見出し画像

「アドラー心理学」◆HSPさんにもおススメです◎個人心理学・アドラー心理学をくわしく紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「アドラー心理学」◆個人心理学・アドラー心理学についてくわしく解説◆についてお話していきますね。

「アドラー心理学」という言葉を最近聴いたことがある方は多いのではないでしょうか?

「嫌われる勇気」という本で一躍有名となったアドラーですが、今回はフロイトとの関係や、フロイトとの考えの違い、アドラー心理学の特徴について知っていけるお話をしていきたいと思います。

1.「個人心理学・アドラーの理論」とは?

◆個人心理学・アドラーの理論◆
「人間は分割できない。個人としてみること」


アルフレッド・アドラーはフロイトと同時代の人でフロイトと同じウィーンで育った彼はフロイトが認められた始めた最も初期からのフロイト信奉者の一人でした。

やがてフロイトと決別して独自の心理学を打ち立て、自らそれを「個人心理学」と呼ぶようになりました。

この場合の「個人」とは「これ以上分割できないもの」という意味の個人という意味です。

フロイトは人間の心というものを意識、前意識、無意識。または自我、超自我、エスというようにいくつかの部分に分割しています。

フロイトはそれらの相互関係を分析していました

アドラーはそうしたフロイトの考えに反対して「人間の心は分割不可能であって無理に分割すべきではない」と考えました。

またアドラーはフロイトの理論を「原因論」として非難して「目的論」的に考えるべきだと主張したところがアドラーの特徴となっています。

フロイトの患者の過去へと遡って心の病の原因を探り当てようとすることに対して、アドラーはその原因を突き止めるということよりも「今その患者がこれからどこに向かおうとしているのか?」というような目的に対して注目する方が大切だと考えました。

2.「アドラーの劣等感の捉え方」とは?

◆アドラーの劣等感◆
「人間の心には常に劣等感を克服して自分らしくありたいという意志が働いている」

アドラーの個人心理学の根底にあるのは「劣等感」なんですね。

アドラーによれば子供はまず「劣等感を持っている」としています。

子供は大人達と見比べて自分はとてもちっぽけな存在なのだという「劣等感」を持つとしています。

その劣等感がその人のその後の人生を決定していくと考えました。

劣等感を埋め合わすということが人生の目的となっていて、人は劣等感をどうにかしようと努力していくとしています。

また人生や心というものに影響を与えるものとしてフロイトは「親子関係」に注目していましたが、それに対してアドラーは「兄弟間の関係」に注目していました。

例えば優秀な兄あるいは姉を持つと弟または妹は「劣等感を抱く」と考えました。

その劣等感をバネにして兄あるいは姉を越えようとする努力をする。これがその後の人生に大きく影響するのだと考えました。

アドラーの個人心理学は現在特にアメリカで影響力をもっていると言われています。

自己啓発本的なものにはアドラーの名前を直接はあげてませんが、近い考えを述べていたりするものがとても多くあります。

それはアドラーの個人心理学が本質的に楽観主義的であるということも関係しているようです。

心の問題を抱えている人に対してとにかく「希望を持っていく」というような部分がこの個人心理学では重要としているんですね。

人間の心には常に劣等感を克服して自分らしくありたいという意志が働いていて、劣等感が人生を左右するとアドラーは考えました。

3.まとめ

今回はフロイトとの関係や、フロイトとの考えの違い、アドラー心理学の特徴についてお話をしました。

フロイトの原因論を非難して個人心理学・アドラーの理論では、大切なのは目的論として「人間は分割できない。個人としてみること」としました。

また、個人心理学の根底にある「劣等感」があります。アドラーの劣等感は「人間の心には常に劣等感を克服して自分らしくありたいという意志が働いている」としています。

アドラーは劣等感を誰しもが克服し、自分らしく生きることを望んでいるとしました。

今回はフロイトとアドラーの考え方を比べるような形でアドラーの個人心理学についてお話してきました。

フロイトの原因論(過去)もアドラーの目的論(未来)についても、視点の向ける方向によって見えてくる側面も大分違ったものになってきますよね。

一人一人抱える悩みや問題となっていることも、生きる目的もそれぞれ違った形や色をしています。

その瞬間に必要な想いや思考の入る余地も入れると「今ここ(現在)」の視点も入ってきますので、幅広い視野の確保が出来てくるのではないかと思います。

心の複雑な部分を一側面だけみるのではなくて、あらゆる側面からとらえようとすることが大切になってきますよね。

今回は「アドラー心理学」◆個人心理学・アドラー心理学についてくわしく解説◆についてお話しました。

あなたにとってなにか一つでも参考になることがあったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページかLINEよりご連絡いただければと思います(^^)

それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

◆電子書籍とPOD紙書籍が選べます!購入特典として①取り組み案内リスト②貼るだけHSPがホッとできる10の心得シート③7つの道具箱ワークシートをダウンロードしていただけます(^^)◆

◆🍀「LINE登録のお礼に期間限定のプレゼントも用意しています」🍀◆

画像3

◆心理学・生活術の記事をマガジンにまとめています◆こちらから↓

◆ながら聴きで学べるのでオーディブルはおススメです◆こちらから↓

画像1

◆Twitter・YouTube・ラジオ等で配信しています◆こちらから↓

4.じゅんさんのSNSやカウンセリングについて

◆心理カウンセリングをしています。お問い合わせ、お申し込みはホームページをご覧ください◆こちらから↓

画像2


いいなと思ったら応援しよう!

HSP心理カウンセラー じゅんさん
いつもありがとうございます(^-^)いただいたサポートは記事を更新していく励みとなります。これからも記事を投稿していきますので読んでもらえると嬉しいです◎

この記事が参加している募集