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限定記事パック(2022-2023)

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2022年、2023年に配信した限定記事がすべて読めるお得版。
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記事一覧

「体験」を「経験」にするために #発信をためらっている君へ

早朝5時のテンションで、なにやら名言風の言葉を思いついてしまいました(noteは朝に書く派)…

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ここを見れば美術展の予算規模が一目で分かる(さて、どこでしょう?)

美術を語る際にお金の話をするのは興ざめかもしれませんが、美術館運営にお金がかかるのは事実…

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展覧会レポのすすめ [アウトプット最高!]

美術館めぐりが趣味という人がいます。でも、後から振り返ると「あれ?どんな展覧会だったっけ…

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生活には不要なアートを何故かくも人は愛するのか[まじめな話]

哲学の話ではないです。 人から面白そうな本を紹介していただいたので、早速読んでみました。…

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割引あり

「日本美術史」を講義するためのごく個人的な助走

最近、「日本美術史」についてあらためて考えています。なんでかって、今度ちょっと大学で講義…

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事実、ワークライフバランスではたどりつけない場所がある

賛否両論ある話をします。 私は、働き方には2種類あると思っています。 及第点をとれば良し…

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ヌードの絵画史〜美術の歴史にハダカあり〜

先日、テレビをつけたら『日曜美術館』(の再放送)をやっていて、内容が国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展」の特集でした。 東大の三浦篤教授がゲストの人たちに出品作品の見所を解説していたのですが、そこで出てきたのがルネサンス期のドイツを代表する画家ルーカス・クラーナハ(父)による《パリスの審判》。 それを観た娘(7歳)が一言。 「なんで裸んぼなのー?」 うん、そうだよね。 前に「名画ってなんだろう?」という話をしましたが、この名画と呼ばれるものには、とかく女

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アートは無駄だし、役に立たない、とあえて言ってみる

美術館業界には、「客を呼べる学芸員」が存在します。正確には「来館者数が伸びる展覧会が企画…

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名画ってなんだ?完結編 [思いのほか長文です]

前回の「名画ってなんだ?」の続きです。 どうやら私たちが「名画」と聞いて思い浮かべる絵に…

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美術館学芸員がつかうメモ帳の話[けっきょく沼]

突然ですが、メモは大事です。 私は仕事中、人と話をしながら、または1人で考えながら、グリ…

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うずたかく積まれたレポートを採点する今日この頃[前期がおわった…]

ふぅ、やりきりました。 あ、なんのことかって大学の講義です。 前期の授業がすべて終わり、…

展覧会図録のタイムトラベル〜過去・現在・未来〜

いやー、昨日はですね、電子レンジを使おうとしたら、いきなり謎のエラーコードを表示して固ま…

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インフレの激流のなか、展覧会図録の革命は起きるのか?

突然ですが、紙の価格の高騰がえげつないです。 昨年比で、1.5倍ぐらいになってます。 過去、…

「日本美術史」を因数分解する②

前回は「日本美術史」という学問の枠組みを考えるために、いったん「日本・美術・史」と分解して、まず「日本とは?」というところから話を始めました。 では続いて「美術とは?」です。 ■「美術」とは?「美術っていったら、そりゃアートのことでしょう」と思うかもしれません。 絵画とか、彫刻とか、具体的な作品が頭に浮かぶかもしれません。 それはもちろん間違いではないんですけど、そもそも「美術」という言葉は明治時代以前には存在しませんでした。え?と思いますか。 中国語にも日本語にも「美術

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