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考察

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記事一覧

「自分には専門性がない」と悩むすべての方へ。

「自分には専門性がない」と悩むすべての方へ。

先日、BUSINESS INSIDERが主催する『実践・転職の思考法〜「転職」をアップデートしよう〜』に登壇したのですが、質疑応答でこのような質問を受けました。

「複業や転職といっても、専門性がない人は何をしたらいいのでしょうか?」

複業研究家としてこれまで活動してきたなかでも、非常によく聞かれる質問です。

結論、僕は専門性がないと悩む人の話はすべて勘違いだと思っています。

今回は、自

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note:知名度0から始める有料noteの『売り方』と『作り方』【目標1万円】

note:知名度0から始める有料noteの『売り方』と『作り方』【目標1万円】

はじめまして。ブログ歴2年目。note歴8ヶ月のあおいです。

無名の僕ですがフォロワー14人のnoteで月に1万円を売り上げました。

※収益画面は有料の範囲で公開しています。

このnoteでは僕の実体験を元にして『売り方』と『作り方』を紹介します。

知名度・実績0の人
今から副業をはじめる人
なぜかnoteが売れない人

そんな人向け。

有料noteの売り方完全版は1,000円で読めます

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会社に依存しない「自分株式会社」の考え方

会社に依存しない「自分株式会社」の考え方

おかげさまで書籍『転職と副業のかけ算』の発売から1年が経ちました。

予約時点でAmazon総合ランキングおよびビジネス書ランキングで1位を獲得、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」にもノミネートされたことで約6万部が売れました。

購入された方の感想を見ていると、書籍の中にある「自分株式会社の考え方」について言及されている方が多く「この考え方をより深堀して書いてほしい!」という声を複数いた

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エースに求められる「試合を作る」力

エースに求められる「試合を作る」力

プロ野球には「試合を作る」という言葉がある。先発投手が前半で大きく点をとられることなく回を重ね、試合の流れをチームに引き寄せることができれば「あの投手は試合を作った」という。逆に序盤で大量失点すると「試合を壊した」と言われる。

試合を作れる投手かどうかはQS率で見られることが多いが、何点取られたかという数字だけでは表現できないものがそこにはあるような気がしている。

先週の金曜日に大野がやっとは

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新しい時代の、新しい孤独。

新しい時代の、新しい孤独。

「新しい生活様式」というキーワードが発表されてから、もうすぐ3ヶ月。

働き方では、リモートワークが急拡大し、
ライブやフェス、映画館などの娯楽は、ソーシャルディスタンスの名の下に接触を禁じられた。

「これまでの当たり前」は、すべてリセットされたと言ってもいい。

そんな生活の変化は、価値観の変化を産み、
価値観の変化は、意味の変化を引き起こしはじめている。

例えば「孤独」という言葉の意味が変

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集団嫌いが治った理由

集団嫌いが治った理由

わたしは今までどんなコミュニティにもどんな集団にも馴染めなかった。いつもなんだか居心地が悪くて、「ここがわたしの居場所だ!」と思えたことが一度もなかった。

わたしと同じように感じている人も多いんじゃないかと思う。

馴染んでるふりはできるから、周りから見たら普通に見えるかもしれないけれど、でもその集団にいるときはいつも自分を殺して、なるべく目立たないようにして、早く帰りたいなあ、ひとりになりたい

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社会のオンライン化と信用スコア

社会のオンライン化と信用スコア

新型コロナウイルスとの共存を考えなければならない状況を迎えて、これまでオフラインで開催されてきたイベントがオンライン化されることが様々な分野で目立ち、定着しつつある。この記事によると婚活といったイベントでも、今ではオンラインで開催されることが出てきているということだ。

感染者数が再び増加傾向に転じてきていることもあって、かつてのように人々が自由に外出できる状態にはなっていない。この状況がいつおさ

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QRコード"送金"が推進した中国のキャッシュレス事情

QRコード"送金"が推進した中国のキャッシュレス事情

日本で議論されているキャッシュレスは決済サービスの拡充に留まっています。一方、キャッシュレスが急速に浸透した中国では「決済」と「送金」の両面でサービスの拡充があったことはあまり知られていません。お財布を持ち歩く必要がない社会に必要な送金システムについて中国の事例を考察します。

屋台のQRコードは「QRコード決済」ではない?中国でQRコードを使ったキャッシュレスが浸透しているという事象を取り上げた

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「点の正論」ではなくて「線の正論」を考えないといけないよねえ、という話

僕の昔の失敗の一つの「点で考えていて、線や面で考えていなかった」というのがあります。

どういうことかというと・・・。

これは、前職で、組織コンサルのような人にきてもらい、経営陣で話してた時です。そこで「みなさんは、組織運営において何を大事にしていますか?」という問があったのですね。

で、そこで出てきたのは「クリエイティブは大事」「発想やアイデアは重視する」「オペレーション力は大事」「規律やル

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アフターコロナのキャリア開発

アフターコロナのキャリア開発

コロナ危機で大きな環境変化が起こっているため、これまでやってきた仕事を同じように、いつまで続けられるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

危機の中で、今後のキャリアについて考える時間的な余裕があるため、さらに悩みを深めてしまったりもします。

ストーリとしての競争戦略で有名な一橋大学の楠木教授は、「キャリアは川の流れのようなもの」と、今後のキャリアを見つめなおす上で、大変参考にな

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批判のリテラシー 〜don't defame, criticize!(中傷せずに、批判しよう)

批判のリテラシー 〜don't defame, criticize!(中傷せずに、批判しよう)

お疲れさまです。uni'que若宮です。

今日は「批判」ということについて書きたいと思います。

先日、とても痛ましいことが起こり、SNSでの誹謗中傷への対策が議論されています。

僕自身は「中傷」はやはりしっかり取り締まるべきだと思います。特に「匿名での中傷」は卑怯な暴力です。これを野放しにすると、情報発信自体が怖くなり、場自体を殺すことにもなりますからもう少ししっかり取り締まるべきでしょう。

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コロナが突き崩した日本型雇用。ジョブ型雇用の大波がやってくる

コロナが突き崩した日本型雇用。ジョブ型雇用の大波がやってくる

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

本日の朝刊に掲載された記事が衝撃的でした。日本を代表する企業の1つであり、単体3万人超、連結30万人弱が勤務する日立がジョブ型雇用へと大きく舵を切るというニュースです。

世界標準であるジョブ型は成果主義と親和性が高く、欧米などで広く浸透しています。近年加熱化するグローバル規模での人材獲得競争により、多くの企業で特に需要が高い職種のジョブ型への転換が進ん

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競争ではなくて共創のほうが合理的な理由

noteでCXOをやっている深津さんが良いことをいっていました。

簡単にいうと

- 戦争をするって最後の手段であり、大体のケース、しないほうがいいよね
- お互いに市場を拡大したほうがお得なことがあるよね
- 市場が飽和していないなら棲み分けたほうがいいよね

という内容で、個人的にはとても同意です。

というのも、たとえば、A社とB社が、まだ市場が拡大していないのに100万人のユーザーを取り

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ネトフリ攻殻機動隊7話「はじめての銀行強盗」が最高のSF喜劇すぎて、感動のあまり筆が走っている話。

ぐぐぐです。

タイトル通り、今年に数回あるかないかの感動を味わってます。夕飯食わずに今3巡目を見てます。

いい映画見た後のあの感慨ですね…首筋から四肢へとすっと鳥肌が走る感じ。あれが今体に満ち満ちています。ランニングハイとでもいうような見終わったーというハイ状態。興奮が冷めやらぬってやつですね。なので、この興奮の中にいるうちに書いとこうかなと。

攻殻機動隊は有名ですね。その新作としてネットフ

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