【足元探索】-131-フランス式ロックダウンの「足元」に「見えない鍵」
1. 「復活祭の休暇」開始で、移動禁止令にもかかわらず南下しようという「ロックダウン破り」の取り締まりがニュース番組をにぎわしている金曜日。
ガラガラの高速道路が使えるなんて、135ユーロ(?)の罰金なんて、高速道路割増料金の気分かな? 何か所かでコントロールに引っかかったら、「掛けるX」になるのかな?
内務大臣がじきじきに、テレビ用特別会見で、「週末のコントロールは更に強化」と警告!
2. 列車は通常以下ながら走っているから、パリの始発駅各駅でも警察のコントロール。
外国にいるフランス人の帰国も、一応ニュースにはなってるけれど、何が起きてるのかはよく分からない。移動の理由、移動地によるのだろうから。
「移動してみて、もしテストされたとして、14日間の監禁」という図で決行なのかな?
3. さて、「ロックダウン」というのは、城塞都市の時代に、城塞の通行門に鍵が降ろされるという意味だそうだ。森野バクさんの記事で意味がハッキリ!
パリ市のゲートは、歴史遺物として今もそびえているか、地名として残っているかで、現在の通過コントロール地点ではないと想像。
パリやロンドンの City gatesとか、箱根の関所とかを「足元」に、現在では空港や駅や高速道路料金所が「見えない鍵」として、こういう事態には活用されるのでしょう。
パリ郊外で在宅ワークだった人なんか、コントロールを経ずにセカンドハウスとか両親の家に動けると思わないでいられるか?
「移動してみて、もしテストされたとして、14日間の監禁」なら、バカンス先の方がいいも~ん、という図で決行なのかな?
4. 「見えない敵」と戦う「見えない鍵」。 復活祭休暇を前に、どちらが勝つか?フランス式ロックダウン~
なにしろ、中国や日本とは違うという自意識が「足元」に。
が、同胞も「見えない敵」となってきたところで、死者6500人だそうだ。