日本には城塞都市はないが似たような防衛を目的とした集落やまちづくりはあったらしい 最も古くて大きいのが佐賀県にある吉野ケ里遺跡で、土手や木の柵などで侵入者を防いでいたらしい 日本らしいやり方で城塞都市のようなものを再現することは可能かもしれないと思った
城塞都市と陸の孤島はどれほど同じなのだろうか? どちらも外界から隔絶した空間というのは同じかと思う。なんとなく城塞都市より、陸の孤島の方がより徹底した隔絶を感じる 邪悪なものから自分や次世代を守るためには邪悪なものから確実に距離をとれることが大事だ。だが完全な断絶も思考放棄となる
自己正当化のために嘘をつき続ける醜悪な存在を追い詰めるには、価値観の範囲に制限をかけるしかないと思う 城塞都市のように決して破ってはならない厳格な規律と基準を敷き、その中で生きる。価値観の狭さを感じるが、その厳しい戒律を自分たちも耐え抜くことで醜悪な奴らを追い詰められるようになる
西洋が公の感覚を持てているのは城塞都市を築かねばならないほど、皆で規律を守らねば命の危険がある状態にあったから 命がけで命を守りつないでいく覚悟と必要という感覚。それを共有できたことが大きい 今の日本人で大切な命を守るために、皆で厳格な規律を守る環境を作ることは可能だろうか?