感性とセンスの違い。感性は教養・体験から心に深く感じることで育つ軸。センスはそれを自分の価値観や世界観で表現するアウトプット。センスがないと感じるとしたら①教養と体験が足りない②自分の好き・価値観・世界観を理解してない③アウトプットの多様性を知らないのかも。感性とセンス両方大事。
こどもの「内側」を育てよう。文章や見た目とか「外側」は真似できてしまうけど、でも絶対に真似できないし偽れないものが「内側」=価値観。感性と知性で形成される唯一無二の「内側」を育てるために、たくさんの体験と教養を。心が動いた原体験が感性を、好奇心を伴った教養が知性を磨く。
感情を言葉にするのが苦手なこどもの場合、まずは「好きか嫌いか」を聴いてみることから始めよう。何を好き・嫌いと感じるのか?丁寧に確認する。次のステップで「なぜ好き・嫌いか?」理由を感じて言語化してみる。自分の好き・嫌いを知ることが感性を育てるファーストステップ。ゆっくり『丁寧に』
木は上に伸びる前に下に伸びる。こどもが未来へ大きく伸びやかに育つためには、大地に根を張ること=『教養』と『体験』が大事。成功も失敗も、面白い・楽しい・美しい・怖い・辛いとか、好き・嫌いとか感情が動く体験、面白い!もっと知りたい!なぜだろう?という好奇心を掻き立てられる教養を。
たくさんのこども達と関わってきて解かった『こどもの好奇心が高まる瞬間』は、 ①初めて見た・聴いたとき(初体験) ②これ知ってる!見たことある!聴いたことある!(既知体験) この瞬間を見逃さずフックにして探究心と学ぶ楽しさ、感性を高めるアプローチをすると◎未来の原体験のタネになる
こどもにとってママの「大丈夫!」は最強! 「うまくいくから大丈夫」じゃなくて「失敗しても大丈夫」「どんな結果でも大丈夫」そのままのあなたで大丈夫・どんなあなたでも大丈夫という想いを伝えてあげてほしい。 ママからもらう絶大な安心感が何より強いエネルギーになるから。
正解のない世界を楽しもう!クリエイティブキッズコーチングArt LaBの最初のステップです。正解がない「絵画」を見て正解探しや間違いの不安を取り除き、思うまま感じるままに言葉にしてみる。視点や角度を変えて見てみる。違う意見を聴く・理解する。ひとつの正解より多様性を大事にする学び。
こどもとの対話から「好き」や興味・好奇心を引き出し、主体的に「やってみたい」と思うことに対して、感じる・考える・調べる・表現するのが本来的な学び。こどもは「勉強」を意識せず楽しんでいるうちに結果的にそれが本来的学びとなり、ピュアなままに学ぶ楽しさを知り、自分だけの答えを創り出す。
人はストーリーに惹かれ心が動く。「西洋美術は見るものではなく詠むもの」「文章を読むように数式の中のストーリーを読み解く」と言われた方々がいる。ストーリーを詠むから、心が掻き立てられ興味を持つ。心が動けば忘れない。教育に大切なのはストーリーで学び、読み解く力をつけることだと思う。
西洋美術は絵を見るだけでなく、描いた人や描かれた時代背景や理由を知ることで今までなかった視点や視座で絵を詠むことの楽しさを知った。先日の親子講座に参加してくれたママのご感想。絵を通してその画家の視座を借りて感じる・考える。そこから自分の答えや想いを創り出す。そんな講座です。
こどもは自信と主体性次第。 ①教養②体験③探求の3つを広く深くひろげることで根っことなり揺るがない自分自身への自信になる。自信が自由に豊かに感性を高め、強く心が動いた根っこが原体験となってクリエイティブの木が芽吹く。根っこ大事。自信と主体性があれば何でもできる。何にでもなれる。
『みんなの考えに間違いはないよ。全部正解だよ』ワークショップの始まりに必ず伝えるグランドルールのひとつ。だから何でもいっぱい言ってねというこども達への約束と、私も全部受け止めて◎にするという自分自身への約束。全部正解な安心感の中でこども達は自由に積極的に楽しみながら話してくれる。
ママもこどもも『正解探し』をやめよう。 ひとつの正解を求めて自分の意見が言えなかったり、考えすぎてしまったり、誰かの正解と違う自分を責めたりしていませんか?正解はひとつじゃない、あなたは間違いじゃない。間違い探しも正解探しもしなくていい。臆せず遠慮せず自分だけの答えを表現しよう。
こどもは未来へと大きく高く伸びるクリエイティブの木。たくさんの経験や教養、探究が広く深く根を張って自信となり木を支えるから、枝葉=感性や思考を自由に広げられる。そして自由にそれぞれの花や実をつけて表現する。まずは経験と教養と探究で心の豊かさと自信を育むことが大事。根を広く深く。
こどもがやり抜く経験・達成感を積み重ねて自信を高めるためには主語が『自分』であること。誰かにやらされたことより、『自分』がやりたいこと『自分』で始めたことの方が、断然やり抜く力を伸ばせるしホンモノの達成感と自信を得られる。こどもの主体的・内発的な経験こそ、クリエイティブのタネ。
こどもの「なぜ?」を育てることって大事。そこでお薦めなのが『質問ゲーム』ひとつのテーマに対していっぱい質問する、それだけ。ここでは答えを求めず、10個質問してみようとか、面白い質問をしてみようなどゲーム感覚で楽しみながら。質問力を育て興味のアンテナを広げると探究心が育っていく。
こどもが西洋美術史を学ぶことを、英語の授業があるように当たり前にしたい。西洋美術史とそこから広がる時代背景を学ぶことはグローバルスタンダードの教養です。英語の習得は日常的に英語を使う環境に身を置くことですが、西洋美術も小さい頃から日常的に見る・感じる・知る環境があるといいと思う。