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いま、死のうとしてる人へ。

街の灯りが届かない場所で、
空を見上げると、

月のあかりが、こんなに明るかったっけ

って思う時があります。

星たちも、もの凄い数見えて。
空にはこんなにもたくさんの星たちがあるのね、って。

だけど、
月のあかりも星のあかりも
まったく見えない時もあります。
曇りか雨の日。


先日、友人が
「もう、死にたい」ってSNSで呟いてました。

でも会っている時は、
困っている話はしても、
直接、そんな感情をぶつけてくれることはありません。

きっともの凄く悩んで壁にぶち当たって、苦しんでるんだろうなと
想像しかできません。

もちろん僕にだってそんな日があります。
月30日あって、良い日は1日あるかないか。
死にたい、日だってあります。

こうして書いている時は、まだぜんぜん大丈夫で、
何もかもできない、無力だ、生きていても意味がない、
と思うんです。

自分が死んだらどうなるんだろう?
と、想像してみることもあります。

でも、何度想像しても、
何も変わらないことしか想像できません。

もちろん家族や友人は、
悲しむでしょう。きっと。

でも自分がいなくなっても、
そのほかの人は、生きていかなくてはいけないから
変わらない日常しか想像できません。

みんな苦しみながら、生きてんだな。
そう思えてくるのです。

ある歌を思い出します。

生きてることが、辛いなら、
いっそ小さく、死ねばいい。
恋人と親は悲しむが、
三日と経てば、元どおり。
気がつきゃ、みんな歳とって、
同じとこに、行くのだから。
(中略)
なんにもないとこから、
なんにもないとこへと、
なんにもなかったかのように、
巡る命だから。
(中略)
生きてることが、辛いなら、
くたばる、よろこび、とっておけ。
生きてることが、つらいなら。

生きてることが辛いなら~森山直太朗


月のあかりも星のあかりも
まったく見えない時があります。
曇りか雨の日。

ただそれだけ。

あなたを助ける人は必ずいます。
いま、死んではいけない。


世界はなーんにも変わらないけど、あなたにしかできないことが、あります。


つらい思いを、いま、しているのなら、
それはいつか必ず、あなた自身の力になります。


同じくみんなつらい思いをしているのなら、いまあなたの辛さは誰かの助けになります。


そうしていつか誰かに、
「ありがとう」って言われた時、

その時だけ、月の明かりが明るく見えます。


そうして命が巡っている、と。


いつか夜は終わる。かならず。



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