚、ホッケを買いました。
生ですよ。
開いてあって頭がついています。
555円。
なんだか縁起が良さそう!で、買う。

塩・砂糖で脱水して、

今日は、粗汁にすることにしました。
なんていってもアタマがありますからね。

こちらわたくしの分。ザ・粗汁。これぞ粗汁。

2枚おろし状態で片側には骨がついているので、魚をおろす要領で骨をとります。脱水したので身がし

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北海道で、お正月に食べるもの

北海道で、お正月に食べるもの

それは遠い昭和の頃。
道東の小さな港町の大きな木造の家で育ったわたしですが、
お正月のごちそうといえば、母が漬ける飯寿司でした。
11月中旬過ぎのわたしの誕生日に仕込んで、大晦日に食べ始めるのが
毎年のスケジュールでした。

鮭とごはんと麹と野菜を木の樽に重ねて漬けて、じっくりゆっくり低温発酵させます。
水が上がってきたら、その水は捨てます。

その家の環境、きっと常在菌も発酵に作用する、なんだか

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ごはんにのっけるイタリアン㉓    鯖とじゃがいものレモン風味丼

ごはんにのっけるイタリアン㉓    鯖とじゃがいものレモン風味丼

こんにちは!
イタリアといえば、魚料理のイメージでしょうか?
いえいえ、魚料理を食べるのは海岸部です。たった10キロ内陸の町で、魚屋に連れて行ってもらったらそこは冷凍魚の専門店で、
びっくりしたなぁ、もう!(昭和のギャグです 😅)。

庶民の魚料理は青魚。大量にとれたからです。
昔は流通の間に臭いも出たでしょうねぇ、かないませんねぇ。
魚食が海岸部に限られるわけですよねぇ。
そんなことを考えなが

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昆布〆は、魔法みたいな調理法だ。

昆布〆は、魔法みたいな調理法だ。

知っておいて損はない、史上最も簡単で激ウマな料理です。
材料を昆布にはさむだけ。
大きめで平たい昆布があれば、はさむもの1つにつき3秒でできます。
半端な大きさの昆布ならば、パズルのように並べて使えばよいのです。
種類が違っても大丈夫。かえって微妙に違う味のハーモニーでおいしく食べられます。

こちらは2019年年始めから怒涛の8回連載のdancyu「昆布はどこへ行く」の
昆布〆の回です。
アップ

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コンフィではなくオイル漬けでもないもの

コンフィではなくオイル漬けでもないもの

びんちょうまぐろの柵が2本やってきました。

塊には違いなくて、オイル漬けを作りたくなりました。

でも、茹でて冷ましてたっぷりの油につけて保存するほどたくさんではありません。

じゃあコンフィ?うーん。もっと軽くしたい。

ふと思いついたのが、大同電鍋で、水と油で煮ることです!

できました!

いつものように、塩と砂糖で脱水した魚を使います。
ハーブを振り、水+油+黒コショウ+昆布で。

コッ

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