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【繋がり】神社の復興

ムラをつなぐハブ

神社の役割はまつり、講、物々交換、お金の管理や食べ物の貯蔵。
人が集う場所、文化の中心、見えない祈りの力を解放する。
盆踊りは縄文時代の中心点の周囲を舞う名残り。
巫女舞、巫女と神社の神聖な雰囲気は世界を魅了する。

地域のアイデンティティ

江戸時代の村々には、地名単位の集落・区画である
「小字」ごとにお社(おやしろ)があり
それを祀る小区域に暮らす人々のコミュニティがあった。
全国津々浦々に小さなコミュニティが存在し
そうした個々のコミュニティを包含するように
神社の氏子地域が存在した。
地元の老若男女を問わず「食」「集い」「学び」の
中心地であり続けた。

人生と共に

今でも「地域のアイコン」として考えられている神社は
初詣、例祭・例大祭などの年中行事だけでなく
腹帯に始まり、お食い初め、初宮参りや七五三
成人、結婚式、厄年や還暦のお祝いなど
一生という単位で考えると大きなスパイラルの中で
神社ともにある人生のルーティン・ワークが働いている。

聖なる空間としての役割

日本の神社は、ただの宗教的な施設ではなく
神聖で清らかな空間としての重要な役割を果たすために
エネルギーの流れを意識した場所に建てられることが多く
土地が持つエネルギーを最大限に活かして
人々にとって心の平穏や安寧をもたらす場所である。
また、その土地の住民や地域を守り、自然との調和
神々との接触、そして精神的な浄化の場として人々を清めている。

【まとめ】繋がりに関して

日本の神社は全国に約8万社あり
神職資格を保有している人は、全国で2万人程度。
人々のコミュニティの場として
地域のアイデンティティを支えてきた神社も
年間100社ほど消滅しているとのこと。
神社はパワースポットとしての立地のみならず
伝統文化の保存の役割があり
「神社は伝統文化のタイムカプセル」と言われる所以。
指定文化財の登録を受けている神社は全国にたくさんあり
本来の役割を担えるようにして後世に残すことが重要である。

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