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【普通の人のフリがうますぎて深刻な発達障害の診断がおりないという悲劇】

私は発達障害があっても軽いとずっと言われ続けてきた。

しかしこれは誤診だった。

医学が進み、脳波の異常値が発見され、MRIをとればかなり強い発達障害がある事を色々な医師から指摘されることになる。

もちろんそれだけでなく、問診や他の検査からも、発達障害の人に見られるいくつもの脳の機能障害が確認された。

実際にその特性は今までの人生に大いに支障をきたしてきた。

二次障害として、鬱や神経症、心配性、潔癖などの習性も発現して、甘えまいと堪えることを強いられ続けた挙句には突然、呼吸困難の発作を起こし過換気症候群になってしまった。


ここに至るまでの人生で何度も発達障害のことを病院にしてきたが、当時は専門医でさえも発達障害の詳細な特性を知らなかった。

因みに私が2015年ごろ受信したのは当時日本で数少ない発達障害の専門外来としてテレビにも紹介されていた烏山病院の関連病院、晴和病院である。

私の本で調べた事や研究結果としてネット上に報告が上がっている発達障害の特性について自分の特性だと医師に説明しても、あまり理解して本気にしてくれる事はなかった。

普通に話し、普通の外見である私が脳に障害があるとは当時の発達障害の専門外来の医者でさえ、疑っていたし、「あるとしてもあなたは見てわからない程度だから軽い」などと平気で言われていたのだ。

「普通そうに見えるから軽い」

これは大きな間違いである。

私たち発達障害は普通に見えなかったら社会に迫害されてしまう。

だから必死に普通さを磨いてきたのだ。

それ故にこんな誤診をされるのはなんて皮肉なんだろう。

そのことに関して当事者の見解を書いていく事とする。

その時代に生きてきた発達障害者にしか見えない世界だと思うので是非知ってもらいたい。

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