小説『イニシャル・オーダー』の発表にはもう少し時間がかかります。お待ちの方、たいへん申し訳ありません。短編小説のつもりで書いたのが、設定やキャラを盛りすぎたため、データの問題から、話の練り直しを余儀なくされています。5話の短編に収まるよう努力します。
【ヴァルキーザ夜話】(その9) ヴァルキーザ第1部の主人公・グラファーンの名は、ヴァスナ語(古フォロス語)の『グル・アウフ・アン』から生じました。グルは「主」、アウフは「始まり」、アンは「愛」の意味です。よってグラファーンは「はじめの主たる愛」を表し、宇宙母神アプスを指します。
【ヴァルキーザ夜話】(その8) 3部作ヴァルキーザの各部の主人公とラスボスは以下の通りです。 第1部 グラファーン=イクシフォン エル・サンドラ 第2部 フェリル=クリネルス エル・ガナック 第3部 エルター=ローヴェンガルド エル・ヴァダル
神宮外苑の木の保存を訴える新作小説を出す旨発表しましたが、原宿ワンダートリップの続編としての発表に対し反対の声が上りました。その理由(外苑の公共性等)から再考した結果、ファンタジーであるヴァルキーザの方からエピソードとして出す事にしました。真にすみません。次記事はその仮原稿です。
【ヴァルキーザ夜話】(その7) 一部の精霊の通称(漢字名)は次の通りです。 フォロス →森棲人 スーク →平原人 ミリヴォグ→石窟人 コーク →高原人 エスタス →天空人 ワグル →沼棲人 オルガ →地底人 ドラク →岩地人 トル →穴居人 リル →泉地人
【ヴァルキーザ夜話】(その6) ヴァルキーザの宇宙人たちの名称には、はじめ「スターシード」として知られる宇宙人の通称を充てる予定でした。しかし後に当該名称がスピリチュアル系世界で市民権を得て、その概念が拡充された為、それらとの混同を避ける為に「宇宙精霊フォノン」へ改めました。
【ヴァルキーザ夜話】(その5) 小説『ヴァルキーザ』にOP主題歌『旅立ちの歌』を作曲してありますが(MIDIで聴けます)、未発表のED主題歌もあります。これは組曲『ヴァルキーザ』第16章『アルフェデ』に使う予定だったものを転用したもので、第16章にはその代わりの曲を充てました。
【ヴァルキーザ夜話】(その4) 主人公たちユニオン・ シップ団のモデルは労働組合です。私が以前お世話になった訪看さんが「うちの労組は御用組合で…」と自嘲気味に仰ったのにヒントを得ました。またユニオン・シップ団歌のメロディはソ連国歌、歌詞は労働歌インターナショナルに由来します。
【ヴァルキーザ夜話】(その2) 小説『ヴァルキーザ』第2章の「黄金の森」マイオープは、私がかつて住んでいた東京の実家の近くにある神宮外苑の高いイチョウ並木と、母の故郷である杜の都仙台の某所にそびえ立つ松の高木の森とをモデルに、それらをかけ合わせたイメージから出来たものです。
【ヴァルキーザ夜話】(その3) 『ヴァルキーザ』は33章からなる小説ですが、その各章にはそれぞれに対応するテーマ曲を作曲してあります。全部で33曲の組曲です。各曲のタイトルは、対応する(小説の)章題と同じです。たとえば第9章のテーマ曲の曲名は、小説と同じ『宝冠探索の勅令』です。
【ヴァルキーザ夜話】(その1) 小説『ヴァルキーザ』は、様々なTRPGやTVゲームのRPG、ゲームブックの影響を受けて作られました。 なので、話中の随所にそれらの作品へのオマージュが散りばめられています。 元ネタが分かった人は、相当のRPGマニアですよ!