#江戸時代
べらぼうに夢を追った蔦屋重三郎、そのゆかりの地を歩く ─吉原周辺─
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の舞台である吉原を訪ね、蔦屋重三郎ゆかりのスポットをめぐりました。
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江戸新吉原耕書堂はじめに訪れたのは、蔦屋重三郎が開いた耕書堂を模した観光拠点施設「江戸新吉原耕書堂」。1月18日に開業したばかりのこの施設は、東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅から南東に向かって13分ほど歩いたところにあります。蔦屋重三郎の版元印を染め抜いた藍色の暖簾が目印です。
第1回 江戸っ子に人気の花の名は・・
江戸のまちでは、子どもから大人まで、武士から町人まで、さまざまな人が草花を育て愛でる趣味を持っていました。時には特定の花が人気を集め、大ブームに発展することも。そんな江戸園芸文化の一端をイラストと手書き解説でご紹介します。
江戸時代を通して流行した花には、椿・菊・牡丹などがありました。
朝顔のブームは2回訪れており、いずれも江戸時代後期、庶民の生活も安定して文化が成熟した頃のことです。幕末には、