☆読書記録 きみの体は何者か/伊藤亜紗 著者が自身のどもる体を通して体の持ち主の思いどおりにならない体についての考えた一冊。非吃音者が読んだらどう思うのかが気になる話だった。吃音のこと書きすぎてタイトルと合ってない感じがしました。新しいアプローチがされていて例えが良かった。
著者は精神分析(密室・垂直)で必須と考えられている転移がOD(グループ・水平)では起こらないと書いている。本書の趣旨とは無関係だが、どんな恋愛も転移なのでは、とも思う。誰しもが自分の理想の異性の似姿を求めて、目の前の相手にその感情を転移させているのではないか、と。どうなのだろう?
今日はかなり暑いなか外出して素浪人刑事を読んでました。ファミレスやビルの休憩コーナーのように適度な雑音がある環境って、不思議と読者が捗るんですよね。