「カウンセリング内の対話とは？」◆HSPさんにもおススメです◎カウンセリングにおける対話についてくわしく紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「対話」◆カウンセリングにおける対話とは？◆についてお話していきますね。
あなたは「対話」と聴くとどのようなイメージをもちますか？
「会話より深い感じかな？」
「とても距離感が近く感じる」
「会話と比べると密接な感じがする」
などイメージされた方も多いかと思います。
今回はカウンセリング内における対話についてお話していきたいと思います。
１．「対話」とは？
◆カウンセリングの対話◆
「一方的な関わり合いではなくお互いのやりとりを積み重ね新しい発見や変容が生まれること」
カウンセリングにおける「対話」とは端的に言い表すと「お互いの反応を積み重ねていく、または深めていく関わり合い」と言えます。
カウンセリングは「カウンセラーの主観の決めつけ」や「カウンセラーの受け身的な傾聴」だけでもない、クライアントとカウンセラーの「対話」で成り立っていることです。
また普段私達は「会話」という言葉を使います。
「会話」とはどういったことでしょうか？
会話とはこれは「言葉でお互いの情報というものを伝えあっている」ことです。
そのようにとらえると、「会話」と「対話」は少し意味が違ってくると考えることができます。
「対話」はお互いの反応の積み重ねであって、そこから新しい気づき・お互いの発見というものが生まれてきます。
クライアントとカウンセラーの関わり合いがここで言う「対話」と考えることができるのではないでしょうか。
２．「弁証法的プロセス」とは？
◆弁証法的プロセス◆
「お互いが影響し合って深めたり高めたりすること」
スイスの精神科医で心理学者のカール・グスタフ・ユングは心理療法におけるカウンセリング内でのやり取りを「弁証法的プロセス」であると言ったですね。
ユング自身は、「○○病だから、この心理療法が合う」「○○の症状にはこれ」といった、周りの医者の決めつけのような治療法をよしとしていませんでした。
ひとりひとりの「個性」と向き合い、その中で関わっていくことを重視していたので、フロイトのように寝椅子に来談者を寝かせて精神分析をするスタイルではなく、椅子に座って向き合うスタイルでのカウンセリングをしていました。
ここで言う「弁証法」というのは哲学用語ですが、これを簡単に言い表すと「お互いが影響し合って深めたり高めたりすること」という意味です。
これはカウンセラーがそのカウンセラーという権威に頼るということではなくて、クライアントと共に平等な立ち位置でカウンセリングに関わって両者の間に一歩通行になるような作用だけが存在するというわけではなく、「お互いがお互いに作用している存在」ということを示しているんですね。
３．まとめ
今回はカウンセリング内における対話についてお話しました。
程度の差や考え方の違いはありますが、心理カウンセリングにおける対話では「一方的な関わり合いではなくお互いのやりとりを積み重ねて、新しい発見や変容が生まれること」を大切にしています。
さらに複雑化する現代社会において、家族関係、友人関係、会社の人間関係での対話、さらには自分自身との「対話」を私達一人一人が強く求めているのかもしれません。
何か現在あなた自身が、人間関係において「うまくいかないな…」と悩むことあればこの「対話」という言葉のもつ意味を一度振り返ってみるとよいかもしれません。
カウンセリングの場での対話を通して、辛い悩みや抱える問題の解決手段の一つとなるかもしれません。
今回は「対話」◆カウンセリングにおける対話とは？◆についてお話しました。
なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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— じゅんさん🌼@HSP心理カウンセラー (@ch87619600) October 30, 2020
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