似非エッセイ#16『理不尽様へ』
我ながら日陰の人生を歩んできたと自負がある。のっけからこんなことを語るのもどうかと思うが事実だ。
これもまた、胸を張って言うことではないけど、人間それぞれ持つ『運』を数値化したら、自分の数値は平均を遥かに下回るだろう。自信がある。
もちろん自分の努力や頑張りが足りないのもあると思う。でもそれでもやっぱり、努力や頑張りでどうにも出来ない部分、つまり『運』には恵まれているとは例え口を裂けられても(?)口にしたくはない。
具体的にどう運が悪いかとかはあえて書かない。誰も読みたくない