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「愛情から生まれる気持ち」◆HSPさんにもおススメです◎相手へ向ける気持ちはどこから生まれるのか?◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「愛情から生まれる気持ち」◆相手へ向ける気持ちはどこから生まれるのか?くわしく解説◆についてお話しますね。

あなたは次のような「感情」を他者に向けたことはありますか?

「信頼していた人に失望して憎しみを感じた」

「ライバルに向ける競争心から関係が悪化してしまった」

「とても共感できる過去を聴いてやさしくしてあげたいと感じた」

このような感情はだれでも周囲の人間関係で相手に向ける感情ですよね。

これらに共通することは「愛情」という感情が源泉となっていることなんです。

今回は愛情から生まれる気持ちがその後どのような形に変化するのかについてお話していきたいと思います。

1.「愛情の出発点」とは?

◆愛情の出発点◆
「幼いときの近しい存在、主に母親又は近しい養育者へ向ける愛情」

人が初めて愛情の感情を感じるのは「幼いときの近しい存在、主に母親又は近しい養育者へ向ける愛情」と言われています。

また、他者に向けられる同情や羨望(せんぼう)や妬みと言った感情の出発点は幼少期の愛情から形を変えて現れてくると考えることができます。

母親または養育者への愛情は自分に対して、

「やさしくしてもらいたい」

「安全・安心を感じていたい」

という「利己的な欲求」と、母親からの愛情を感じ自分の喜びを「母親が共に喜んでくれている」という共感を感じることも含まれています。

母親へ向ける愛情を満たすことで、広がりを見せていくとさらに他の家族への愛情を感じます。

例えば兄弟や父親そういった近しい存在へも広がっていきます。

さらに広がると周囲の友達への好意や愛情へと発展していきます。

さらに他者に対する「やさしさ」や「思いやり」「いたわり」という「利他的な感情」へと発達していきます。

また「同情」の感情は、他者の苦しみ・悲しみという感情を感じ取り、自らその他者を慰めたり、いたわったりすることです。

これは2歳ぐらいの子供にすでに見られる愛情の表現です。

2.「利己的・利他的な愛情の形」とは?

◆「利己的・利他的な愛情の形」◆
①「利己的な愛情の形」…憎しみや妬みなどに変わる
②「利他的な愛情の形」…いたわり・同情・共感などに変わる

私達が感じる愛情には「利己的」なものと「利他的」なものがあります。

それらの愛情はさまざまに形に変化させていき、そして発達していきます。

①「利己的な愛情の形」
利己的なものは愛情から出発して、愛情を期待する人に失望することで憎しみや妬みなどに発達していきます。

または自尊心が揺れてしまう競争心。羨望や妬み。

②「利他的な愛情の形」
利他的なものは愛情から出発して労りだったり同情・共感に発達していくと考えることができます。

3.「憎しみ・怒りの気持ち」とは?

恋愛ドラマなどでも「愛と憎しみ」という言葉はよく同時に使われる言葉ですよね。

「憎しみ」や「怒り」は最も愛情を期待する人に無理に抑圧させられてしまい、失望させられた時に生まれる愛情の変化した形でもあります。

例えば愛していた恋人の裏切り行為から憎しみの感情もち、愛情と憎しみを同時に感じる状態のことです。

これは幼少期の子供の場合、自分の意思に反する親の言いつけに対する「反抗」から、憎しみ・敵意となって現れると考えることができます。

4.「羨望・妬みの気持ち」とは?

「羨望」や「妬み」というものは自分の自尊心が揺れてしまう時に生じる感情です。

例えば子供の時に仲良く遊んでいる他の友達が感じている喜び・幸せを自分も感じたいと思いながらも手にすることが出来ない時に「羨望」や「妬み」は生じてきます。

そのことから次第に愛情の形は変化していき「競争心」しといったものにもなっていきます。

これは大人になった人間関係でも感じる愛情の気持ちの変容ではないでしょうか。

仕事も恋愛もうまく行かないと感じている人が友人のSNSを見ると、仕事が充実していて、かつ恋愛も上手くいっていたとします。

表面的には肯定的な反応をすることができますが、本音を言うと妬みを持っている自分がいたりします。

このような嫉みの感情を持つ自分が嫌になってしまいます。

5.「揺れない心を保つ解決策」とは?

◆「揺れない心を保つ解決策」◆
①相手の尊敬できる部分を発見してみる
②上下の視点から横の視点へ
③自尊心を高めていく(できたことを書く)

①相手の尊敬できる部分を発見してみる
憎しみ・妬みの感情があると、どうしても相手に対して敵意を向けたり、イライラしてしまいます。

そしてその後「なんて嫌な自分なのだ…」という自責の感情が生まれて負のループに陥ることもあります。

しかし、多くの場合その相手には人知れない努力や、経験の積み重ねがあるものです。

「きっとたくさん頑張ってきたのだな」と本人の努力や頑張りを見るようにすると、妬みは尊敬に変わります。

②上下の視点から横の視点へ
心理学では「勝ち負け思考」は精神が不安定になりやすいことがわかっています。

「容姿は○○さんより○○さんのほうが勝っているな」と勝ち負けの上下で常に人間関係を考えるというようなことです。

このような反応は自然発生的でもありますが、気づくと自分の思い癖になってしまっていることも多いです。

それぞれの良さを比較せずに、それぞれのもつその人の良い個性を探すことです。

「○○さんは笑顔が素敵で○○さんは温厚な人だな」といった、それぞれのもつ個性に目を向けてみることです。

③自尊心を高めていく(できたことを書く)
嫉妬しやすい方は、自尊心を十分に感じることができないことが多いです。

「自分にはこれといって誇れるものはない…」という人は、他人の成功に妬みを持ちやすくなってしまいます。

自分の出来たことをノートに書くことです。

「今日少しでもできたことは?」

「相手に感謝されたこと?」

「成長したと感じたこと?」

「楽しかったと感じた出来事は?」

などです。これを毎日箇条書きで書くことです。

小さい成功体験を文字として書くことで、自分の自尊心を育てる大切な時間となります。

6.まとめ

今回は愛情から生まれる気持ちがその後どのような形に変化するのかについてお話しました。

他者に向けられる同情や羨望や妬みと言った感情の出発点は、幼少期に形成した近しい存在への愛情から形を変えて現れてくると考えることができます。

そこにはそのときにうまく愛着を形成できなかったために、愛着障害なども関係することもあります。

そのことからアダルトチルドレンとなり大人になって愛着で苦しんでしまう人もいます。

私自身もそのようなアダルトチルドレンでした。

そのような歪んだ思い癖に気づいたり、視点の向ける方向を替えることで、違った気づきをえたり、自尊心を高めることで愛情の形も変化することもできます。

現在、そのような憎しみや妬みの感情で苦しんでいる方は、今回紹介した「揺れない心を保つ解決策」のどれかを実践してみてください。

またアダルトチルドレンや愛着障害についても記事を書いていますので、気になった方はそちらもご覧くださいね。

今回は「愛情から生まれる気持ち」◆相手へ向ける気持ちはどこから生まれるのか?くわしく解説◆についてお話しました。

なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

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また次回の記事でお逢いしましょう。

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HSP心理カウンセラー じゅんさん
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