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はがの森
2023年5月22日 17:21
平然と、野に咲く薔薇のように、空高く伸び進み柔らかな花びらの下に、鋭い槍を忍ばせていく。圧勝したい。誰かに、自分に、負けたくない。占い師に「あんたの性格は男だ」と言われた。野心、野望、成長、支配、権力を好むらしい。個人の性格を男とか、女とかで括るのは、非常にナンセンスだけれど、その理由は、性別なんかでは無く薔薇の槍を持っているから。これは今月の標語。生活に慣れることだけ
2023年5月20日 15:07
ほくほく芋とハムとレタスの特製ポテトサラダ。この温かさは、きっと芋のせいではなく。人生で初めて恋人と一緒に料理をした。私の拙い料理スキルの中で、唯一胸を張れる得意料理のジンギスカン。その隣で、手際よくジャガイモの皮を剥く恋人。適当に切ったザクザクの玉ねぎやモヤシと、冷凍羊肉を豪快に炒める大雑把な私とは裏腹に、ジャガイモの皮を1ミリも残さず丁寧に剥く横顔。あぁ、もっとお淑
2023年5月8日 22:12
いつからだろう。素直に幸せを喜べなくなってしまったのは。私には勿体無い程に穏やかで、賢くて、面白くていつも肯定してくれて。“こんな私も悪く無いな”なんて、ほんのり自分のことまで好きになれる。切符派な所も、スタバの注文が苦手な所も、私が電車に乗るまでじっと見守ってくれる所も、いきなり「夢みたい」とか真顔で呟く所も。本当に私なんかでいいの?って心配になる位に、過去と比較するのも
2023年5月7日 01:39
ねぇ、どうしてそんな素敵な言葉が出てくるの。一旦、脳味噌を覗かせてもらって良いかな?noteに恋人との日々を綴っても良いか尋ねた夜。インスタはもちろん、SNSを使わない君にとって「赤の他人にプライベートを覗かれること」「知らないところで勝手に紡がれる独自の物語」本当は、すっごく嫌なことなのかなって。嫌だと言われたら、キッパリ諦めよう。noteなんかで喧嘩するのは馬鹿馬鹿しいか
2023年5月5日 22:52
「シチューみたいに温かい所が好きだよ」なに、その可愛らしい形容詞の使い方。私も木漏れ日みたいな君の言葉選びが大好き。「アレブリヘのガチャガチャあるかな〜」私がゴリ押しした民族学博物館を心から楽しみ、いろんな国の楽器や雑貨のお土産を、大切そうにニコニコ抱えている所、本当に可愛いなって。「そんな可愛い目で見られたらドキドキするよ」最大のコンプレックスだったこの小さな一重を、可愛い