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日記

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日々おもったこと、感じたこと。
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金継ぎ

金継ぎ

破れた服を針と糸で繕うように、割れたお皿を蘇らせたい。

2年前から通い出した田代先生の金継ぎ教室。コロナで休講つづきなので家でひとり割れたお皿たちと向き合ったら、やっと感覚として作業が身についてきたと思えた。

今朝もまたひとつ茶碗が割れてしまい、さっと修繕作業。本漆は乾かすのに時間を要するけれど、時間がかかるからこそ愛着も湧く。満を持して金を撒くその瞬間がいまからとてもたのしみ。

思わぬとこ

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差別のリアルを知らない、私たちができること

差別のリアルを知らない、私たちができること

生まれてこのかたずっと日本に住んでいる私は、正直、日常から人種差別を感じとったことがない。でも、今回アメリカで勃発した事件を受けて、幼少期に9年間シカゴ暮らしを経験している政治くんからこぼれた「白人警察ね、、、」のことばには、その現実を目の当たりにしたことがある実感がこもっていた。何より、ちいさな少年だった彼自身もまた差別の対象になり得たという事実に、胸がぎゅうっと苦しくなった。

リアルを知る人

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学校に行けない今、先生と子どもたちをつなぐもの

学校に行けない今、先生と子どもたちをつなぐもの

連休明けから、子どもたちの分散登校がポツリポツリと始まりました。とはいえ、基本プリント類の受け渡しをするだけで、学校に滞在する時間はほんの数分(しかも校庭)。こんな年に限って、わが家には新1年生が小(次女)中(長女)と2人もいて、仕方ないと分かっていながらも、親としてはやっぱりかわいそうだなぁと思ってしまうわけです…。学校の先生や新しいお友達に、はやく会いたいだろうに。

ある日、分散登校を終えた

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当たり前を変えていくこと

当たり前を変えていくこと

突然ですが、みなさん。自分の住んでる地域の〈教育長〉って、なんて方かご存知ですか?

第一子のりねんが中1なので、わが家は世田谷の公立教育にお世話になって早7年。正直わたし、そんなこと気にしたことがありませんでした。なんか、遠い国の人というか、自分には直接関係ない方って感じで…。

今回コロナによって学校が休校になり、学校と家庭との双方向のつながりがプツッと途絶えてしまった、、、そんな状況に危機感

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2020.5.7

2020.5.7

かぞくで誌面に掲載されている今月号の「GO OUT」。雑誌主催のイベントに参加したり、小学校の同級生が編集部にいたりで、チョコチョコお世話になっているのですが、ひさしぶりに本誌を手にしたらあいかわらず読み応えたっぷり♡おこもり生活のお供に熟読中なのでした。なかでも、これまたお友だちでスタイリストの岡部さんが長いこと続けている連載「SOTOKEN」(ソトケン)が、目を見張るすばらしさ。

地元の遊び

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2020.5.1

2020.5.1

鳴き声にちなんで、ニワトリのことを「コココココー」と呼ぶかぜおくん。そしたら先日、近所のニワトリさんを見たあとに、ダイスキなバスに遭遇。「ばっちゅー」と呼んでいたはずのバスが「バスコッコー」と、絶妙に2つが組み合わさった呼び名に変わっていたのでした。

それ以来、かぜお語で「バス」は「バスコッコー」。我が家のすぐそばを走る大通りはバスがとっても多く、「バスコッコー」を眺めるには絶好のスポット。ただ

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2020.4.28

2020.4.28

完全に運動不足。あんなに運動ぎらいだった私が、奇跡的に先月まで"週2で2年弱"ジム通いを続けられたのに、案の定ひとりだと何もできない件…。自分で時間作ってメニュー組んでなんてマジ無理ッス、と痛感する日々です。やっぱり、私にはトレーナーさんとマンツーの筋トレが合っているのだ。

そしたら、通っているジムのインスタアカウントで公開トレーニングをしていると知る。早速先日、夫婦ふたりでチャレンジしたの

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2020.4.27

2020.4.27

2月末のある日、「ビッグ・リトル・ファーム」という映画の試写会に呼んでいただいた。前情報なしで観たその映画は、とある夫婦が自分たちの手で一から農園を作り上げるというドキュメンタリーだった。もともと完璧なバランスで成り立っている自然の摂理を「人」が作り上げるというのだから、それはちょっと想像するよりもはるかに大変なことで、たとえば、鶏を狙うコヨーテが増えて鶏が減る、すなわち卵が減る。となればコヨーテ

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2020.4.26

2020.4.26

世の中的にはGWが始まっているのだと知った。もう、もはや日にちも曜日感覚もないからビックリ。そうなのか、ゴールデンウィーク。たしかに日課になった散歩に出て、照りつける日差しの感じがまさに、毎年の連休に浴びるそれだと気付いた。

料理と執筆を繰り返す毎日。そのお供にと、youtubeでアーティストのライブ映像を流す。なぜだか政治くんがThe Stone Rosesを聴いていて、その流れでいつかのoa

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2020.4.14

2020.4.14

「しばらく酒やめてみようかなぁ…。」

先日、驚くべきことが起こった。酒のイメージしかない夫の政治くんが、そうボソっと呟いたのだった。

「ま、まじ?!絶対いいと思うよ!」と、もちろん激しく同意し、独りだといつ心折れるかも分からないので、心やさしい嫁は一緒に禁酒に付き合うことにしたのでした。

昨日まで5日間、夫婦で順調に酒断ち成功中。おたがいやればできるじゃん!そして、私もひさしぶりの禁酒を苦に

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