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【はじめに】構想のコンセプト

お金のない世界

現代の資本主義の社会は
合理性に基づく仕組みやテクノロジーが急速に発展し
一握りの人たちが世界を動かし
持つ者と持たない者との格差が急速に拡大している。
お金が経済や生活の中心となり
お金を稼ぐために働いている現実が存在する。
もっと違う形で世の中に貢献できないだろうか?
また異なる活動で生活できないだろうか?

お金が必要な社会からの移行

もし自給自足することができれば
お金を稼ぐ必要がなくなり
欲も軽減されるはずだ。
一方で、資本主義経済やお金がなくなる必要はなく
経済や生活とのバランスがとれればいいだけだ。
日本人は古より、里山、備荒貯蓄、寄り合い等による
「相互扶助」を行なってきた。
現代風の「ムラ社会」を軸とした
物々交換や共同所有は新しい社会のヒントになりうる。

個の資質を活かした生活

同じ価値観やコンセプトという中心点を軸に
みんなが「環」になれば「和」になる。
「ムラ」で役にたつ仕事を各々がすればいい。
それで生活できる仕組みを実現する。
個の資質を活かして生活する「多様性」の時代の到来である。

実現したいムラ社会

自給自足を基盤にして、各々の役割、相互扶助、物々交換
共同所有が実現できれば、生活コストは格段に安くなる。
ムラ全体としては、ムラ社会の構築や生活のノウハウの情報配信
横展開のコンサルティング、個人としては自分の得意分野での情報
ノウハウ提供により収益を得ることが想定できるが
生活コストが安い分、そこに多くの時間を割く必要がなくなる。

ムラ社会を持続するために

ムラの環境を構築するためには土地の購入から集落環境の計画
家屋の構築、インフラの整備等、初期コストが発生するものの
ムラ社会を持続させるためには、以下のポイントが重要になる。

【大地】 環状集落の意味
【環境】 里山の役割
【住まい】 伝統民家の創り
【教育】 寺小屋的思想
【繋がり】 神社の復興
【生活】 暮らしのリズム
【食】 免疫の智慧
【創造】 文明と自然の共生
【提言】 千年後の未来へ

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