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発達障害の世界【当事者目線でおくる】

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記事一覧

私がもしフジ幹部だったらどんな会見にするか【窮地を打破する方法】

私がもしフジ幹部だったらどんな会見にするか【窮地を打破する方法】

生まれながらに重度の発達障害という

必然的に人から責められまくる運命を背負ってしまった私。

不器用でうまく人あしらいが苦手な私は、

いつも窮地に陥った時の戦略を考えてきた。

発達障害は論理的思考力が強いという事も、こういう経験を幼い頃から積みすぎている事も理由の一つだと感じている。

私は、社会の一員として、当時与えられた環境下での責任能力が持てない身体でも、その事を

理解されずに誰にも

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世間から認められていない障碍者として生活して

世間から認められていない障碍者として生活して

世間から認められていない障碍者として生活してきて、一言で言うと障碍者の生活はみじめな事が多かった。

自分は経済的には恵まれていたので、お金や家族が気を紛らわせてくれたが、障害者の人生は本当に何のイベントもないのだなぁと感じた。

その体験とこれからの希望を書いていきたいと思う。

障碍を持つ方は同じように思うことがきっと多かったと思う。

障碍者、その周りの方にも共有して、そのような社会生活の実

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心の安定を取り戻した今もなお心配な事、今後、発達障害の私生活、社会参加に必要な事

発達障害として生まれて、原因不明の不調や社会圧の中、30年生き延びてきた。

ある程度の経済力のある家庭に生まれた事や、少しずつ理解し始めてくれた両親のお陰で、生活を回せている。

医学の進歩で、発達障害の不調が世間に明るみになりつつあり、今までにない理解のもと社会参加もさせてもらえている。

今では平和に暮らして悩みもない私だが一つだけ気がかりな事がある。
それは、親亡き後の自分の生活に関してだ

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発達障害【友人関係について】 遊ぶ事にも喜びなどほとんど感じないけれど、孤独は感じる

発達障害【友人関係について】 遊ぶ事にも喜びなどほとんど感じないけれど、孤独は感じる

私はASD(アスペルガー)とADHDを併発している発達障害だ。

(どのようにして正確に診断されたのかはこの記事https://note.com/gannbaru/n/n9cbb0ce955fcを読んでいただければ正真正銘だという事がわかる。)

発達障害で対人関係に問題を抱えてている人は苦労やストレスが多くなりがちだ。

なぜなら人間の悩みのほとんどは人間関係だと言われているからだ。

では発達

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発達障害と仕事に関して

発達障害と仕事に関して

発達障害と仕事に関して私の職歴を書いたことがなかったので書いていこうと思う。

私には普通に生活するには無理があるほどの重い症状があるわけだが、履歴書だけは、まともそうに見える。

私の脳のMRIで解析した医師にも
「なぜこんな状態で普通の社会的レールを外れずに生きてこれたのか」
と聞かれる事がある。

それは、私の経歴や学歴だけを見たら、この症状を背負っていたら到底無理な事ばかりだからだ。

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発達障害の我が子にどう接していいかわからない

発達障害の我が子にどう接していいかわからない

「発達障害の我が子にどう接していいかわからない」

子供が発達障害の場合、他の子と明らかに違う様子を目の当たりにし、思い描いていた子育てができず、絶望感ばかり感じてしまう親御さんもいる。

私は、発達障害当事者で世の中に知られていない発達障害の事を沢山調査してきた。
市販の本や、医師の言葉に納得する事が少なく、持論を展開してきたところ、同じく発達障害当事者の方から沢山の共感を得た。

私は、独自の

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【普通の人のフリがうますぎて深刻な発達障害の診断がおりないという悲劇】

【普通の人のフリがうますぎて深刻な発達障害の診断がおりないという悲劇】

私は発達障害があっても軽いとずっと言われ続けてきた。

しかしこれは誤診だった。

医学が進み、脳波の異常値が発見され、MRIをとればかなり強い発達障害がある事を色々な医師から指摘されることになる。

もちろんそれだけでなく、問診や他の検査からも、発達障害の人に見られるいくつもの脳の機能障害が確認された。

実際にその特性は今までの人生に大いに支障をきたしてきた。

二次障害として、鬱や神経症、心

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上手くいかない上司と部下の関係構造

上手くいかない上司と部下の関係構造

近年コンプライアンスが厳しくなる中で、パワハラ発言はもちろんNGで、高い指導能力も求められるようになってきている。

部下を育てるのがうまい人、下手な人がいるだろう。

管理職になって、プレイヤーとして自分だけができていれば良い状況ではなくなって、戸惑っている人もいる事だと思う。

もちろん部下が上司に本音を言えることはなく、部下がどんな上司なら仕事の効率が上がるのかわからない方も多い。

今回こ

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「集中できない」「好きな事でもやるのも面倒くさい」をなくす方法

やらないといけない事に集中できない時や、自分が好きな事だったのに、気が乗らない時ってあると思う。

そんな時の心理的解決法を編み出したので紹介したいと思う。

ADHDの私は、この方法なしでは絶対に、ここまで沢山のnoteを書き続けられていない。

「絶対に」だ。

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発達特性を利用して才能を伸ばそう!

発達特性を利用して才能を伸ばそう!

私には強いADHDと、ASD(アスペルガー)がある。

この性質は生きる上でとても大変だとつくづく思う。

でもいい部分があるのも事実だ。

大変な人生になりがちな

発達特性を利用して、伸ばしてきた才能を紹介したいと思う。

また、不幸な事態の予防や、特性を利用する方法も書いていきたい。

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幸福感低めの私が実践してきた究極の不幸回避術

幸福感低めの私が実践してきた究極の不幸回避術

今回紹介するのは

幸福感少なめな人が不幸にならないようにする為の裏技である。

世の中には生まれつき幸福感の高い人と幸福ホルモンの分泌が低くて幸福感を感じにくい人がいる。

私はアドレナリン分泌が人より少ない所謂「不幸に極めて陥りやすい人」である。

暗い人が考える思考がよくわかるし、嫉妬や人の不幸を喜んでしまう気もちも理解できる。

どちらかと言えば人の良い所よりも悪い所を見てしまいがち。

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発達は物分かりが悪いのではなく、「なんで従うのかわからないから従えない」のである。

発達は物分かりが悪いのではなく、「なんで従うのかわからないから従えない」のである。

発達障害の人は学習に支障をきたすこだわりがある事がある。
この思考回路は一般的な人にはなかなか理解できない。

一般的な学習(勉強)は世の中のルールを覚えていくというものだと思う。

勉強ができない発達障害の人の中には、勉強自体が苦手だと思われているけれど、実は
「なんで従うのかわからないから従えない」という人が一定数いる。

この記事は、子供や部下、生徒に発達障害がいて、彼らの考えが解らない方に

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