「カウンセリングと心理療法」◆HSPさんにもおススメです◎それぞれの関係をくわしく紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「カウンセリングと心理療法」◆それぞれの関係をくわしく解説◆についてお話していきますね。
あなたは「カウンセリング」や「心理療法」と聴くとどのようなイメージをしますか？
「カウンセリングは話をすることかな？」
「心理療法と聴くとなんだか物々しい気がする」
「自分とはあまり関係のない世界のことかな」
などイメージする方も多いかもしれません。何か特別なことのように感じる人もたくさんいるのではないでしょうか。
今回はカウンセリングと心理療法の言葉の意味やそれぞれの特徴について知っていけるようなお話をしていきたいと思います。
１．「カウンセリングと心理療法」とは？
◆カウンセリング◆
①語源はラテン語で「相談する」という意味
②心理学的理論やスキルを応用する専門行為
◆心理療法(サイコセラピー)◆
①特定の心理学的手法を指す言葉
②認知行動療法、精神分析療法等
カウンセリングと心理療法の違いとはどんなものがあると思いますか？
カウンセリング
カウンセリングとはクライアントの個人的な問題や関心、思いに対してそれらの話を対面して一緒に聴きながら、心理学的な理論やコミュニケーションスキルを応用して対応する専門的な行為のことを言います。
カウンセリングの語源はラテン語で「相談する」という意味があります。カウンセリングを行う人を「カウンセラー」ないし、「セラピスト」と呼び、カウンセリングを求めている人を「クライエント」と呼んでいます。
心理療法
心理学の領域では「心理療法」または「サイコセラピー」と呼ばれています。
心理療法とは、精神障害や問題に対する心理学的な方法のことです。個人がそれまでに身につけて生きてきた考え方とか行動の傾向がさまざまなことから障害が出てきていると考えられる時に、それらの「変容」を目指していきます。
この心理療法には認知行動療法や精神分析療法などがあり、それぞれその心理療法の理論と技法があります。
「セラピスト」という言葉は元々は「治療者」という言葉ですが、現在日本ではカウンセリングの現場ではカウンセラーないしセラピストというような言葉で使われています。
カウンセリングははっきりと精神的な疾患とは言えないけども、軽い行動的問題を扱う広義の意味で心理療法と位置づけられています。
心理療法家のカール・ロジャーズは自らの心理療法をカウンセリングと言いました。このように、カウンセリングと心理療法は重なっている部分を含んだ言葉としてとらえることができます。
ロジャーズのように自らの心理療法をカウンセリングとしていることもあり、これらの言葉の線引きは必ずしも絶対的なものではありません。
日本では現在これら心の援助をまとめて「心理臨床」と呼んでいます。
２．「カウンセリングと心理療法」共通の目的とは？
◆共通の目的
①心理的な問題の解消や低減
②その人の自己実現
これらが共通して目指して行くところは大きく分けて二つあります。
一つ目に「心理的な要因が関与している問題の解消や低減」です。二つ目がその人の「人格の成長や自己実現」です。
カウンセリングと心理療法は共にクライアントが抱えている心の問題の改善を目指していくんですね。
その過程の中で次第に自分の中で適応力を高めていったり、自分自身の問題、自分の性格傾向についても新しい視点を得たりしていきます。
新たな洞察をする体験がきっかけとなって最終的に自分自身の内面的な成長を果たしていくと考えることができます。
こういった流れはカウンセリングや心理療法において、共通している部分といえます。
現代社会においてそれぞれが自分の健康や社会生活について主体的に考えて、予防的に問題解決できることが重要視されています。
カウンセリングや心理療法の役割として、個人が自らと向き合うきっかけとなったり、自分自身の内面を客観的にとらえるきっかけともなること。と言い表すことができるのではないでしょうか。
３．まとめ
今回はカウンセリングと心理療法の言葉の意味やそれぞれの特徴についてお話をしてきました。
カウンセリングと心理療法は言葉の違いはありますが、それぞれが重なり合い、補い合う関係でもあります。
共通している部分として「問題の解消」と「自己実現」などがあります。また技法は違えど、心理臨床が目指しているところは一緒と考えることができます。
今回は「カウンセリングと心理療法」◆それぞれの関係をくわしく解説◆についてお話しました。
なにかあなたにとって１つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページよりご連絡いただければと思います(^^)
また次回の記事でお逢いしましょう。
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過去を話すことで癒しが起こることがあります。自分の育ってきた道で得られなかったものが、たとえロールプレイであっても経験することによって人生の幅が広がったり、感情が豊かになって癒しが始まる時があります。言葉に出して話すことによって、こういったことが起こることもあるんですね☺#対話
— じゅんさん🌼@HSP心理カウンセラー (@ch87619600) October 21, 2020
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