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#ポエム
音にはしないけれど、届いて欲しいこと
失うことを恐れながら、失いたくないと震えながら
何かを、誰かを所有しているよりも、
いっそ固執せずに、自分のもとから手放して、
カゴには、鍵をかけないで、
失った痛みとともに、過去を慈しんで、懐かしんで、
思い出を呼び戻して、思い出と歩いていきたいような夜。
独りの自分を抱きしめて
遠くのあなたを思い遣りながら生きることの方が、
もしかしたら、もしかしたら
ずっと、ずっと
愛なのかもしれないと思
Photograph in my life
写真を撮る。
写真を撮られる。
写真を撮ってもらう。
写真を撮ってあげる。
写真に映る。
照れるあなたの袖を引く。
写真に映す。
あなたとの時間を。
シャッターを切る音が鳴るたびに、
その瞬間は明瞭な過去になっていく。
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カメラを向けられたときに何を思うか。
早く撮ってくれと思うのか。
何でこのタイミングでと不平を言うか。
もしくは思考停止した頭で、
できないフリをするのが巧くなる大人たちへ
こんにちは、おひさしぶりです。
ずいぶんと長いこと、noteを書くことから離れてしまったことに理由づけをするとしたら、あれこれといくつも浮かんできます。
課題は多すぎたし、アルバイトもあったし。それに、あれもあったし、これもあったし。大変でした、ほんとに。(冗談はこのくらいにします。)
さて、そうやって、できない言い訳を重ねる「自分」が、いつから私の一部となってしまったのだろうか、今そんなこと
One scene of my youth 恋とか愛とかまだ分からないけど
思えば、彼はよく気がつく人だった。
また、彼は大雑把に見えて、実は真に細やかな人でもあった。
そして、そばにいる人に安心感を与え、欲しいときに欲しい言葉をくれる人でもあった。
そのくせ、私のためにならない優しさは、決して与えなかった。
溶けるほどの愛情を注ぎながらも時には、苦しい表情で突き放す。
時折見せるそんな大人びた表情が嫌いで、そして何よりも尊く感じた。
馴れ合いに走らない彼の心