坂東太郎

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東京大学大学院博士課程修了・博士号 X(旧twitter)運営中:https://x.com/V6lnEooeu67924

    • 『したたかな「どじょう」野田佳彦研究』大下英治著、2011

      まとめ元さきがけなどからなる菅総理のグループである「国のかたち研究会」 西村智奈美、江田五月、枝野幸男、長妻昭、石橋通宏 加藤公一 旧社民系や旧総評系労組出身者の横路グループ:新政局懇談会(~2012) 輿石東、郡司彰、鉢呂吉雄、千葉景子 サンクチュアリ(2012~) 赤松広隆、近藤昭一、逢坂誠二、山花郁夫、海江田万里、長妻昭、小川淳也 リベラルの会(2004~2016) 平岡秀夫、近藤昭一 政権公約を実現する会:鳩山グループ(~2012) 岡田克也、川内

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      • 『若者は本当に右傾化しているのか』古谷経衡著、2014

        プロローグ 「若者の右傾化」をめぐる事実認識と「オッス、オラ極右」の世界観第一章 「永遠の0」「田母神俊雄」というキーワード「保守的な若者」はどこにいるのか 第二章 「若者が右傾化している」論は本当か「若者が右傾化している」論はいつ生まれたのか イギリスの「ナショナリズム」の複雑な在り方を理解しているのか? スコットランドの独立騒ぎの前だから、分からなかったのかもしれないが。 愛国心が高いのはどの世代か …内閣府がほぼ毎年実施している世論調査「社会意識に関する世論調査

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        • 『ネトウヨ化する日本:暴走する共感とネット時代の「新中間大衆」』村上裕一著、KADOKAWA、2014

          感想序章 暴走するネット社会とセカイ系決断主義ネトウヨ現象 空気から水、そして雲へ いや、crowdとclowdを混合するのはlとrの区別がつかない人だけなんじゃ… こういう「炎上」的なことは「日本的」なのだろうか? 少なくとも「バブル」による分断、ネトウヨみたいな現象は先進国共通だと思うのだが… 第1章 ネトウヨとは誰なのか第2章 ネット上の「共感」はいかにつくられるのかポエムが長い… 第3章 ネトウヨとオタクの政治的親和性まとめサイトバイアス 勘弁してくれよ…

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        • 『したたかな「どじょう」野田佳彦研究』大下英治著、2011

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        • 『若者は本当に右傾化しているのか』古谷経衡著、2014

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        • 『ネトウヨ化する日本:暴走する共感とネット時代の「新中間大衆」』村上裕一著、KADOKAWA、2014

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          『したたかな「どじょう」野田佳彦研究』大下英治著、青志社、2011 

          第1章 大混乱! ポスト菅をめぐる水面下の死闘

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          『したたかな「どじょう」野田佳彦研究』大下英治著、青志社、2011 

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          『素志貫徹 : 内閣総理大臣野田佳彦の軌跡』松下政経塾著、国政情報センター、2012

          感想2章 松下政経塾で政治のコツをつかむ松下幸之助の考えた国是 これは、どんなに松下幸之助が優れた商人だったとしても、所詮「あきんど」に過ぎないということをよく示している。 原理的には「無税国家」は容易に可能である。いわば国債の逆のことをやるだけだ。例えば国に1000兆円の金融資産を持たせ、それを株式市場なんかで5%で運用してくれれば50兆円の収入になる。社会保険以外だったら、これで十分回る。 それでは1000兆円というのはどれぐらいの数字か? 日本のGDPは約500兆

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          『素志貫徹 : 内閣総理大臣野田佳彦の軌跡』松下政経塾著、国政情報センター、2012

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          『「小池劇場」が日本を滅ぼす』有本香著、幻冬舎、2017

          感想はじめに:ないない尽くしの小池ファースト劇場第1章 小池劇場の始まり 第2章 石原慎太郎という敵 第3章 メディアが共犯者 第4章 小池百合子という政治家小池の見習うべき先輩は石原という皮肉 第5章 築地市場の不都合な真実 第6章 東京を取り戻せ

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          『「小池劇場」が日本を滅ぼす』有本香著、幻冬舎、2017

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          『自宅で親を看取る:肺がんの母は一服くゆらせ旅立った』小池百合子著、幻冬舎、2014

          はじめに酷暑がこれでもかとばかりに続いた平成二十五年九月十六日。 わが母、恵美子が八十八歳の生涯を閉じた。肺がんだった。 一年半前、がんの宣告を受けた際、外科的手術、放射線治療や抗がん剤投与などは受けずに、残された人生を楽しく、好きなことをして過ごす、つまりがんとの共生の道を選んだ母。 それは、何があっても動じることのない、母らしい選択だった。 母とは、最期の約十五年間をいっしょに暮らした。介護が必要になってからは約十年だ。うつ症状に苦しんではいたが、幸い認知症はほと

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          『自宅で親を看取る:肺がんの母は一服くゆらせ旅立った』小池百合子著、幻冬舎、2014

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          『女帝小池百合子』石井妙子著、文藝春秋、2020

          感想第一章 「芦屋令嬢」破天荒な父勇二郎 経歴詐称が遺伝(笑) 格差のなかで 「芦屋令嬢」も大嘘(笑) 娘を着飾らせる母 「お嬢さん学校」へ 愛称っていうか、嫌われてない?(笑) 中東の有力者 日本アラブ協会の話は第3章(p. 129-130)でも出てくるんですが、なんで右派の政治家がここに巣くってたのかは謎です。当時は中曽根ぐらいしか右派と呼べる存在がいなかったんで、何でも良いから金になりそうなところに人が集まったんでしょうか? 第三章 虚飾の階段竹村健一

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          『女帝小池百合子』石井妙子著、文藝春秋、2020

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          『日本列島創生論:地方は国家の希望なり』石破茂著、新潮新書712、2017

          感想全体地方の話で参考になることもあるんだけど、それで国政の政治家としてあなたは何をするんですか? とかいう話がなくなる。ただの地方物知りおじさん。 あと、なんか微妙に横文字が多い…考えたら、この人、ICBMとか大好きな人やった(笑)所信表明演説の「wise spending」も意外と本人発だったのか? はじめに――革命は地方から起きる日本はすでに有事/子孫に負債を残すな/ 人口減少楽観論の間違い 少なくとも経済学者は食料自給率をあげようなんて考えてない。視野が狭い

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          『日本列島創生論:地方は国家の希望なり』石破茂著、新潮新書712、2017

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          『自民党長期政権の政治経済学:利益誘導政治の自己矛盾』斉藤淳著、勁草書房、2010

          第1章 自民党長期政権の謎:政治不信にもかかわらず政権が続いたのはなぜか 第2章 自民党型集票組織と投票行動III. 自民党型集票マシーンと利益誘導ゲーム 政党とは政権を奪取するための組織的な営みであるという、シャットスナイダーの見方を取るなら(Schattschneider 1942: 35)、政党は自らの政治的生き残 第3章 人口動態と選挙戦略:長期的趨勢への政治的対応 第4章 支持率の変動と選挙循環 第5章 集票のための補助金 第6章 利益誘導と自民党弱体化

          『自民党長期政権の政治経済学:利益誘導政治の自己矛盾』斉藤淳著、勁草書房、2010

          『自民党政治の終わり』野中尚人著、ちくま新書741、2008

          第1章 自民党システムへの反逆者、小沢一郎:小沢一郎と自民党システム(政治改革への執念と内部抗争 小沢の成功と失敗) 第2章 救世主にして破壊者、小泉純一郎:小泉純一郎と自民党システム(反経世会の政治手法 郵政民営化 小泉は自民党を壊したか?) 第3章 自民党システムとは何か?3-1. 「自然な与党」であり得た理由 +巨大で柔軟な党本部機構 まず、組織的特徴である。自民党の最大の特徴の一つは、巨大な党本部機構である。保守政党として見れば、恐らく先進民主主義国の中で最も

          『自民党政治の終わり』野中尚人著、ちくま新書741、2008

          『政党』岡沢憲芙著、現代政治学叢書13、東京大学出版会、1988

          序章 政党の生息空間と政党政治の分析視点福沢もとまどった 政党は日本の政治風土に根付くのであろうか。市民から見た政党風景は芳しくない。ウサン臭さとダーティ・イメージがどうしても付纏う。腐敗政治の代名詞であったり、派閥単位のボス政治をソフトに覆い隠す包装紙であったりする。そして、わかりにくい。 博識の文明論者・福沢諭吉のとまどいは、今も新鮮である。ウサン臭さが付いた分だけとまどいも大きくなっている。 福沢が遣欧使節に参加して「何のことかサッパリわからん」を連発したのが、一

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          『政党』岡沢憲芙著、現代政治学叢書13、東京大学出版会、1988

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          『政権交代期の「選挙区政治」 : 年報政治学』2011

          特集 政権交代期の「選挙区政治」(選挙運動支出の有効性 利益団体内の動態と政権交代:農業票の融解 知事選挙における敗北と県連体制の刷新:2009年茨城県知事選挙と自民党県連 個人中心の再選戦略とその有効性:選挙区活動は得票に結び付くのか?/濱本真輔*・根元邦朗***北九州市立大学政治過程論現代日本政治論 **ブリティッシュコロンビア大学政治学 はじめに 選挙区活動は次回選挙の得票に結び付くのだろうか。議員の間では、個人中心の集票が重視されているようである。例えば、森

          『政権交代期の「選挙区政治」 : 年報政治学』2011

          『政策至上主義』石破茂著、新潮新書、2018

          感想6 不利益の分配を脱し自由な選択で幸せを実現する 賃金が上がらない理由 大嘘です。日本政府や政府系機関の人口予測に問題があることを長年指摘してきたのは経済学者です。日本よりも早い段階で少子化が進んだ先進国の事例があり、その際に賦課方式の社会保険制度を取っている国は苦しくなることを以前から指摘していたのも経済学者です。モノを知らないにもほどがある。 はじめに日本は明治維新以降、約五十年ごとに国を作り変え、しかもそれに成功してきた国家です。作家の楡周平さんはこれを「グレ

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          『政策至上主義』石破茂著、新潮新書、2018

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          『二大政党制批判論:もうひとつのデモクラシーへ』吉田徹著、光文社、2009

          感想

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          『二大政党制批判論:もうひとつのデモクラシーへ』吉田徹著、光文社、2009

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