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明生人嘉 〜 Myojo Jinka 〜

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月刊ブルート通信の巻頭コラムです。
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#ブルート通信

三才の金魚が 水から飛び出して 死んでいた

三才の金魚が 水から飛び出して 死んでいた

朝起きると、三才の金魚が水から飛び出して死んでいた。

仮にもし、自由を求めて外に飛び出したとして、金魚は納得できたのだろうか。水の中ならエサももらえ、そこそこ快適な環境だったはず。

「もっと良いところへ」と飛び出した結果、「こんなはずじゃなかった」と死んでしまった。

蟻が、金魚を食べ始めていた。

小学生の金魚博士

私は小学生の頃から金魚が好きで、飼育だけでなく、産卵にも手を出していた。

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父さん、ありがとう

父さん、ありがとう

こんにちは。私佐藤嘉洋は名古屋市西区生まれです。小学校に上がるまでは北区との狭間の「西ハサバ」という元城下町の地域に住んでおりました。

父・憲治はそのメインストリートに喫茶アミーを構え、51年営業し続けました。2022年末にアミーは閉店し、父はのんびりと隠居生活を送ることになりました。

連れて行きたかった焼肉も一緒に食べました。父は油付きホルモンが一番美味いと言っていました。

野蛮な父に発狂

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具鷲茶記 2 初釜と茶事

具鷲茶記 2 初釜と茶事

こんにちは。昔、松坂屋名古屋店の一階にあった苺タルトとコーヒーでティータイムを楽しんでいた佐藤嘉洋です。愛知県名古屋市在住、庄内で整体院、新瑞橋と池下でキックボクシングジムを営んでおります。

起きて半畳寝て一畳

最近東京へ行くとき、コロナ禍で気軽に泊まれたホテルが、今では名古屋から新幹線を往復した方がいいんじゃないかという値段で驚天動地、阿鼻叫喚(あびきょうかん)であります。東京はもはや海外感

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母校で講演

母校で講演

母校で講演

私は名城大学附属高等学校の卒業生です。勉強面ではムラがあり、やるときはやりまくるのですが、やらないときは全然やりませんでした。

学年で上位まで行ったこともあれば、四隅に座ったこともあります。当時は四天王の席と言って、下から四番が座りました。一目でわかります。しばらく恥を晒すわけです。しかしながら、社会に出る前にこういう経験もできてよかったです。反骨心も養われます。

合コンで

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テクニカルメモリー

テクニカルメモリー

テクニカルメモリー

私は毎日辞書を読み、書き、呟く、辞書の旅という趣味を持っています。これをやっていると、毎日過去最高の自分になれます。そりゃあ毎日、今まで知らなかった言葉を知ることができるのだから当然ですよね。

一応、一言一句逃さずに読んでいます。言葉の多くは表面的には忘れます。だから一見、意味が無いと思うかもしれません。しかし、それで構いません。やっていない人とやった人とでは、0と1の違い

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我が家と具鷲庵

我が家と具鷲庵

我が家は中古の家をリフォームして買いました。築50年近いので雨漏りしましたが、直しました。ただ、雨漏りは困りましたが、死ぬほどではありません。

山奥なので庭は広いです。購入直後の庭は除草剤で荒れていましたが、1年後には雑草も生い茂るように。代わりに前の家主の置き土産のシャクヤクも咲くようになりました。庭の手入れは大変ですが、花はきれいです。

キックボクサー現役時代、日々の肉体酷使で疲労困憊。全

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特集 愛について 前口上

特集 愛について 前口上

今号から初の企画に挑みます。

先日、辞書併読を読破した翌日から、広辞苑を旅している、とお伝えしました。

毎日3Pずつ読み、書き、呟き、序文を終えて本文の「あ」に入り、今日は「庵」を書いたので、もうすぐ「い」に入ります。

障害も長所に成り得る

障害も長所に成り得る

障害も長所に成り得る / 明生人嘉 115話 〜 MyojoJinka 〜
武田双雲さんと初対面

有り難いことに、書道家の武田双雲さんとお話する機会に恵まれました。楽しい雑談の中で、ご自身は発達障害であるADHDなのだそう。そして彼曰く、私はアスペルガー症候群らしいです。

周りと比べて変だということは、中学生の頃には自覚していました。しかし思い悩むことはありませんでした。むしろ嬉しかったくらい

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具鷲個展 1

具鷲個展 1

具鷲個展 1

2023年6月26日(月)〜 30日(金)に書と写真の『株式会社エントリーpresents 具鷲個展1 』を開催します。

中国菜館桃の花の雰囲気のいい個室を貸し切って、厳選した書を11点、写真を数点展示する予定です。見るだけでも構いませんし、おいしい中華も食べられます。気軽にお越しください。

私は元プロのキックボクサーでした。世界の頂上にある美しい景色も見ました。スポーツも突き

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自分との約束を守る

自分との約束を守る

辞書の旅10周年

ついに10年間、ほぼ毎日辞書を読んでしまいました。というのも私は、三浦しをんさんの辞書を一から作っていく小説『舟を編む』に感動し、2013年5月から辞書を毎日読むことに決めたからです。なぜか決めました。これが『辞書の旅』の始まりです。

私は、基本的には約束を守りたい人です。良いことも悪いことも含めて、約束したことは守ろうと思って生きています。プロのリングでは80戦やりましたが

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後ろ向きの幸福論

後ろ向きの幸福論

水道の水が貴重だった時代を想う

私は辞書を読み、誰でも幸せになれる方法を見つけてしまいました。大発見です。

現在私は、故事ことわざ辞典と四字熟語辞典を併読しています。その中で、「水道の水で産湯(うぶゆ)を使う」という諺(ことわざ)を昨年読みました。

意味としては「江戸っ子が自分の生まれを自慢していう言葉。莫大な金と手間をかけて造った自慢の水道の水で産湯を使ったということから。水道=神田上水と

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日本人総呪いの厄年

日本人総呪いの厄年

私は日本における厄年を、「日本人総呪い」と呼んでいます。前向きな人も、意外に厄年を気にしています。しかしながら、こんな馬鹿馬鹿しいことはありません。良いことならまだしも、悪いことを皆で念じてどうするというのでしょうか。

寿命も、昔と今とでは雲泥の差です。昔の42歳とは訳が違います。この恵まれた時代において、災いの多くは身から出た錆(さび)だと思います。

人生は、良いことと悪いことが起こります。

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不条理な世の中

不条理な世の中

いやあ、タイでは見事にやられました。
いろいろな意味でね。

私自身も楽しみにしていたブアカーオとのエキシビジョンマッチは、軽い左フックにカウンターを合わされてダウンし、レフェリーストップ。

しかしながら、収穫もあった2分でした。
引退してから、より考えてキックボクシングに取り組んだ結果、ミドルキックやボディバランスに関しては、現役時代よりも良くなったと感じました。

今回の件も良い勉強になった

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